プレスリリース
オンキヨー株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:大朏 宗徳、以下「当社」といいます。)は、国土交通省が実施している「建設技術研究開発助成制度」に6月10日付で採択されたことを本日6月20日お知らせ致します。
建設技術研究開発助成制度は、建設分野の技術革新を推進していくため、国土交通省の所掌する建設技術の高度化および国際競争力の強化、国土交通省が実施する研究開発の一層の推進等に資する研究開発に提案を研究者から広く公募する競争的研究費制度です。令和6年度建設技術研究開発助成制度(政策課題解決型技術開発公募)の応募課題につきまして、当社の課題が採択されました。
当社の研究開発課題は、「簡便な設置性を有する橋梁における加速度データを用いた車重および軸重推定システムの開発」です。当社は、当該研究におきまして、車両走行による橋梁の加速度データを用いた車重および軸重推定手法の確立を目指します。この手法の確立により、従来の装置から、大掛かりな設置工事を必要としない簡便な設置性を有する加速度センサへの代替が可能となり、従来よりも低コストでの車重および軸重推定を実現することができます。その結果、高速道路のような大規模な橋梁から、地方公共団体が管理する小規模な橋梁に至るまで、多地点で多様な橋梁での補修および更新の優先度の策定への活用が期待されます。当社は、当該研究を通じて、今後、一斉に老朽化を迎える橋梁の補修および更新の需要増大に対する問題解決に貢献したいと考えております。
【関連リンク】
◆国土交通省プレスリリース
SBIR建設技術研究開発助成制度の採択課題決定(2024年6月19日付)
https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001110.html
当社は、Onkyo ブランドのオーディオ製品やスピーカーの技術を支えてきた研究開発部門とマーケティング部門を新設分割し、これまでのオーディオ技術、ノウハウ、ブランドを新分野に展開させるために設立した会社です。当社は、「音で世界をかえる」のスローガンのもと、老舗オーディオメーカーとして長年培った「音」の技術を、医療・食品・産業・インフラの分野に展開して研究開発を進めるとともに、Onkyoブランドの認知度を上げるマーケティングを全社一丸となって行っています。当社事業の今後の展開に、ご期待下さい。