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SAS Institute Japan株式会社

SASのクラウドファースト・ポートフォリオが、顧客満足、業界ソリューション、戦略パートナーにおいて大幅に進化

(Digital PR Platform) 2022年06月15日(水)11時18分配信 Digital PR Platform

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、強力なクラウド・アナリティクス・プラットフォームとAIを活用したクラウドファーストの業界ソリューションに注力してきました。アナリティクスとAIのリーダー企業によるクラウドファーストのアプローチこそが、お客様のデジタル・トランスフォーメーションを推し進めます。そして、SASのクラウドへのシフトは、成果を見せ始めています。コロナ禍のプレッシャーと不確実性にもかかわらず、2021年、SASのクラウド収益は世界全体で19%向上しました。このような結果を受け、SASは広範な業界ポートフォリオの強化を進め、ライフサイエンス、エネルギー、MarTechなどの分野での研究を推進していきます。

McKinsey & Companyによると、クラウド・テクノロジーを利用する企業の70%が、クラウド予算を増額するとしています。さらに、パブリック・クラウド・コンピューティング市場は、小売、メディア、通信、教育、銀行、保険など、あらゆる業界で採用され、2024年には8,000億ドルに成長すると予想されています。

何がこの投資を推進しているのでしょう。Forrester Consultingが新たに実施したTotal Economic Impact™調査では、SAS® Viya® on Microsoft Azure(https://www.sas.com/en_us/solutions/cloud/microsoft-azure/viya-integration.html
)(英文)を導入した企業は、わずか14か月で大きな成果を得られるとも報告されています。実際に、ある企業は3年間で投資額の3倍以上の利益を獲得しました。この結果については、オンデマンドウェビナー「Driving 204% ROI With SAS Viya On Microsoft Azure(https://www.sas.com/en_us/webinars/driving-204-percent-roi.html
)(SAS Viya On Microsoft Azureによって204%のROIを推進)」(英語・要事前登録)で紹介されています。

クラウドへの移行
SASのクラウドファーストへのシフトは、決して一夜で実現されたものではありません。数十年の間基盤としてきたレガシー技術を未来への架け橋と考え、まず、クラウドファーストのアナリティクス・プラットフォームであるSAS® Viya®(https://www.sas.com/ja_jp/software/viya.html
)の開発を進めました。このアプローチは、Microsoft Azureを含む進行中の戦略的パートナーシップ投資と並行して行われました。さらに、SASは新たなパートナーとしてCosmo Techを迎え、デジタル・ツイン・シミュレーション機能を強化しました。

SASのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高技術責任者であるブライアン・ハリス(Bryan Harris)は次のように述べています。「私たちは、お客様がクラウドへの移行を加速してアナリティクス、機械学習、AIの利用を拡大できるように、ポートフォリオをクラウドネイティブかつクラウドポータブルなものに転換しました。最終的には、SASのプラットフォームと業界ソリューションを、すべてのお客様のアナリティクス・イノベーションの重要部分にしてもらいたいと考えています。」

SASはクラウドファーストを進める一方、クラウドにとらわれることがありません。そのため、企業がクラウド上の大量のデータを分析する際に直面する複雑さの課題にも、ごく自然に対応できます。SASのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高情報責任者であり、クラウド・ビジネスの責任者でもあるジェイ・アップチャーチ(Jay Upchurch)は次のように述べています。「SASは、データの複雑さやクラウドでのアナリティクス・ワークロード実行について、お客様が必要とする専門知識を提供します。お客様が不安に思われることはありません。クラウド上のSASアナリティクスは、SAS Viyaを使用するお客様にも、業界ソリューションを使用するお客様にも、絶対の優位を提供します。」

先行する企業もSASならクラウドでの結果確認も容易に
クラウドとAIイノベーションの分野に向けたSASのコミットメントは、お客様の成功の中で生かされています。主な例は次のとおりです。

Georgia-Pacific(https://www.sas.com/content/sascom/en_us/customers/georgia-pacific.html
)(英文)は、SAS Viya on AWSを活用したSAS® Analytics for IoT(https://www.sas.com/ja_jp/software/analytics-iot.html
)を使用し、製造部門と営業部門のデジタル・トランスフォーメーションを実現しています。Georgia-Pacificでは、SASの採用により工場の予定外停止時間を30%削減でき、サプライチェーンの問題に早期に対応できるようになったため、予定生産量を納期までに確実に配送できるようになりました。
Inland Revenue New Zealandは、SAS Viyaでデジタル・トランスフォーメーションを実現しました。特に、コンプライアンスの強化、節税、カスタマー・エクスペリエンスの向上に大きな成果が表れています。
世界的トラック・メーカーであるIveco Group(https://www.sas.com/en_us/customers/iveco-group.html
)(英文)は、デジタル・トランスフォーメーションのためにSAS Viyaを採用しました。Iveco Groupは、クラウドのSASアナリティクスを活用し、車両の予測保守実施によりプロアクティブな問題解決体制を構築し、トラックのリコール件数を削減しました。
North Carolina Collaboratory(https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2022/april/improving-vaccine-cold-chain-integrity-with-iot-analytics-throug.html
)(英文)は、コロナ・ワクチン保管用冷凍庫からのIoTセンサー・データを分析してコールドチェーンの確実な運用を実現させ、特にサービスが行き届いていない地域や農村部への配送を支援しました。


SAS Viyaの強力なトランスフォーメーション実現力を活用しているその他のお客様には、Kellogg’s、Ahold Delhaize、アイダホ州などがあります。2021年、SASは最大のクラウド関連収益の成長をアジア太平洋地域(48%増)とEMEA(29%増)から達成しています。

AIを利用した業界ソリューションの幅広いポートフォリオで差別化を図るSAS
業界ソリューション、汎用ソリューションでのSASの比類ない経験と専門性は、新しいソリューションの継続的開発に生かされています。最新の成果は次のとおりです。

SAS 360 Match:ストリーミング・メディアの大手企業が加入者数の減少に直面するなか、SASは、コンシューマーの要求を素早く把握するテクノロジーを提供しています。ここで活用されるMarTechソリューションは、広告配信事業者向けのクラウドベース・プラットフォームを提供します。この製品は、他のSASテクノロジー(Customer Data Platform (CDP)、マーケティングプランニング、カスタマージャーニー管理)と完全に統合されています。このソリューションは、広告からマーケティング、顧客エンゲージメント、さらにコンバージョン(成約)に至るまで、顧客維持のプロセス全体を効率化します。
SAS Clinical Enrollment Simulation Cloud:コロナ禍により、ワクチンや治療法等、命に係わる開発における臨床試験の重要性が世界中に知られるようになりました。SAS Viyaをベースにした新しいSaaSソリューションには、製薬企業などライフサイエンス研究機関とその研究受託機関が、臨床試験における複雑な募集プロセスの結果を仮想的にシミュレーションできる機能があります。このソリューションは、年内にMicrosoft Azure Marketplaceで提供開始できる予定です。その強力な離散型イベント・シミュレーション(DES)エンジンを活用して臨床試験結果の募集プロセスを変化の予測を含めながらモデル化し、円滑に募集プロセスを進めるための対応策を事前に導き、必要症例数を達成するためのインサイトを向上させます。その結果、臨床試験結果の募集プロセスを事前準備に基づいて、より速やかに進められるようになります。
SAS® Grid Guardian AI:この製品は、エネルギー産業企業のコスト削減、現場作業員の保護、エネルギー・グリッドの信頼性向上に活用されるIoTアナリティクス・ソリューションです。SASのソリューションは、柱上の配電設備から流される無線周波数(RF)電波を捕らえ、そこにエッジ・コンピューティング、AI、機械学習を適用して、柱上設備の故障発生状況を分析、将来の故障発生率を算出します。そこから保守整備のスケジュールに優先順位を設定し、安全性、信頼性、稼働率を高められるようにします。


クラウド上のSASでイノベーションを進めるSASハッカソン・チーム
SASハッカソン(https://www.sas.com/sas/events/hackathon.html
)(英文)は、イノベーションのためのインキュベーターであり、クラウド上のAIのテストベッドです。ハッカソンの参加チームは、SAS Viya on Microsoft Azureとオープンソース・ツールを利用して、世界で最も困難な社会的・経済的課題の解決に取り組んでいます。

今年のSASハッカソンには、135の団体、75の国を代表して64チームが参加しました。インドネシアのチームは、高度なアナリティクスを利用して、ジャカルタの自治体が何百万もの零細・中小企業へのコロナ救援物資配送を最適化できるように支援しました。ウィスコンシン州から参加したチームは、ミルウォーキー郡での潜在的な不公平、偏見、人種差別を特定・排除するため、行政執行政策と執行手順の結果をAIで分析しました。

*2022年5月10日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース(https://www.sas.com/en_us/news/press-releases/2022/may/cloud-first-portfolio-soars-customer-industry-solutions-and-stategic-partners.html
)(英文)の抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SAS Viyaについて
SAS Viyaは拡張性の高いモダンアーキテクチャ上で実行する人工知能(AI)、アナリティクスおよびデータ管理プラットフォームです。継続的なデリバリーとアップデートのために設計されたクラウドファーストのソフトウェアであり、誰でもどこでもアナリティクスの能力を実行できます。SAS Viyaは意思決定の技法とAIやアナリティクスの科学を統合しており、組織における意思決定の質とスピードの向上を支援します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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