プレスリリース
〜太陽光発電事業を中心とした電力ビジネスのより一層の拡大〜
ウエストホールディングス(ウエストHD)と大阪ガスは本日、大阪ガスがウエストHDの株式を取得し、新設非FIT太陽光発電所の開発など幅広い電力ビジネスにおける資本業務提携に関する契約を締結しました。
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写真左から、ウエストHD 荒木 取締役、大阪ガス 武内 常務執行役員
カーボンニュートラル社会実現に向け、ウエストHDと大阪ガスは、2020年3月に再生可能エネルギー分野における新規事業の共同検討に関する基本覚書を締結しました。両者は自家消費型太陽光発電のサービスである「D-Solar」の提供を行うほか、ウエストHDが新規で開発する小型太陽光発電所で発電された電力を大阪ガスが調達し、環境意識の高いお客さまに提供するなど、大阪ガスの電力ビジネスにおける事業基盤とウエストHDの案件開発力とを組み合わせた事業展開を行い、信頼関係を構築してきました。今回、両者の関係をより一層強化し、再エネ電源の開発から再エネ電気の販売までを一貫して行う電力ビジネスをさらに拡大するため、資本業務提携を行い、以下の内容について合意しました。
ウエストHDが開発した新設非FIT太陽光発電所で発電された電気のうち、合計80万kWを、大阪ガスが優先的に購入すること。
ウエストHDが開発したFIT太陽光発電所で発電された電気を、大阪ガスが特定卸供給で調達すること。
大阪ガスのお客さまのご要望に応じて、お客さまが保有する遊休地で太陽光発電所の開発を両者で行うこと。
VPP*1やDR*2事業での連携や、ウエストHDの太陽光発電所の管理運営能力と大阪ガスの太陽光発電量予測を組み合わせた新サービス開発を両者で行うこと。
両者で目指す成長ビジョン
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ウエストHDと大阪ガスとの協業モデル
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ウエストHDが開発する非FIT太陽光発電所イメージ
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ウエストHDは、「ウエストグループのカーボンニュートラルビジョン2025」をスタートし、社会全体のCO2排出量削減に取り組んでおります。ウエストグループが開発・建設・販売する太陽光発電所、ウエストグループが保有する太陽光発電所、メガソーラー再生事業、ASEAN 諸国での太陽光発電所の開発・建設などを中心として、国内外で200万kWの再エネ電源の普及に貢献します。
Daigasグループは、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2021年1月に「カーボンニュートラルビジョン」を策定し、社会全体のCO2排出量削減に取り組んでおります。確実にCO2を削減するためのマイルストーンとして、2030年度までに、自社開発や保有、他社からの調達も含めて、国内外で500万kWの再エネ電源の普及に貢献することを目指します。
今後、両者はこれまでの関係をより一層強化し、再エネ電源の開発から再エネ電気の販売までを一貫して行う電力ビジネスの構築を通じて、お客さまの課題を解決するとともに、社会課題であるカーボンニュートラル社会の実現に取り組んでまいります。
*1:バーチャルパワープラント(VPP):情報通信技術などにより、アグリゲーターと呼ばれる事業者が分散電源などを統合的に制御することで、あたかも一つの発電設備のように機能する仮想発電所のこと。
*2:デマンドレスポンス(DR):電力の需給バランスを調整するため、お客さまが保有する設備の制御や蓄電池からの放電により節電を行うこと。
関連リンク
再生可能エネルギーwebサイト
https://www.osakagas.co.jp/company/renewable_energy/index.html
再生可能エネルギー スマホサイト
https://www.osakagas.co.jp/sp/company/renewable_energy/index.html