プレスリリース

AIインテグレーションサービス「Third AI」を提供するJTP株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：森 豊、以下：JTP）は、2024年11月6日、生成AIのビジネス活用を支援する「Third AI 生成AIソリューション」において、新機能「Plugins」、「WebAPIs」、「Voice」*⊃1;をリリースしたことをお知らせします。
*1：いずれも仮称。

・Third AI 生成AIソリューション
https://ai.jtp.co.jp/products/genai-solution



■Pluginsについて
「Plugins」は、ユーザーが独自にプラグイン（拡張機能）を作成できる機能です。
従来の生成AIでは、あらかじめ連携された組織内データからの回答生成が主な活用法でした。本機能により、個々の業務スタイルに合わせたカスタマイズが可能になり、業務での生成AI活用範囲の拡大が期待されます。プラグイン作成権限は管理画面で制御でき、チーム単位での活用も可能です。





■WebAPIsについて
「WebAPIs」は、業務で使用するシステムと生成AIの連携を容易にする機能です。
ビジネスの現場での生成AI活用には、組織における既存システムとの連携が不可欠です。本機能により、既存システムと生成AIをシームレスに統合するAPIを迅速に作成でき、業務効率の向上が期待されます。

■Voiceについて
「Voice」は、OpenAIが2024年10月1日（米国時間）に発表したgpt-4o-realtime-preview モデルと、2024年10月17日（米国時間）に発表したgpt-4o-audio-preview モデルを活用した最新の機能です。本機能では、低遅延の会話形式での回答生成や、録音ファイルからの議事録作成などを実現します。これにより、製造業や小売業の現場など、デスクワーク以外の業務でテキスト入力が難しい場合でも即時に生成AIを活用できるようになるとともに、会議や打ち合わせの内容を正確かつ迅速にテキスト化し、共有や後からの参照を容易にすることが可能になります。結果として、さまざまな業務シーンでの効率化が期待されます。

■今後の展望
Third AI 生成AIソリューションでは、新機能「Plugins」、「WebAPIs」、「Voice」によって、日常の業務プロセスに生成AIを容易に組み込むことが可能になり、実用性が向上しました。今後も、AIエージェントやマルチエージェント*⊃2;の構築など、さらなる機能の追加や改善を行っていきます。
*2：複数のAIが役割分担し、複雑なタスクを実行する仕組み。

これからもJTPは、技術力と先進性をもって生成AIの新たな活用モデルを確立し、お客様にとって価値のあるソリューションを提供してまいります。

■Third AI 生成AIソリューションについて
本サービスは、企業や組織における生成AIのセキュアな利用を実現します。生成AIアプリケーションを、お客様自身が契約するクラウド環境にシングルテナントでインストールすることにより、高いセキュリティを担保します。また、SaaSとして開発されているアプリケーションのため、新機能の追加やセキュリティ強化などが定期的に行われることが特徴です。

生成AIを利用した文章/画像生成をはじめ、あらかじめ連携された組織内のデータからユーザーの検索意図に沿った回答を生成する機能や、組織内での利用を促進する機能など、お客様のニーズに応じたさまざまな拡張機能*3が提供可能です。これらの機能は、直感的で使いやすいWeb UI（ユーザーインターフェース）を通じて操作できるため、どなたでもスムーズに利用することができます。
*3：一部、別途オプション料金が必要な機能がございます。

Third AI 生成AIソリューション
https://ai.jtp.co.jp/products/genai-solution


【JTP株式会社について】
JTP株式会社は、日本に進出する海外のITベンダーやライフサイエンスメーカー向けに、テクニカルサポート、トレーニングなどの技術サービスを提供する会社として、1987年に設立されました。ミッションに「Connect to the Future」を掲げ、幅広い企業のニーズに対してITシステム設計・構築・運用・保守サービスや、サイバーセキュリティサービス、人材育成コンサルティングサービスのほか、人工知能の導入によりビジネスにおける顧客接点の最適化を実現するソリューション「Third AI」を提供しています。

【本リリースに関する問い合わせ】
JTP株式会社　コーポレート本部
E-mail：pr@jtp.co.jp