プレスリリース
「商品価値は国境を越えるか?」シンガポール協定校とマーケティングの合同プロジェクトを実施〜大阪国際大学 経営経済学部 経営学科
大阪国際大学(大阪府守口市、学長:宮本郁夫)では、コロナ禍においても国際的な学びを継続すべく、シンガポールの協定校ナンヤン・ポリテクニック(以下「NYP))ビジネスマネジメント学部のクラスと合同で、「魅力ある日本製品のアジア市場導入」のプロジェクトに取り組んでいる。このプロジェクトでは、魅力ある商品を作る日本企業にご協力いただき、その商品価値を伝えるとともに、シンガポールと近隣アジア諸国への市場導入の可能性を探る。主に、商品価値の伝達を本学が、市場導入のためのマーケティング戦略をNYPが立案し、双方の議論を経てまとめた戦略を協力企業の経営者に提言する。
本学の経営経済学部経営学科では、体験型の学修を通じて経営学・会計学を専門に学び、総合的な視野から社会の発展に貢献できる人材を目指している。
本学科の近藤浩章教授のセミナー生とNYPビジネスマネジメント学部のクラス(担当:Ms. Sarah Khoo, Senior Lecturer)との合同プロジェクト「魅力ある日本製品のアジア市場への導入」は、経営学の知識だけではなく、異文化コミュニケーションの力も試されるプロジェクト。
今年度は、辰馬本家酒造株式会社の日本酒「白鹿・特別純米山田錦」(*1)、株式会社植山テキスタイルの敷物「BasShuい草ラグ」(*2)、恩地食品株式会社の塩分不使用麺「かるしお認定(*3)丸うどん」(*4)を研究対象として取り上げ、酒ミュージアム(公益財団法人 白鹿記念酒造博物館)や各企業からの協力を得て本学生が商品勉強をするところからスタートした。
成長著しいシンガポールをはじめとするアジア各国市場のニーズをとらえ、宗教をはじめ文化が異なる地域へどのように商品価値を伝えて市場導入するかが今後の課題となる。
両校の学生は、英語によるオンライン会議やメールのやり取りを通じて両校によるディスカッションが11月にスタートし、2022年2月にはアジア市場導入のための戦略提言をまとめる予定。
次回の合同ミーティングは12月2日(木)の予定。
(*1) 酒造好適米として有名な兵庫県産米山田錦のみを使い、白鹿の酒造技術により米の旨みを存分に引き出した純米酒。
(*2) ''BasShu''は株式会社植山テキスタイルのブランドである。本製品は熊本県八代産の高品質な「い草」のみを使用し、アメリカ西海岸をイメージしたモダンリビングに合うデザインの敷物である。
(*3) 「かるしお」とは、国立循環器病研究センター(国循)が推奨する「塩をかるく使って美味しさを引き出す」減塩の新しい考え方であり、国循による研究成果やノウハウを社会へ還元するための取り組みの一つである。
(*4) 恩地食品株式会社は、技術革新により、通常の製麺工程で使用する食塩を使用することなく製麺技術を確立し「丸うどん」として発売し、国立循環器業研究センターによる「かるしお認定」を取得している。
◇参考リンク
<大阪国際大学 経営経済学部 経営学科>
https://oiuvoice.com/fbae/business-administration/
<ナンヤン・ポリテクニック ビジネスマネジメント学部>
https://www.nyp.edu.sg/schools/sbm/full-time-courses/business-management.html
<辰馬本家酒造株式会社>
https://www.hakushika.co.jp/
<酒ミュージアム(公益財団法人 白鹿記念酒造博物館)>
https://sake-museum.jp/
<株式会社植山テキスタイル>
https://www.ueyama.net/
<恩地食品株式会社>
https://www.onchi.co.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
大阪国際大学
経営経済学部 経営学科
教授 近藤 浩章
住所:大阪府守口市藤田町6-21-57
TEL:06-6902-0791(代)
FAX:06-6902-8894
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/