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プレスリリース
コロナ禍のいまだからこそコロナマップを考察。ものつくり大学 教養教育センター 土居 浩教授の「COVID-19の地図を(ちょっと)描き直す」が収録された『COVID-19 の現状と展望 -- 生活学からの提言』が国際文献社より刊行。
ものつくり大学(埼玉県行田市)の教養教育センター 土居 浩教授は、公式に流通するコロナマップの地図表現を考察した「COVID-19の地図を(ちょっと)描き直す」を『COVID-19 の現状と展望―生活学からの提言』(国際文献社刊)に寄稿した。
本書は日本生活学会が、現在のCOVID-19による社会的危機に対して、学際的な視点から実際の生活や社会の状況、人々の工夫を観察し論考を加えたものです。COVID-19によって、社会のあり方の何が変わり、何が問題として浮上したのか。大会に参加した学会員が、今後繰り返される同様の感染の危機に備えて、現時点で明確化した問題への自分なりの取組み、考えをそれぞれまとめたものです。また、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)理事長の尾身 茂先生の学会研究発表会での基調講演の内容も収録されています。
土居教授は、本書の「III.リスク社会とポリティクス」に、「COVID-19の地図を(ちょっと)描き直す」を寄稿しています。現実空間における県外ナンバー騒動をふりだしに、情報空間ではCOVID-19の地図(コロナマップ)が、都道府県別に色を塗り分けられ表現されている現象を考察。情報空間を緩やかに(再)構築すべく、埼玉県の市町村別コロナマップの描き直しを試みています。
普段、TVニュース番組やネットニュースで何気なく認識しているコロナマップへの関心度を高めるととともに、批評的視点を示唆する内容となっています。
◆土居 浩 ものつくり大学 教養教育センター 教授・博士(学術) 建設学科兼担
総合研究大学院大学 博士課程(国際日本研究専攻)修了。2022年現在、荒川区文化財保護審議会委員、国立歴史民俗博物館 客員教授。
2001年、ものつくり大学開学時から着任。関心領域は、日常意匠論。
<参考>
・ものつくり大学公式サイト
https://www.iot.ac.jp/news_all/20220628_3/
・版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910603070
▼本件に関する問い合わせ先
ものつくり大学 広報地域交流係
TEL:048-564-3906
メール:koho@iot.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/