プレスリリース
オンキヨー株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:大朏 宗徳、以下「当社」といいます。)は、2024年6月26日〜28日において開催されました情報処理学会各研究会主催のマルチメディア、分散、協調とモバイル DICOMO2024シンポジウム(統一テーマ:「デジタルがつなぎ、デジタルが拓く、新たな世界」)におきまして、野口賞を受賞しましたことをお知らせ致します。
先日お知らせしましたとおり、当社は、2024年6月26日〜28日において開催されました「DICOMO2024」におきまして、論文発表を行いました。
【関連リンク】 DICOMO2024での論文発表のお知らせ
https://www.onkyo.net/news/20240625_dicomo
論文発表の結果、産業への貢献が期待される優秀なデモンストレーションに授与される「野口賞」を受賞しました。
表彰者リスト https://dicomo.org/commendation/
当社が発表した論文の概要は以下のとおりです。
論文タイトル:心音の分析を身近にする簡単心音データ収集システム
概要:心音等の情報を家庭で簡単にデータとして蓄積し、変化を検出するなどの活用ができれば、人々の健康維持そして万が一心臓に異変が見られた場合には、早期に医師にかかり、診察・処置を受ける機会を創出することができます。そこで、一般家庭でも、手軽に心音のデジタイジングを低ノイズで行うためのシステムを開発しました。また、機械学習・深層学習でのデータ活用を効率的に行うためのアナログ聴診器の周波数特性に近い聴診音の特性を確保し、聴感によるラベリングを容易にする検討も行いました。
当社は、Onkyo ブランドのオーディオ製品やスピーカーの技術を支えてきた研究開発部門とマーケティング部門を新設分割し、これまでのオーディオ技術、ノウハウ、ブランドを新分野に展開させるために設立した会社です。当社は、「音で世界をかえる」のスローガンのもと、老舗オーディオメーカーとして長年培った「音」の技術を、医療・食品・産業・インフラの分野に展開して研究開発を進めるとともに、Onkyoブランドの認知度を上げるマーケティングを全社一丸となって行っています。当社事業の今後の展開に、ご期待下さい。