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プレスリリース

「鉄」と「銅」を混ぜたら高級銅合金ができちゃった件(2) 従来の銅合金より安価で性能UP 軸受・ブッシュ材で画期的な超合金MTA-HLS10 今秋リリース開始

(DreamNews) 2024年10月24日(木)10時00分配信 DreamNews

安価で使いやすい合金・超合金の製造を手掛けるMTA合金株式会社(本社:東京都港区、代表:柴田徹郎)は、先に発表したハイサイクル金型材に続き、青銅や黄銅といった銅合金の代替材となる新しい軸受・ブッシュ用合金の開発に成功し、2024年・秋より正式にリリースいたしますのでご報告させていただきます。

この度開発に成功したのはステンレンスに銅を含有させた合金、銅ステンレス「MTA-HLS10」です。弊社が確立した鉄と銅の合金化新技術によりこれまで軸受・ブッシュ材の概念にはなかった「耐摩耗性の高いステンレス材」が完成いたしました。

HLS10をすべり軸受やブッシュに使うことで、金属の表面に析出した銅の粒子が油のような働きをするためすべり性が向上し、銅合金に比べ硬度も高いことから耐摩耗性も優れています。特に青銅やリン青銅に比べ耐摩耗性能が高くコストも割安であるため費用対効果の高い合金となっております。








【海外メーカーで検証 採用へ】
開発から1年、海外の多くの企業にて実証検証をしてきました。
各事例は以下の通りです。

(1)鉄鋼大手メーカー 高荷重(60ton)レードル用ブッシュ
(2)自動車メーカー  ボールジョイント
(3)プレスメーカー  ガイドブッシュ
(4)重工業建設機器メーカー ウォームギア
(5)自動化装置メーカー ステームブッシュ

上記各メーカー様において現場にて実装検証テストを行った結果、
各社様とも性能や価格競争力の優位性から、既存の青銅や黄銅の代替材として本格採用が始まりました。これを受け日本のメーカー様にもお使いいただくべく、今秋より正式にリリースする運びとなりました。

資源高騰、銅の需要量増加、円安などの影響で今後銅価格がますます上昇傾向にある中、ステンレスがベースであるHLS10は銅合金(リン青銅及び黄銅等)と比べて低価格であるためコスト負担を抑えることができます。
是非この機会にお試しいただき、生産性の向上並びにコストダウンにお役立てください。皆様からのお問い合わせお待ちしております。

【製品概要】
製品名:銅ステンレス MTA-HLS10
提供開始日:2024年11月1日
製品詳細URL:https://mta-tokyo.jp/mta-hls10/

【適用分野】
すべり軸受、ウォームギア、ブッシュ、レードル、アクチュエーター、ワッシャ
発電所、水道管、ゲート、産業設備、汽車、建設機器、自動車、ポンプ、
バルブ、モーター、風力発電機、船舶、工作機器、ロボット、ローラー、運送機器装置

【展示会出展のお知らせ】
MTA合金株式会社は2024年10月29日から幕張メッセで開催される高機能金属展「メタルジャパン」に出展いたします。小間番号は15-41、以下より来場者登録をしていただくことで無料で簡単にご来場いただけます。皆様のご来場をお待ちしております。

第11回 高機能金属展 〜METAL JAPAN〜
会期: 2024年 10月29日(火)〜10月31日(木)
会場: 幕張メッセ
小間番号:メタルジャパン15−41
https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1184000239654633-VOS



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