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プレスリリース

H.U.グループホールディングス株式会社

Fujirebio EuropeによるADx NeuroSciencesの買収を通じたアルツハイマー病領域およびCDMO戦略の強化について

(Digital PR Platform) 2022年06月23日(木)16時00分配信 Digital PR Platform

 当社の連結子会社である富士レビオ・ホールディングス株式会社(代表取締役社長:石川 剛生、本社:東京都新宿区)傘下のFujirebio Europe NV(CEO:Christiaan De Wilde、所在地:ベルギー ヘント、以下「FRE社」)は、このたび、ADx NeuroSciences NV(CEO:Koen Dewaele、本社:ベルギー ヘント、以下「ADx社」)の全株式を取得する契約を締結しましたのでお知らせします。本買収にかかる株式取得金額は4,000万ユーロであり、本買収は、今後、必要な手続き等を経て、2022年7月に完了する見込みです。

 ADx社は、2011年の設立以来、アルツハイマー病を始めとする神経疾患関連領域に特化し、バイオマーカーの開発を実施してきた世界的に著名なバイオテクノロジー企業です。同社は、当該領域における最先端のバイオマーカーの検出に関する原料および技術等を幅広く有しており、米欧日等、世界中の製薬企業および診断薬企業と提携し、新規項目の開発・実用化に取り組んできました。2020年9月、FRE社は、β-アミロイドを標的とした新規の血液用検査試薬の開発・実用化等に向け、ADx社と提携を開始しています※。

 本買収により、富士レビオグループは、ADx社が有する幅広い原料のポートフォリオおよび神経疾患関連領域における最新の技術等を獲得することで、全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス®」シリーズ用の試薬ラインアップ拡大を加速させることが可能になります。さらに、同グループがグローバル戦略として推進しているCDMO(Contract Development and Manufacturing Organization)戦略において、世界中の診断薬企業に対して提供できる項目ラインアップが一層強化されることとなります。

 富士レビオグループは、今後、自社製品の拡大およびCDMOパートナーシップの強化を通じ、グローバル市場において、アルツハイマー病を始めとする神経疾患関連領域でのバイオマーカーの実用化・普及を一層進めることで、成長を加速させてまいります。

 なお、本買収による、当社の2023年3月期の連結業績予想の変更はございません。


<ADx社の概要>
名称:ADx NeuroSciences NV
所在地:ベルギー ヘント
代表者の役職・氏名:取締役兼CEO Koen Dewaele
設立年:2011年
資本金:5,209,800ユーロ(2021年12月時点)
株式の種類:非上場
従業員数:約20名
当社との関係:当社の連結子会社である富士レビオ・ホールディングス傘下のFRE社とアルツハイマー病に関する新規バイオマーカーの実用化に向けた提携を実施


※2020/9/4付 FRE社のプレスリリース「Fujirebio Europe enters an agreement with ADx NeuroSciences for the commercialization of novel biomarkers」
https://www.fujirebio.com/en/news-events/fujirebio-europe-enters-an-agreement-with-adx-neurosciences-for-the-commercialization


以上


本件に関するお問合わせ先
<メディア関連の方>
 広報/サステナビリティ部 広報課  TEL:03-6279-0884 e-mail:pr@hugp.com
<投資家・アナリストの方>
 IR/SR部 TEL:03-5909-3337 e-mail:ir@hugp.com

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