プレスリリース
【JICO】オリジナルMMカートリッジ「Clipper」海外限定で発売、 型の異なるレコード針を装着できる世界初デュアルフィッティングモデル
この度、アナログレコード関連製造事業のJICO 日本精機宝石工業株式会社(本社:兵庫県美方郡、取締役社長:仲川幸宏、以下JICO(ジコー))は、JICOオリジナルMMカートリッジ「Clipper(クリッパー)」を2024年10月22日に海外限定で発売いたします。
JICOは1966年にレコード針の製造を開始し、メーカーのコピー品をサードパーティーとして製造してまいりました。
そんな中、2018年5月SHURE社がフォノカートリッジ事業からの撤退を発表したのをきっかけに、2021年4月にSHURE44シリーズカートリッジのレプリカを発表、同年11月に交換針の完全レプリカを発表しました。
そして、JICOを交換針メーカーからカートリッジメーカーへと進化させたいと考え、今回ついにJICO完全オリジナルのMMカートリッジの発売に至りました。
製品名につけたClipperとは、1930年代から1980年代にかけて世界の航空業界に対して非常に高い影響力を有していた航空会社パンアメリカン航空の「クリッパークラス(Clipper Class)」に由来しております。
これが世界中の航空会社に広まったのが現在のビジネスクラスと言われています。
「一般大衆的なMMカートリッジよりも少し上質なモデル」という意味でこの名をつけました。
【5つの特徴】
◆世界初のDual Fittingモデル
Clipper自身の交換針だけでなく、SHUREやJICOの44モデルの交換針にも対応しています。
◆世界初のテーパードSカンチレバー採用
振動をより忠実に再現するテーパード仕様に加えSHURE社のSカンチレバー形状を採用しています。
◆NUDEチップを採用
NUDE(天然無垢ダイヤモンド)チップはレコード盤の音溝へ深くまで入り込みます。特に中音域から高音域の再現度が美しく際立っています。
◆エイペックスグライドヘッドシェル
カートリッジの重心やバランスを考慮しヘッドシェルをセンターしています。
◆フォルムデザイン
様々な乗り物が持つ流線美と優しくてスタイリッシュなイメージを掛け合わせ、今回のフォルムデザインにたどり着きました。
音のコンセプトは弊社工場の「自然豊かな山陰地方の風土」をイメージし開発しました。
音と一緒にフォルムもあわせて”JICOの音”をお楽しみください。
【本件に関するお問い合わせ】
E-mail : inquiry@jico.co.jp
WEBサイト: https://www.jico-stylus.com/
【JICO 日本精機宝石工業株式会社について】
明治6年"縫い針"が当社の技術のはじまりです。
レコード針をおよそ2,350種類製造しております。
たとえ10年に1本しか注文がない品番でも廃盤にすることなく生産し続けます。
私どもの製品が世の中に貢献できるよう粛々と"モノづくり"を続けてまいります。
●東京オフィス
〒105-0004
東京都港区新橋2-5-2-206
●本社/工場
〒669-6701
兵庫県美方郡新温泉町芦屋100番地