プレスリリース
聖心女子大学が食品ロス削減のための「クリスマス・フードパントリー」を実施 -- 子育て応援・生活困窮者支援物資として活用
聖心女子大学(東京都渋谷区)はこのたび、食品ロス削減のための「クリスマス・フードパントリー」を実施した。これは学生団体の発案を受け実施したもので、学内で集まった食料品と、同大と「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)協定」を結ぶ渋谷区からの呼びかけに応じたポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社から寄贈された飲料300本をボランティア施設に送付した。今回送付した支援物資は、子育て応援や生活困窮者支援のために活用される。
フードパントリーとは、支援を必要としている人々に家庭や企業から食品を提供する活動。聖心女子大学では10月、学生団体「Earth in Mind」が「食品ロス削減月間」に合わせてフードパントリーを行うことを提案し、11月にはポスターを作成して学内でフードパントリーへの協力を呼び掛けた。併せて、S-SAP協定を結ぶ渋谷区に協力を要請したところ、渋谷区からS-SAP締結企業へ協力の呼びかけがあり、これに応じたポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が協力。12月には同社から300本の飲料の寄贈を受け、学内で集まった食料品とあわせて福島県のボランティア施設「カリタス南相馬」などに送付した。
【学生のコメント】
フードパントリーの呼びかけを行ったところ、学内はもちろん、企業様からも多くの寄付があり、フードロス問題への関心の大きさを実感しました。今回の取り組みだけに終わらせず、引き続き食品ロス削減に関して自分たちができるアクションを取り続けていきたいと思います。
【シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定】
区内に拠点を置く企業や大学等と区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する公民連携制度。協定に基づき、各企業や大学の持つ技術や特色を活かして、新たな区民サービスを提供している。聖心女子大学では2018年7月30日、地域の社会的課題を協働して解決していくことを目的として長谷部健渋谷区長・岡崎淑子聖心女子大学学長(当時)が調印を行った。以後、オリンピック・パラリンピック関連イベントへの協力、区内商店街活性化の取組、子どもや家庭を取り巻く社会問題の解決に関する支援など、さまざまな分野における課題解決に協働して取り組んでいる。
参考URL: https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/shisaku/ssap/index.html
▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 広報・社会連携部 広報課
小島
住所:東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL: 03-3407-5076
FAX:03-3407-5929
メール:koho@u-sacred-heart.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/