プレスリリース
IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『新たなビジネスモデルとテクノロジーが点源炭素回収の普及を加速させる』と題したウェビナーを、2024年8月1日(木)に開催します。
二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)とは、排出された二酸化炭素(CO2)を直接排出点源または大気から回収し、その二酸化炭素を新たな用途に有効利用したり、恒久的に地中に貯留したりする一連の技術を指します。IDTechExの調査では、コストとエネルギー需要の高さや二酸化炭素輸送・貯留インフラの不足が成熟したCCUS技術の導入の妨げとなってきたものの、これまで利用できなかったビジネスモデルや先進の回収技術により、CCUS分野において大規模なプロジェクトの開発が加速することになります。本ウェビナーでは、CCUSのビジネスモデル(現在の規制状況においてもCCUSから収益を上げる方法など)と、炭素市場がCCUSの未来をどのように形成しようとしているかを考察します。パートチェーン型のCO2回収・輸送・貯留事業者の出現やCCUSハブ&クラスターの発展によってCCUSの導入がどのように拡大するかについても分析する予定です。最後には、最新の主な点源回収手法を評価しながら、適切な炭素回収技術の選択について解説します。
本ウェビナーでは、IDTechExのテクノロジーアナリスト Eve Popeが最新調査をもとに解説します。
<開催概要>
テーマ:『新たなビジネスモデルとテクノロジーが点源炭素回収の普及を加速させる』
(How Emerging Business Models and Technologies Will Accelerate Point-Source CCUS Deployment)
開催日時: 2024年8月1日(木) 10時もしくは18時から30分間
開催方法:オンライン
言語:英語
参加費:無料(事前登録制)
https://www.idtechex.com/ja/webinar/26032-12383-12394-12499-12472-12493-12473-12514-12487-12523-12392-12486-12463-12494-12525-12472-12540-12364-28857-28304-28845-32032-22238-21454-12398-26222-21450-12434-21152-36895-12373-12379-12427/601
当日カバーする内容(予定)
- 採算の取れるCCUSビジネスモデルの過去(石油増進回収との組み合わせ)、現在(政府からの多額の補助金)、未来(カーボンプライシングと新たな有効利用)を考察
- CCUSバリューチェーンの細分化によって技術の導入がどのように加速するかを解説
- 新旧の点源回収技術を明らかにし、個別技術がどのような条件下で優れているかを判定
- 世界の脱炭素化の歩みと2050年までのネットゼロ達成目標を踏まえながらCCUSを解説
IDTechExは関連する調査レポートを7月に発行しました。
『二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)市場 2025-2045年:技術、市場予測、有力企業』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/carbon-capture-utilization-and-storage-ccus-markets-2025-2045-technologies-market-forecasts-and-players/1017
本無料ウェビナー(英語)は、上記調査レポートからの抜粋です。また、ウェビナー使用した資料は、後日、提供します。
IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars
【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL: https://www.idtechex.com/ja
担当:村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209