プレスリリース
びわこ成蹊スポーツ大学の学生が大津北警察署長から感謝状 -- アルバイト先で高齢者の電子マネー購入詐欺を未然に防ぐ
アルバイト先のコンビニエンスストアで電子マネー購入詐欺を未然に防いだとして、びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)3年次生の竹内将太さんに大津北警察署から感謝状が贈られた。竹内さんは電子マネーを購入しようとしていた高齢者を説得するだけでなく、店長へすみやかに報告・相談し、今回の被害を防いだ。
竹内将太さんのアルバイト先のコンビニエンスストアでは、以前にも同様の被害が発生。以降、電子マネーの購入者については注意を払っていたという。
4月22日、電子マネーを購入しようとした70代の男性に使い道などについて尋ねたところ、説明が要領を得なかったため、詐欺を疑い大津北警察署に通報。詐欺事件を未然に防ぐこととなった。
感謝状の授与は、5月25日にびわこ成蹊スポーツ大学大河正明学長同席のもと行われた。
大津北警察署・安土雅樹署長から感謝状を贈られた竹内さんは「実際にアルバイトをする中で人の役に立つことはなかなかないが、今回のように、高齢者の方に対する詐欺の被害を防ぐことに少しでも貢献することができて良かったです。中学校の保健体育科教員を目指しているので、現役合格できるように残りの大学生活で自分なりの努力を続けていきたいと思います」と話している。
安土署長は「竹内さんは、被害に遭われた方に配慮されながら説得するだけでなく、すぐに店長の方へ報告・相談されていた。報告・連絡・相談を実践されており、素晴らしい対応をしていただくことで、未然に防ぐことができた。事件を未然に防ぐことも警察官にとって大切な任務。これは、地域の方々の協力も必要不可欠と日々感じている。今回のように、地元の大学生たちにも助けられていることを改めて感謝したいです」と、竹内さんの行動を称賛し、感謝の意を表した。
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/