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アース製薬が豪モナッシュ大学と寄付協定を締結 ワールド・モスキート・プログラムと協働しベトナムでの蚊媒介感染症予防を支援

(Digital PR Platform) 2022年02月03日(木)11時00分配信 Digital PR Platform

 アース製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:川端克宜、以下 「アース製薬」)は、虫ケア用品の開発における知見・ノウハウを活かし、蚊媒介感染症という社会課題の解決に向け、オーストラリア ビクトリア州立モナッシュ大学と、ベトナムでの蚊媒介感染症対策の予防活動に関する寄付協定を締結しました。

[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/400_300_2022020214115861fa129eef854.jpeg


社員のライアン グィン フイン(左)、WMPアジア統括事務局 ピーター・ライアン昆虫学博士(右)

 当社はこれまでも、国内で展開する蚊媒介感染症対策の商品開発や、その啓発に取り組んでまいりました。
 近年は事業をアジアに展開を広げ、同エリアにおける蚊媒介感染症の課題解決にも、虫ケア用品をはじめとする商品を提供するなど、事業活動を通じて社会に貢献するCSVを進めています。

 ワールド・モスキート・プログラム(以下、WMP)は、世界中の人々を蚊媒介感染症から守るために、モナッシュ大学の研究者らによって設立された非営利型の団体です。WMPは、ボルバキアという共生細菌を使用して、デング熱、ジカ熱、チクングニア熱、黄熱病などの蚊媒介感染症の感染者数を減らす活動を行っています。
 当社は、WMPによるベトナム(ビンズオン省トゥーザウモット市)でのデング熱防圧プログラムを2021年から支援しています。アース製薬とWMPは、同じ目標を共有し、SDGsの達成に向けて協働していくことになりました。

【ピーター・ライアン博士のコメント(Dr.Peter Ryan, World Mosquito Program)】


[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/200_300_2022020214141161fa1323d7623.jpg

 デング熱感染症はベトナムの人々にとって大きな脅威です。アース製薬によるWMPへの支援は、南部のビンズオン省トゥーザウモット市の人々に対するデング熱感染症の影響を軽減することに貢献しています。

"Dengue represents a major threat to people in Vietnam. Earth Corporation Japan's support for the World Mosquito Program will help to reduce the impact of dengue on people in Thu Dau Mot City in the southern Province of Binh Duong."

【アース製薬株式会社 CSR/サスティナビリティ推進室 室長 兼 事業開発部 部長 桜井克明コメント】


[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/200_270_2022020214141161fa132398b65.jpg

アース製薬のこれまでのCSVの取り組みについて
 当社は、経営理念である「生命と暮らしに寄り添い、地球との共生を実現する。」に基づき、これまでも事業を通じた蚊媒介感染症対策に注力してまいりました。
 WMPは、世界中の人々をデング熱、ジカ熱などの蚊媒介感染症から守るために設立された非営利型の団体で、世界中で活動を行っています。
 当社は現在、感染症トータルケアカンパニーとして感染症予防などの社会課題解決に貢献したいと考えております。また、東南アジアでの海外展開を実施しており、WMPも東南アジアを含む全世界で活動を展開しています。WMPと共通する理念・目標に共感し、社会の持続的な発展やSDGsの達成に向けて協働できることは重要な機会であると捉えております。

<参考資料>
【World Mosquito Program(ワールド・モスキート・プログラム)とは】
 World Mosquito Program(ワールド・モスキート・プログラム)(以下、WMP)は、蚊媒介感染症から世界中の人々を守るために活動している非営利型の団体です。
 何十年にもわたる研究や、独立したリスク分析、フィールド調査などを実施し、WMPは、地域社会、政府、規制当局からの幅広い支援を受けて、3大陸の11ヵ国で展開してまいりました。さらに地域のプロジェクトをサポートするハブがアジアとオセアニアにあります。アジア統括事務局はベトナムのホーチミン市にあり、オセアニア本部にはオーストラリアのメルボルンにあるモナッシュ大学です。世界中から採用された高い専門知識を有するメンバーや研究者で構成されており、現在、従業員は25ヵ国を超える国籍で構成され、約半数が女性です。
 WMPは、蚊媒介感染症リスクの高い地域に、蚊媒介感染症の脅威から身を守るためのツールや知識を提供するために取り組んでいます。地元市民のみなさまと各地域の保健当局や地方自治体を動員し推進しています。

<詳しくは下記をご参照ください(英語資料)>
https://www.worldmosquitoprogram.org/en/about-us/our-story

[画像4]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/100_100_2022020214263561fa160bb7f9c.png

https://www.worldmosquitoprogram.org/en/about-us/vision-values


[画像5]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/100_100_2022020214265161fa161b22597.png


【ボルバキアとは】
 ボルバキアという共生細菌を唾液腺に保有する蚊を放出して、デング熱、ジカ熱、チクングニア熱、黄熱病などの蚊媒介感染症の感染者数を減らす手法です。この手法を実施した地域は、デング熱の発生率が大幅に低いこともわかっています。
 ネッタイシマカにボルバキアを媒介させ、野生に放出します。ボルバキアは自然界に存在する共生細菌であり、昆虫の60%ほどに共生しています。蚊の遺伝子構成を操作するものではないため、自然の生態系や人間の健康にリスクをもたらすことなく、蚊媒介感染症から人々を守ることができます。
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写真提供:ワールド・モスキート・プログラム アジア統括事務局

<詳しくは下記をご参照ください(英語資料)>
https://www.worldmosquitoprogram.org/en/work/wolbachia-method

[画像8]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/100_100_2022020214290661fa16a22b127.png

https://www.youtube.com/watch?v=ut2UxF5gEDI&t=2s


[画像9]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/100_100_2022020214291761fa16adc7172.png

https://www.worldmosquitoprogram.org/en/learn/faqs


[画像10]https://user.pr-automation.jp/simg/1686/55532/100_100_2022020214293061fa16ba8cf61.png



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