プレスリリース
スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、令和6年6月29日に名古屋市美術館(愛知県名古屋市)に導入されたことを本日8月5日にお知らせいたします。
■導入の背景とポケット学芸員選定理由
名古屋市美術館では、使用していた他社の音声ガイドがサービスを終了することになり、来館者へのサービスを継続するため、新たに活用できるガイドアプリ等を探していたとのことです。同館では、以前からクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を利用しています。「ポケット学芸員」はそのシステムの機能の一部であり、システム内の情報と紐づけて編集・公開することができ、導入に際して操作のハードルが低かったことが採用の大きな要因です。また、施設外でも解説が閲覧可能であること、ポケット学芸員を活用している博物館・美術館が増えてきていることも決め手となったそうです。
■配信コンテンツの特徴
各展示期間で常設展に展示されている作品の解説(日・英)とともに、愛知出身の建築家・黒川紀章設計の建築の特徴や、ロビー・屋外の彫刻も紹介し、美術館とその周辺の空間を丸ごと楽しんでいただけるコンテンツを配信しています。音声によるガイドは、今後、データ作成が完了次第、公開予定とのことでした。
■名古屋市美術館について
名古屋市美術館は1988年4月、名古屋中心部の緑豊かな白川公園内に開館しました。建築を手掛けたのは愛知県出身の建築家・黒川紀章で、世界に誇ることのできる本格的な美術館として設計されました。「エコール・ド・パリ」「メキシコ・ルネサンス」「現代の美術」「郷土の美術」という4つの方針のもと、国内外の優れた作品を収集しており、地階の常設展示室では、年3回ほど展示替えをしながら紹介しています。また1,2階の企画展示室では、年に3〜4本の企画展を開催しています。それ以外にも子ども向けの美術プログラムやボランティアによるギャラリートークなどのイベントも随時開催中です。
■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。
アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts
<2024年7月31日時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
北海道博物館/北海道開拓の村/北海道立三岸好太郎美術館/だて歴史文化ミュージアム/中島・湖の森博物館/アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)/洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク/とうや湖ぐるっと彫刻公園/史跡入江・高砂貝塚/入江・高砂貝塚館/北海道立近代美術館/史跡北黄金貝塚公園/札幌芸術の森美術館/札幌芸術の森野外美術館/知床博物館/北海道立釧路芸術館/洞爺湖芸術館/八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館/八戸市博物館/史跡根城の広場/一関市博物館/岩手県立博物館/花巻市博物館/仙台市博物館/石巻市博物館/歴史と文化の美術館 わらべの里/大山忠作美術館/諸橋近代美術館/いわき震災伝承みらい館/茨城県近代美術館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/歴史と未来の交流館/群馬県立土屋文明記念文学館/飯能市立博物館 きっとす/戸田市立郷土博物館/鉄道博物館(さいたま市)/入間市博物館ALIT/旧石川組製紙西洋館/旧黒須銀行/造幣さいたま博物館/埼玉県立近代美術館/浦安市郷土博物館/新宿区立林芙美子記念館/世田谷区立次大夫堀公園民家園/松岡美術館/新宿区立漱石山房記念館/昭和女子大学光葉博物館/パルテノン多摩ミュージアム/くにたち郷土文化館/国立印刷局 お札と切手の博物館/慶應義塾大学/八王子市絹の道資料館/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/北区飛鳥山博物館/桑都日本遺産センター八王子博物館/東京家政大学博物館/紙の博物館/世田谷区立郷土資料館/世田谷区立岡本公園民家園/國學院大學博物館/昭和館/船の科学館/立川市歴史民俗資料館/しょうけい館(戦傷病者史料館)/消防博物館/田端文士記念館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/横須賀美術館/神奈川県立歴史博物館/川崎市岡本太郎美術館/箱根町立郷土資料館/ニュースパーク(日本新聞博物館)/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/横須賀市自然・人文博物館/富山県[立山博物館]/富山県水墨美術館/高志の国文学館/小松市立宮本三郎美術館/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立美術館/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/敦賀市立博物館/山梨県立美術館/長野市立博物館/橋まゆみ人形館/松本市美術館/松本市時計博物館/松本市立博物館/大垣市守屋多々志美術館/大垣市立墨俣図書館/岐阜県博物館/大垣市日本昭和音楽村江口夜詩記念館/中津川市鉱物博物館/大垣市墨俣さくら館/スイトピアセンター 学習館/大垣市立図書館/大垣市上石津郷土資料館/大垣市輪中館・輪中生活館/大垣市奥の細道むすびの地記念館/大垣市歴史民俗資料館/スイトピアセンター 文化会館/大垣郷土館/大垣市立上石津図書館/多治見市モザイクタイルミュージアム/大垣城/大垣市金生山化石館/赤坂港会館/旧清水家住宅/墨俣一夜城(墨俣歴史資料館)/東御門・巽櫓/静岡市歴史博物館/田原市博物館/豊橋市二川宿本陣資料館/豊橋市美術博物館/古川美術館/稲沢市荻須記念美術館/碧南市藤井達吉現代美術館/名古屋市美術館/刈谷市歴史博物館/桑名市博物館/彦根城博物館/滋賀県平和祈念館/滋賀県立琵琶湖博物館/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/向日市文化資料館/重要文化財「聴竹居」/大阪市立東洋陶磁美術館/逸翁美術館/シマノ自転車博物館/大阪国際平和センター(ピースおおさか)/貝塚市善兵衛ランド/造幣博物館/兵庫県立歴史博物館/神戸ビーフ館/小林一三記念館/兵庫県立歴史博物館/姫路市立美術館/但馬牛博物館/奈良文化財研究所/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立宍道湖自然館ゴビウス/島根県立美術館/鹿島歴史民俗資料館/頼山陽史跡資料館(広島県立歴史博物館分館)/みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)/ふくやま文学館/造幣局広島支局造幣展示室/広島市現代美術館/ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)/湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)/UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)/中原中也記念館/萩博物館/高松市公文書館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市美術館/菊池寛記念館/高松市埋蔵文化財センター/高松市平和記念館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/上島町岩城郷土館/愛媛県総合科学博物館/高知市立自由民権記念館/高知県立坂本龍馬記念館/高知県立歴史民俗資料館/香美市立やなせたかし記念館/高知県立美術館/横山隆一記念まんが館/嘉麻市立織田廣喜美術館/筑前町立大刀洗平和記念館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/佐賀県立博物館・美術館/佐賀県多久市/佐賀県立九州陶磁文化館/長崎歴史文化博物館/諫早市美術・歴史館/熊本県立美術館/くまもと文学・歴史館/熊本県立装飾古墳館/天草市立御所浦恐竜の島博物館/熊本博物館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/かごしま環境未来館/鹿児島県歴史・美術センター黎明館/鹿児島県立博物館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」/
ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。
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(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)
【導入施設】
名古屋市美術館
〒460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)
TEL 052-212-0001
https://art-museum.city.nagoya.jp/