プレスリリース
学校法教学院(東京都豊島区、理事福裕昭)は、1221()、教学池袋キャンパス内タッカーホールにて、観世宗家の協のもと、新作能『聖パウロの回』を上演します。
『聖パウロの回』は、新約聖書「使徒録」第9章「パウロの回」を忠実に能として劇化したもので、国学者・林望が台本を掛け、六世観世宗家・観世清和が能作・演出、野村萬斎が狂演出を担当した新作能です。2012年3、東本震災の鎮魂と復興を祈念して教学タッカーホールで初演されました。
教学院の創者である宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が築地に設した学校は当時「St. Paul's School(聖パウロ学校)」と名付けられており、聖パウロは教学院にとって象徴的な存在です。本公演では、六世観世宗家・観世清和がサウロ(パウロ)を、そのご息である観世三郎太(2022年教学法学部卒業)が初演時に清和が演じたイエスを演じます。この特別な公演を通じて、教学院の建学の理念や歴史、そしてその伝統に触れ、再認識する貴重な機会となることを期待し、本学院の創150周年を記念した企画の環として上演します。
■ 開催概要
・名 称新作能『聖パウロの回』
・ 時2024年1221()1300〜1450(開場1230)
・会 場教学池袋キャンパス タッカーホール(東京都豊島区池袋3−34−1)
・対 象教学校の児童・保護者、教学の保護者・校友、教学院関係者を招待
■ 番組(プログラム)
・お祈り中川英樹 教学チャプレン
・ご挨拶原廉太 教学院院・教学総
・仕 舞『砂』 観世三郎太
・解 説林望
・能 『聖パウロの回』 坂貴信、観世清和、観世三郎太、野村裕基、野和憲 ほか
・お祈り広勝 教学院チャプレン
なお、当は教学池袋キャンパスで学院創150周年を記念した「オープンデイ」を開催します。本公演のほか、多彩なプログラムをご意しています。
URL: https://150th.rikkyo.ac.jp/news/41
■ 出演者プロフィール
六世観世宗家
観世 清和(かんぜ きよかず)
1959年東京まれ。1990年家元継承。室町時代の観阿弥・世阿弥の孫、六世観世宗家として、現代の能楽界をけん引。新作能にも意欲的に取り組み、2012年には教学でキリシタン能「聖パウロの回」を初上演した。2023年3、本芸術院会員。同年11、化功労者。
観世 三郎太(かんぜ さぶろうた)
1999年東京まれ。の六世宗家観世清和に師事。(役)として多くの舞台で経験を積み、2009年初シテ(主役)を勤める。教学校、教池袋中学校・等学校を経て、教学法学部を2022年卒業。2022年に『翁』、2023年に『道成寺』を初演するなど活躍の場を広げている。
■ 取材申込
申込フォームにて受け付けます。
・申込URL https://s.rikkyo.ac.jp/ke6hcvj6
・締切1219()
(添付1:「聖パウロの回心」チラシ)
(添付2:取材申込QR)
▼本件に関する問い合わせ先
立教学院広報室
メール:koho@rikkyo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/