プレスリリース
国の重要文化財「住友活機園」特別公開
(Digital PR Platform) 2022年04月01日(金)10時00分配信
住友林業株式会社（社長：光吉 敏郎 本社：東京都千代田区）は国の重要文化財である「住友活機園」（伊庭貞剛記念館／滋賀県大津市田辺町10番14号）の特別公開を、2022年5月27日（金）、5月28日（土）、6月3日（金）、6月4日（土）の4日間で開催します。
住友活機園は風光明媚な大津市の瀬田川のほとり、琵琶湖に程近い小高い丘の上にあり、洋館、和館など6棟の建物と茶室、四阿（あずまや）などの付属施設及び庭園から構成されます。明治37年(1904年)、近代住友の基礎を築いた第二代総理事伊庭貞剛翁が自らの隠棲の住居として建設し、翁の没後その子孫により旧住友本社に寄付されたものを、戦前・戦後にわたって住友グループが維持管理をしています。洋館・和館の意匠の完成度が高いこと、居宅のほか付属施設なども状態が良く保存され明治後期の大邸宅の姿を今に伝えていることが高く評価され、2002年5月23日、文部科学大臣から重要文化財の指定を受けました。
【 特別公開の詳細 】
１．日 時 ：2022年5月27日（金）、5月28日（土）、6月3日（金）、6月4日（土）
10時～11時、13時～14時、15時～16時の3回
２．見学可能人数 ：144名（各回12名）
３．所在地 ：〒520－0852
滋賀県大津市田辺町10番14号（京阪石山寺駅より、徒歩5分）
４．入園料 ：500円（中学生以上 入園可）
５．申 込 方 法：申込必要事項をご確認の上、住友活機園へ電話で直接お申込みください。
（お申込みは1組4名様までとさせていただきます）
①代表者様氏名
②代表者様住所
③代表者様電話番号（緊急時に連絡がとれるもの）
④見学希望日時
⑤ご同伴者様の氏名
※今後の新型コロナウィルス感染拡大状況によって、公開を中止させていただく場
合もございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは下記ホームページをご参照ください。
◆住友活機園ホームページアドレス◆
http://www.sumitomokakkien.com/
６．申込み期間 ：4月1日(金）から先着順でお申し込みを受付開始します。
定員になり次第、受付を終了させていただきます。
７．その他 ：駐車場はありませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
参考資料
住友活機園（伊庭貞剛記念館）
１．所在地 〒520-0852 滋賀県大津市田辺町10番14号
２．所有者 住友林業株式会社
３．管理会社 住友不動産株式会社
［住友活機園の特徴］
１．百年間持ちこたえた木造軸組構造であること。
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1897/57501/250_320_2022033112091862451b5e2faa3.jpg
当時の名棟梁八木甚兵衛が優秀な大工・職人の匠の技と精選し
た良材を用いて建築した頑丈な建物です。
２．洋館と和館が併立していること。
明治30年代の住宅近代化の過程を示す邸宅が完全に残る希有な
例として高い評価を得ています。
３．アール・ヌーヴォー※を採り入れた、当時の最先端のデザインであること。
多くの洋館設計を手がけた、野口孫市博士の設計です。
※19世紀末から20世紀初頭にかけヨーロッパを中心に開花した国際的な芸術運動で「新しい芸術」を意味 する。花や植物などの有機的なモチーフや、自由曲線の組み合わせによる、従来の様式に囚われない装飾性、鉄やガラスといった新素材の利用が特徴。
４．バリアフリーを先取りした建物であること。
階段の勾配、敷居の高さ、サンルーム等にバリアフリーの考え方が採り入
れられています。
５．新緑・紅葉・苔の見事な庭園となっていること。
■「活機」とは
翁自身が名づけたもので、禅宗の思想で「俗世を離れながらも人情の機微に通じる」という意味を持っています。
本件に関するお問合わせ先
《本件に関するお問い合わせ先》
住友林業株式会社 コーポレートコミュニケーション部
TEL: 03-3214-2270
平川、鎌田
《ご見学のお申込み・お問い合わせ先》
住友活機園
ＴＥＬ 077-537-1568
