プレスリリース
『運命のタックル』車いすのラガーマンと、癌と闘うラガーマン 二人の挑戦から障がい者スポーツを通した共生社会を考える
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)経営学科では、年に一度、障がい者スポーツ関係で活躍されている方を講師に招いてお話を聞く授業を実施しています。令和4年(2022年)6月20日(月)、今年3月に出版され話題となっている書籍『運命のタックル』(幻冬舎)の主人公である二人のラグビー選手、中川 将弥氏と田中 伸弥氏を講師にお招きして授業を行います。
【本件のポイント】
●スポーツマネジメントコースのある経営学部の学生を対象に、障がい者スポーツについて学ぶ授業を実施
●『運命のタックル』の主人公である二人のラグビー選手、中川 将弥氏と田中 伸弥氏が講師に
●学生は、この授業を通して障がい者やすべての人々と共に生きる「共生社会」について考える
【本件の内容】
経営学部経営学科では、「特殊講義C 障がい者スポーツの世界」という授業を開講し、毎年1回、障がい者スポーツ関係で活躍されている方を講師にお招きして、自身の体験やスポーツの楽しさについてお話いただいています。
今年は、書籍『運命のタックル』(幻冬舎)の主人公である二人のラグビー選手、中川 将弥氏と田中 伸弥氏を講師にお招きします。一人は関西大学ラグビーAリーグの試合でタックルを受け頸椎を損傷して半身不随に、もう一人のタックルをした選手はその試合の約2週間後に生存率50%の肺癌が発覚しました。懸命な努力を重ね、再びラグビー選手として復帰を目指すお二人に、障がいや病気といった困難に立ち向かう生き方や友情についてお話いただきます。なお、田中 伸弥氏は本学経営学部の卒業生です。
スポーツの楽しみ方は人それぞれで、参加する・みる・支えるなど関わり方も様々です。学生は、すべての人がスポーツを楽しみ、共に生きることができるよう、障がい者スポーツの世界を通して障がいについて学び、共生社会について考えます。
【開催概要】
日 時:令和4年(2022年)6月20日(月)20:05〜21:35
場 所:近畿大学東大阪キャンパス 20号館 20-2教室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
授業名:特殊講義C 障がい者スポーツの世界
(担当:非常勤講師 難波 真理)
対 象:経営学部経営学科 1〜4年生 84人
講 師:中川 将弥氏
(株式会社島津製作所、SHIMADZU Breakers所属)
田中 伸弥氏
(三菱重工相模原ダイナボアーズ所属、平成30年(2018年)近大卒)
【講師プロフィール】
中川 将弥(なかがわ まさや)氏
株式会社島津製作所勤務。
ラグビーチーム「SHIMADZU Breakers」所属、ポジション:フッカー。
平成8年(1996年)2月、奈良県御所市生まれ。京都産業大学経済学部卒。
小学校1年生時にラグビーと出会う。御所中学→御所工業高校(現御所実業高校)→京都産業大学と、すべて主将を務める。2016、2017ラグビー関西学生代表。
過酷なリハビリに挑み、ラグビー選手としてグラウンドに立つことを目指す。
好きな言葉は「負けない」。
田中 伸弥(たなか しんや)氏
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 三菱重工相模原ダイナボアーズ所属、ポジション:フランカー。
平成8年(1996年)2月、大阪市生まれ。
平成30年(2018年)、近畿大学経営学部経営学科卒。
大阪市立田島中学でラグビーを始める。大阪桐蔭高校に進み、3年生の全国選抜大会で優勝して近畿大学へ進学。癌に打ち克ち、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEでDIVISION 1に昇格した三菱重工相模原ダイナボアーズで試合出場を目指す。
好きな言葉は「不撓不屈」。
【関連リンク】
経営学部
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