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プレスリリース

作編曲家&サックス奏者、小林洋平さん インタビュー〜初のアーティスト・アルバム『海の見える風景〜シーサイド・リラクセーション』にかけた想いを語る

(DreamNews) 2024年11月22日(金)13時00分配信 DreamNews

作編曲家として活躍する一方で、唯一無二の世界観と他の追随を許さない美しい音色を持つサックス奏者としても数多くのファンを魅了する小林洋平さん。

映画&ドラマ等の音楽制作をメインに手掛けている小林さんにとって、2023年にリリースした『海の見える風景〜シーサイド・リラクセーション』は、サックス奏者として初のアーティスト・アルバムとなりました。

このアルバムの発売元である株式会社デラは、このアルバムで聴くことのできる美しい音楽のルーツに迫るため、音楽を担当された小林洋平さんのインタビュー記事を2024年11月8日に公開しました。


小林洋平(こばやし・ようへい)




神奈川県葉山町出身。東京理科大学で宇宙物理学を学んだ後、奨学金を得てバークリー音楽大学映画音楽科へ留学し首席で卒業。作編曲家として活躍する一方で、 唯一無二の世界観と他の追随を許さない美しい音色を持つサックス奏者としても数多くのファンを魅了。


宇宙物理学から音楽の世界へ
最初に小林洋平さんのプロフィールを見て誰もが興味深く思うのは、宇宙物理学を専攻していたというバックグランドでしょう。

小林:人は成長していく過程で、自分の生死に向き合わなければならないタイミングがありますよね。僕は、そのタイミングがとても早く訪れました。幼稚園の年中くらいの頃、人はみんないつか死んでいくという事実を知り、耐えきれなくなって毎日泣きわめいていた時期がありました。その後も、ずっと引きずっていたのですが、ある時、テレビで宇宙や物理のドキュメンタリー番組をやっているのを見て、とてつもなく大きな時間の流れの中のほんの一瞬に自分がいるということを知った時に、だいぶ気持ちが楽になったのです。宇宙に興味を持つようになったのは、その頃からです。音楽も幼い頃からずっと好きで、高校卒業後は音大へ進むことも考えましたが、当時、父親から反対されたこともあり、東京理科大学へ進学し、宇宙物理学を学びました。

それでもまだ、音楽への夢を諦められなかった小林さんは「映画音楽を書く人になる」と決意し、後にボストンのバークリー音楽大学に進学することになります(帰国後は、作編曲家として第一線で活躍中)。


映画音楽とアーティスト作品との違い
サックス奏者として初となるアーティスト・アルバムが『海の見える風景〜シーサイド・リラクセーション』。制作過程において、メインワークである映画音楽とは大きな違いがあったようです。

小林:映画には元となるストーリーがあり、監督の想いや俳優さんの演技などが基本にあります。そういった経緯で成り立つ映画作品を、音楽でより一層輝かせるのが自分の仕事だと思っています。映画のストーリーやシーンに寄り添う音楽を作る過程で、もちろん自分自身の表現も入りますが、あくまでも、それは作品のための表現。ストーリーがあるものに対して作るのが映画音楽とすれば、アーティスト作品は、アルバムや曲のテーマに向き合い、まったくゼロからストーリーを創造し音楽で表現するものと言って良いかもしれません。

様々な海辺のストーリーと、自己を表現した音楽アルバム

小林:今回、ご縁があってデラさんとアルバムを制作するにあたり、僕が神奈川県葉山町という海のある町に育ったこともあり、何度も打合せをして、海をテーマに僕のオリジナル8曲のほか、海にまつわる名曲のカバー5曲も合わせて収録しました。自分自身の出会った風景や物語を表現した音楽を作品として発表するのは初めてで、それが形になって、人に聴いてもらえるというのは大変嬉しいです。

“心に深く残る海辺のシーン”というテーマを持って制作されたこの作品は、小林さんにとって、これまで歩いてきた道を振り返る感慨深い作品になったようです。

小林:人生の帰路に立ったとき、何故ふと海の見える場所に行きたくなることがあるのだろうと、ずっと考え続けてきました。心をとらえて離さない、空と海が出会う風景。心に深く染み渡る、優しい波の音。心の中の大切な記憶を呼び覚ましてくれる、潮の香り。それらに包まれながら時を過ごしていると、迷いが消え、自分が本当に大切にしていることは何だったのかを、思い出せる気がするのです。海は、自分にとってはそんなかけがえのない場所。美しい海の見える町に育まれながら今まで感じてきたことや感情を、大切に紡ぎ上げてみました。


今後の展望について

小林:作編曲家としての活動を大きな柱として、これからも人々の心に寄り添いながらも自己表現できる作品を、形にしていきたいと思っています。

音楽制作の仕事の傍ら、『エリザベス・サンダース・ホーム チャリティーコンサート』への出演など、福祉・ボランティア活動にも積極的な小林さん。今後の活躍も目が離せません。ありがとうございました。







【商品情報】
タイトル: 海の見える風景〜シーサイド・リラクセーション
音楽: 小林洋平
収録時間: 約61分(全13曲)
JAN: 4961501653330
商品番号: DLDH-1940
発売年月:2023年3月

発売元: 株式会社デラ

■CD
https://www.della.co.jp/products/dldh-1940
■各配信サイトリンクページ
https://lnk.to/DLDH-1940


YouTube試聴動画はこちら
https://youtu.be/f0jdmZa7-eg?si=OxOD_qgqEKLqbeRL


【コンサート情報】
『エリザベス・サンダース・ホーム チャリティーコンサート』
開催日:2024年11月23日(土・祝)
開演:14:00(開場:13:15)
開催場所:聖ステパノ学園内 海の見えるホール(JR大磯駅 向かい)
主催:三井ボランティアネットワーク事業団
出演:小林洋平(サックス)、持山翔子(ピアノ)、他
チケット:2,000円(収益金は、エリザベス・サンダース・ホームに寄付されます)
詳細・申込方法:https://www.elizabeth-sh.jp/news/view/232

※コンサートの鑑賞ご希望の方は、上記のリンク先に記載の三井ボランティアネットワーク事業団へお電話、メール、ファックス等でお申し込みください。




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