プレスリリース
公道用“電動カート”を使った移動により、健康促進に関連する各種指標が向上
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ヤマハ発動機は、2021年10月に千葉大学予防医学センターと、公道用“電動カート”を使った移動が「健康促進に寄与」するかを検証する目的で、共同研究契約を締結しました。このたび、2021年度(2021年10月〜2022年3月)の共同研究の結果として、健康促進・介護予防に寄与しうる各種項目に顕著な効果が見られましたのでお知らせします。
今回の共同研究では、社会課題へのソリューション提供の一環として、公道用電動カートの導入により高齢者の外出および社会参画を促し、これらの促進による介護予防、健康増進効果を実証することを目標としています。
2021年度の実証実験は、大阪府河内長野市(南花台地区)、千葉県松戸市(河原塚地区と小金原地区)に協力を頂き、2021年10月から12月まで実験運行を実施。走行(約2カ月間)前後の変化を、「電動カートを利用した高齢者」と「利用していない高齢者」へのアンケートなどで比較しました。
その結果、「電動カートを利用した高齢者」が、単に移動だけでなく「家族以外の人と話す機会」「家族と話す機会」「日常生活における楽しみ」「気持ちが明るくなる機会」「助け合いの機会」「地域活動に参加する機会」の心理・社会的変化を示す項目で、「利用していない高齢者」に比べ、20ポイント以上高い結果となりました。(他項目においても、高ポイントを獲得)
今回の研究結果を踏まえ、電動カートの導入期間をさらに延長することで、より良い結果が得られることを期待しています。そのため、2022年度も引き続き実証実験を計画し、介護予防・健康増進効果の“見える化”を目指します。
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現在、2022年度の実証実験地域を募集しています。
ご希望の自治体様は下記までご連絡下さい。
また、お問合せやご相談等についても、お気軽にお問い合わせ下さい。
なお、いくつかの条件や実証実験数に限りがありますことを予めご容赦ください。
【募集期限】2022年4月28日
【お問合せ先】
ヤマハ発動機株式会社
技術・研究本部 NV・技術戦略統括部 新事業推進部 企画グループ
担当:西澤
TEL: 080- 2607-8695
メールアドレス:nishizawakan@yamaha-motor.co.jp