プレスリリース
今は昔、竹取の翁といふもの有りけり―
紫式部にも影響を与えた、現存する日本最古の物語『竹取物語』を、日本語オペラで上演。可憐でありながら芯のある「かぐや姫」や、姫から無理難題を突き付けられる求婚者たちの心情を、親しみやすいメロディとともにコミカルに表現します。
大分公演では管弦楽を九州交響楽団、合唱では県内で活動する声楽家や大分県立芸術文化短期大学の学生が参加。この日だけの特別編成で贈るオペラを、どうぞお楽しみください。
ここに注目!
その1.昭和のギャグ要素溢れる演出
オペラを気軽に親しめる娯楽として楽しんでもらえるよう、演出や曲にもこだわりが。
昭和のギャグのようなクスッと笑える演出とコミカルな動きで個性あふれるキャラクターを表現します。繊細な心情を伝える様々な曲にも注目。口ずさみたくなる歌謡曲的なメロディや昔懐かしい唱歌のような合唱で、古き良き日本に心馳せるひとときをお届けします。
その2.通常のオペラと違う、「和」を活かした舞台づくり!
舞台上には日本文学を基にした歌劇『竹取物語』ならではのこだわりがたくさん。通常のオペラでは観客から見えない位置にいるオーケストラですが、今回は能などの囃子方のように舞台上に配置。歌い手との掛け合いも見どころです。
さらに演技を行うスペースは能舞台を意識した狭い空間になっています。後半で登場する雄大な富士山との対比をお楽しみください。
その3.九州トップクラスの音響のホールで、地域の特色を生かした公演
iichikoグランシアタは九州でもトップクラスの音響と設備を備えたホールです。ぜひこの環境で、ストレスのない観劇体験を。
また大分公演では、管弦楽に九州交響楽団。合唱は地元で活動する声楽家や大分県立芸術文化短期大学の学生による特別編成でお届けします。月の使者には県出身の声楽家・渡辺玲美、石上麻呂足の使者には「津久見樫の実少年少女合唱団」の鶴原寛人が出演します。
開催概要
日 時 2024年12月1日(日) 14:00開演
会 場 iichikoグランシアタ (大分市高砂町2-33)
指 揮 阪 哲朗(びわ湖ホール芸術監督)
演 出 中村敬一
管 弦 楽 九州交響楽団
合 唱 びわ湖ホール声楽アンサンブル
竹取物語合唱団(大分県内の声楽家・学生による)
出 演 砂川涼子、晴 雅彦、渡辺玲美、鶴原寛人(津久見樫の実少年少女合唱団)
びわ湖ホール声楽アンサンブル ほか
料 金 GS席 6,000円、S席 5,000円、A席 4,000円、B席 3,000円
C席 2,000円、U25割(A〜C席)半額(全席指定)
※未就学児入場不可
助 成 文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等機能強化推進事業(共同制作支援事業)
|独立行政法人日本芸術文化振興会、一般財団法人地域創造
特別協賛 三和酒類株式会社
協 力 大分県立芸術文化短期大学
後 援 大分県、大分県教育委員会、大分合同新聞社、月刊・シティ情報おおいた
詳 細 https://emo.or.jp/event/8470/