プレスリリース
2022−4−4
株式会社 東芝
「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2022」の募集を開始
〜当社グループの先端技術、顧客基盤を活用して応募企業の事業拡大・加速を支援〜
当社は新規事業の創出を目指す「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2022」の参加企業の募集を本日より開始します。
当社グループはエネルギー・社会インフラ・電子デバイス・デジタルソリューションなど様々な分野で、長年にわたり、社会を支える技術を提供してきました。これまでの取り組みをさらに加速させるためにオープンイノベーションを活用し、当社が持つ顧客基盤、製品、ソリューションと、応募企業が得意とする技術やビジネスモデルなどを融合させ、新しい事業領域の拡大を推進します。
本プログラムは2020年に開始以降これまで2回開催しており、多数の応募の中から合わせて26社のアイディアを採択しました。
初回の協業テーマであった、東芝デジタルソリューションズ株式会社のリアルタイム分析が可能なクラウドデータ基盤「GridDB Cloud 」を用いた新たな価値創出においては、株式会社DATAFLUCTと資本業務提携を締結し、同社が持つ「DATAFLUCT cloud terminal.」と連携させることで、店舗単位の来客数予測を最適化する小売業向けの機械学習ソリューションの商用化につなげた実績があります。当社グループは現在も他のパートナー企業とともにPOC(概念実証)や商用化に向けた取り組みを継続しています。
第3回も、より多くの参加企業と当社グループのビジネスアセットを活用した事業共創に取り組みます。
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1398/57651/500_241_20220404141951624a7ff7d15e2.png
Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2022実施概要
本プログラムは当社グループが持つビジネスアセット・先端技術を活用し、新たなイノベーションを起こす熱意を持つ企業を募集し、当社グループとの協業を通じて応募企業の事業化の加速を支援するプログラムです。当社グループの長年にわたる研究開発の成果、事業実践から創り上げた顧客基盤、製品、ソリューションとの協業を通じて、応募企業の事業拡大・加速を積極的に支援します。当社グループはこのような取り組みを進めることで、オープンイノベーションに挑戦する全ての企業を応援し、社会全体の活力向上に貢献してまいります。
今回の協業テーマは次の5つです。
1.購買データ活用:
様々な流通業者のリアル店舗のPOSデータを集積したデータベースを活用した新たな価値の創出
2.シミュレーテッド分岐マシン(TM):
量子力学の原理に基づく疑似量子の研究から生まれた大規模な組合せ最適化問題を高速に解決するイジングマシンを活用した事業開発
3.プライベートブロックチェーン:
当社グループの長年の研究開発成果に基づくクラスタ技術を進化させたブロックチェーンプラットフォームを生かした新サービスの創出およびアプリケーション同士のセキュアな接続環境の提供
4.カオメタ(TM):
映像から顔を手がかりに人物を認識する顔認識AIを活用した新サービスの創出
5.クラウド型産業用コントローラ:
製造ラインで使用する産業用コントローラをクラウドに連携させてラインのリモート制御・監視等を行うソリューションを活用した新サービスの創出
今後、4月に応募いただいた企業の中から5月に審査を実施し、その後約4ヶ月協業を検討していきます。また、成果発表会は9月末を予定しています。詳細は下記専用サイトをご覧ください。
【Toshiba Open Innovation Program 2022概要】
応募期間
2022年4月4日(月)〜2022年4月28日(木)
お申込み方法
特設ページよりご応募ください
<URL>https://growth.creww.me/dadee07c-a0ca-11ec-bfed-ed6acc2b5168.html
選考方法
書類選考の後、面談にて採択企業を選定
[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1398/57651/500_200_20220404141959624a7fff3dd8c.png
当社グループは、今後も外部企業との共創活動を積極的に進め、デジタル技術の力を最大限活用する「×デジタル」で、カーボンニュートラル・インフラレジリエンスの実現に貢献していきます。