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古河電気工業株式会社

T-25荷重対応の高強度「グリーントラフ(R)STT25」を開発

(Digital PR Platform) 2022年07月27日(水)10時02分配信 Digital PR Platform

〜工場構内、発電所、駐車場などの車両通行場所にもグリーントラフ(R)が設置可能に〜

● T-25荷重、25トン車両が通行可能な高強度のケーブルトラフ「グリーントラフ(R)STT25」を開発・発売
● 工場構内、発電所、駐車場など公道以外の車両通行場所にもグリーントラフ(R)の設置可能範囲が拡大
● 従来の埋設管路による施工と比べて、大幅な作業負担軽減・掘削量低減・工期短縮化を実現

 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)は、リサイクル樹脂製ケーブルトラフ「グリーントラフ(R)」の新たなラインナップとして、T-25(注1)荷重を想定した25トン車両が通行可能な高強度のケーブルトラフ「グリーントラフ(R)STT25」を開発・発売しました。

■背景
 グリーントラフ(R)は、家庭から排出されるリサイクルプラスチックを主材料とした環境配慮型のケーブルトラフです。耐候性・耐腐食性・耐凍害性などに優れ、施工作業においても軽量のため工期短縮や安全確保に貢献します。
 現在、鉄道の線路脇に敷設される電力・通信・信号ケーブルの防護管をはじめ、高速道路の照明・通信ケーブルの防護管、太陽光・風力発電施設の特別高圧ケーブルの防護管など、幅広い用途に採用されています。
 用途の広がりにより、従来の作業者歩行を想定した耐荷重性を有するグリーントラフ(R)に加え、施設内の車両通行箇所でも使用できるグリーントラフ(R)の開発ニーズが高まっていました。

■内容
 このたび開発したグリーントラフ(R)STT25はリサイクル樹脂製の本体と高強度な金属製の蓋で構成されており、T-25車両荷重およびHS-20(注2)荷重(海外規格)が蓋の上を通行できるようになり、公道以外の工場構内、発電所、駐車場などの車両通行場所に設置可能です。
 また、これまで道路横断部ではハンドホールなどを設置してケーブルトラフと埋設管路を接続していましたが、今後は高強度タイプのグリーントラフ(R)を道路横断に使用することで、ハンドホール不要で通常のグリーントラフ(R)とそのまま接続する地表式となります。道路横断部の掘削量を減らすとともに重機を使用せずに運搬・施工できるようになるため、工期短縮や作業負担軽減につながります。




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グリーントラフ(R)STT25設置イメージ



<グリーントラフ(R)STT25の製品ラインナップ>


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 当社は今後も環境に優しい社会インフラを支える製品の開発を通じて、安全・安心・快適な社会の実現に貢献してまいります。

(注1)T-25:国土交通省が定める技術基準「道路橋示方書」のB活荷重に対応する規格であり、25トン車両の通行を想定したもの。
(注2)HS-20:米国全州道路交通運輸行政官協会(AASHTO)が規定するアメリカ合衆国の道路橋の活荷重のうち、トレーラ20トン車の通行を想定したもの。

『グリーントラフ』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。


■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182


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