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住友林業株式会社

脱炭素設計のスタンダード化に向け「One Click LCA」日本語版発売 ~建てるときのCO2排出量を見える化 建設業界の脱炭素を目指す~

(Digital PR Platform) 2022年08月08日(月)11時00分配信 Digital PR Platform

 住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区)は8月8日、建てるときのCO2排出量等を見える化するソフトウェア「One Click LCA」の日本語版を発売します。「One Click LCA」は昨年11月に当社が日本単独代理店契約を締結したソフトウェアで、建設にかかる原材料調達から加工、輸送、建設、改修、廃棄時のCO2排出量(建てるときのCO2排出量)を精緻に算定できます。「One Click LCA」の普及を通じて、建てるときのCO2排出量削減を目指す脱炭素設計を推進します。




[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1897/61829/250_202_2022080518173862ece032a47ce.png

■背景
 全世界のCO2排出量に占める建設部門の割合は約37%※と言われており、建設業界における脱炭素化の取り組みが求められています。世界の建設部門でのCO2排出量の約70%が暮らすときのCO2排出量(オペレーショナル・カーボン)で、残り30%が建てるときのCO2排出量(エンボディード・カーボン)です。暮らすときのCO2排出量は、ゼロエネルギーハウス・ビルディングの普及により削減が進んでおり、今後は建てるときのCO2排出量の削減が喫緊の課題です。
※出典 global alliance for building and construction(2021)

■「One Click LCA」の特長


建物に使用する資材のデータをもとに、建設にかかる原材料調達から加工、輸送、建設、改修、廃棄時のCO2排出量 等を効率的に算定できます。BIM・エクセルとの連携も可能です。
建てるときのCO2排出量を精緻に算定する事が可能であり、「資材調達」「輸送」「施工」「解体」などの段階における企業のCO2排出量削減取組を算定結果に反映できます。資材の環境認証ラベルであるEPD(Environmental Product Declaration)を使用する事で、サプライチェーン全体でのCO2排出量の見える化が可能です。
算定に利用する資材データを含むライフサイクルアセスメントはISOに準拠しており、LEED、BREEAMなど世界の50種類以上の環境認証に対応しています。



[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1897/61829/700_432_2022080519052662eceb660c4f1.jpg




■今後の目指す姿
 国際的なESG投資においては、環境認証への要請がますます強まることが予想されます。当社は「One Click LCA」の普及を通じて建設業界の脱炭素化を支援していきます。サプライチェーン全体でのCO2排出量の見える化を促進するために、資材メーカー様と、環境認証ラベルEPDの取得・普及に取り組んでいきます。

 住友林業グループは国内外で森林経営から木材建材の調達・製造、木造建築、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業を展開しています。木を伐採・加工、利用、再利用、植林という住友林業の「ウッドサイクル」を回すことで森林のCO2吸収量を増やし、木材の活用で炭素を長く固定し続けます。世界の脱炭素シフトへのパートナーとして当社グループならではの「ウッドソリューション」を提供し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。



本件に関するお問合わせ先
≪リリースに関するお問い合わせ≫
住友林業株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 鎌田 TEL:03-3214-2270

≪「One Click LCA」に関するお問い合わせ≫
住友林業株式会社 木材建材事業本部 国内営業部 TEL:03-3214-3400

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