プレスリリース
東京都市大学が島根県海士町と連携・協力に関する協定を締結 -- インターンシップや高大連携プロジェクトなどで協力
東京都市大学(学長:三木千壽)は7月1日、島根県隠岐郡海士町(町長:大江和彦)と連携・協力に関する協定を締結した。これは、大学の学術的な知見を活かした支援体制や学生の参画を通じて、産業の振興、人材育成、地域づくりなどにおいて協力関係を深め、地域の諸課題に迅速かつ的確に対応し、地域振興活性化に資することを目的とするもの。今後は、地方創生の研究やインターンシップなどの教育交流、隠岐島前高等学校との高大連携プロジェクトなどを展開していく。
島根県隠岐郡海士町は、日本海に浮かぶ人口約2,400人の離島で、かつては財政破綻寸前の自治体であったが、先端的なまちづくりの取り組みで、いまでは地方創生のトップランナーともいうべき先進地域のひとつとなっている。
特に、廃校寸前だった県立隠岐島前高等学校(以下、隠岐島前高校)が、本土から留学生を受け入れる「島留学」を行い人気校となるなど、「地域みらい留学」制度の先駆けとなった。こうした状況から島内には200人以上の移住者がおり、多くの大学生や若者をインターンシップとして受け入れている。
東京都市大学 都市生活学部の坂倉杏介准教授はこれまでに、海士町を複数回訪れ、町役場やまちづくりのキーパーソンと親交があった。2021年度には、隠岐島前高校の経営補佐官である大野佳祐氏が同大大学院 環境情報学研究科に入学、現在、坂倉研究室に所属している。また、同年度に、同大の学生4人が町役場や観光協会などでインターンシップを実施し、移住者と地域住民の相互的な影響関係とまちづくりの推進についての研究を行ってきた。
このような背景もあり、このたび東京都市大学と海士町は連携・協力に関する協定を締結する。今後は、同大の学生向けのインターンシップを計画しているほか、隠岐島前高校との高大連携、同町との共同研究などを行っていく。
主な連携・協力事項
(1)地域活性化及び地域貢献活動の促進に関すること
(2)人材の育成及び人的交流の推進に関すること
(3)地域及び活動の情報発信に関すること
今後の主な取り組み
(1)インターンシップなどの教育交流
(2)地方創生の研究
(3)県立隠岐島前高等学校との高大連携
▼本件に関する問い合わせ先
学長室(広報担当)
住所:東京都世田谷区玉堤1-28-1
メール:toshidai-pr@tcu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/