プレスリリース
【京都産業大学】「平成と令和の大礼を振り返る」特別シンポジウムを開催し、所功名誉教授と楠本祐一前宮内庁掌典長が登壇
京都産業大学ギャラリーでは、京都宮廷文化研究所および井筒企画の特別協力を得て、第25回企画展「女子宮廷装束の華」を開催した。また、宮廷文化の関連イベントとして「平成と令和の大礼を振り返る」特別シンポジウムを開催し、所功京都産業大学名誉教授と楠本祐一前宮内庁掌典長が登壇。講演後には意見を交わした。
宮廷文化は、皇族や貴族だけでなく、京内外の社寺や武家および多様な庶民と交流し、あらゆる分野で多彩な展開を遂げており、日本文化固有の美意識が色濃く保たれている。京都産業大学ギャラリーでは、京都宮廷文化研究所所蔵資料のうち十二単などの宮廷装束を中心とした企画展を開催した(2022年5月18日〜7月9日)。
6月19日(日)には、天皇の代替わり関連行事が終了したことを受け、「平成と令和の大礼を振り返る」特別シンポジウムを開催。2019年に行われた即位礼や大嘗祭などについて研究者として関わった所功京都産業大学名誉教授による講演「外部から学んだ大礼」と、平成の初めに侍従として、令和初めには掌典長として宮中祭祀を支えた楠本祐一前宮内庁掌典長による講演「内部から支えた大礼」を行い、講演後のトークセッション「平成と令和の大礼を振り返る」で意見を交わした。
平成と令和の大礼(改元・即位礼・大嘗祭を中心とした皇位継承儀礼)は、戦後の新憲法下において、それ以前の伝統を尊重しながら、新しいスタイルを工夫し実現したことに、画期的な意義があるという。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
■関連リンク
・第25回企画展「女子宮廷装束の華」開催(5月18日〜7月9日)
https://www.kyoto-su.ac.jp/events/20220518_869_shozoku.html
・京都産業大学ギャラリー
https://www.kyoto-su.ac.jp/facilities/musubiwaza/gallery/index.html
・一般財団法人 京都宮廷文化研究所
https://kyoto-kyuteibunka.or.jp/
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