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前橋市のデジタルツインを活用した交通事故削減の実証研究にデザイン学部田村吾郎准教授らが協 -- 東京工科大学

(Digital PR Platform) 2022年04月16日(土)02時05分配信 Digital PR Platform



東京工科大学(学長:大山恭弘)デザイン学部田村吾郎准教授らの研究チームは、群馬県前橋市が産学と連携(注1)して行っている、同市のデジタルツイン(3次元デジタル空間)を活用した交通事故削減の実証研究に協しています。




〜半球状のスクリーン技術応用した運転シミュレーター共同開発〜
 本研究では、田村准教授らが開発した幅5.2mの半球体スクリーン装置「Sphere 5.2」を運用するワンダービジョン社とレーシングチーム「トムス」が共同開発した没入型運転シミュレーターと、前橋市のデジタルツイン環境を組み合わせたシステムを構築。連携各者(注1)の共同のもと、これを同市民らに体験してもらい、ドライビングの評価とともに運転者の脳波、心拍電位、眼球電位などのバイタルデータを取得。これらデータや同シミュレーターのデータロガー解析などをもとに、交通事故の原因となる要因の究明や対策に繋げる取り組みです。

 2022年1月から3月にかけて、内閣府の実証事業として行われた同シミュレーターシステムのテストや、バイタルデータ取得の実験、前橋市庁舎で実施された実証実験には、田村准教授および研究科学ら3名が協力しました。今後は、般道の交通事故防止といった交通テックとしての社会実装を目指します。またプロのレーシングドライバーの脳波解析により、トレーニングの効率化や選手育成に活用する取り組みも進める予定です。

■半球体スクリーン技術「Sphere(スフィア) 5.2」
 幅5.2m、高さ3.4m、奥行き2.6mの半球状スクリーンに4Kや8Kの映像を映すことで、スクリーン中心付近において90〜95%という高い視野カバー率を実現。ヘッドマウントディスプレイなどのデバイスを必要とせず間の空間認知のメカニズムと極めて近いリアルな視覚体験をもたらします。映像とリンクしたモーションベース、送風装置、立体音響装置などを組み合わせることで、五感を刺激する特別な体験を提供します。また最短約4時間で組み立て・分解が可能なパッケージにより、都市部から離島まで高い可搬性を実現しています。2017年に開発され、WONDER VISION TECHNO LABORATORY(株)によって運用されており、製品やサービスのプロモーション、マーケティング、自動車や航空機などの運転訓練シミュレーション、医療、スポーツ、芸術など幅広い分野での活用が進んでいます。

(注1)参画団体:群馬県前橋市、デロイトトーマツ、前橋工科大学、JINS、トムス、東京海上日動、朝日航洋、アストロデザイン、住友ベークライト、WONDER VISION、東京工科大学 ほか

■《本件に関する報道関係からのお問い合わせ先》
 片柳学園コミュニケーション企画部
 担当:大田
 TEL: 042-637-2109
 E-mail: ohta(at)stf.teu.ac.jp
 ※(at)は@に置き換えてください。


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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