プレスリリース
600人劇場が満席・エジプトで「侍ショー」が人気。織田信長をテーマにした演劇・能登支援映画「ピースラリー」上映、「サダコの鶴」紹介など”日本の心”を伝える公演が開催
【600人劇場が満席〜エジプトで侍ショー〜】
2024年5月28日、エジプトの首都カイロにあるガラル・エル・シャルカウィ芸術劇場で、ウエストイーストプロダクション株式会社が主催し、「劇団アトリエッジ」協力、一般社団法人ユーラシア国際映画祭がコーディネイトを担当した演劇と映画の祭典「サムライショー」が開催され、600人の客席はほぼ満席の観客で埋め尽くされ、決めポーズのたびに大きな歓声が上がるなど、大きな反響を得た。
報告動画↓
https://youtu.be/7_UpYRdH7O0
本公演は、フランスのカンヌ国際映画祭での公演を行なった、織田信長の死の理由を新解釈で暴く「ちはやぶる神の国(英語訳 THE LAND OF RISING GOD)」などの演劇や、殺陣指導、映画「ピースラリー」(樽谷大助監督)・MV「SONIC BOOM」、「サダコの鶴」を上演するなど、“侍の心”を伝えるプログラム。
【織田信長のストーリーを、アラビア語版に】
樽谷大助、澤繁実、村井飛人、福井将真、増山麗奈、小川敬子が出演し、奈美木映里が脚本を描いた。「ちはやぶる神の国」は日本におけるキリスト教布教に関わった織田信長を主人公とする演目だが、アラビア圏での上演では“宗教表現”は控えるべきだと、劇場側から提案があり、脚本の草部文子は、アラビア語圏の観客に伝わるよう脚本を書き直した。
英語版では、ショーンK氏が朗読していたナレーションは、AIナレーションを活用。アラビア語版で、背景のスクリーンを活用し、セリフにはアラビア語字幕を付けるというような工夫が施された。
「織田信長は、日本人同士が殺し合う戦国の世を終わらせ日本統一を計るために、力を尽くしておりましたが、志半ばで、謀反が起き、信長は命を落としました。今日は、日本で人気の舞台「The Land of the Rising Sun 」は、信長が自分の死によって日本に平和をもたらす物語で、そこに流れる美しいサムライ精神を描いています。」(アラビア語版・「The Land of the Rising Sun」草部文子 アラビア用脚本冒頭ナレーションより)
炎に包まれる本能寺で、信長の妹であるお市の方が、夫である浅井長政と共に死ぬことを求めるも、子供達のために生きて欲しいという長政とのやりとりについてのシーンも追加。増山麗奈がお市の方を演じ、浅井長政を村井飛斗が演じた。
新たに、空手の師範である樽谷大助演出の空手の技を活かした演目も加えられた。舞台で殺陣を行う度に、“おー!”会場が沸く。舞台に数十人の侍希望のエジプトの若者達が上がり、その場で殺陣を習う一幕もあった。
参加した観客からは「日本の侍はなぜ自らの死を選ぶのか」「エジプトにサムライ文化を学ぶ施設を作ってほしい」「今度はもっと長編の舞台を見たい」という声が寄せられた。
報告動画↓
https://youtu.be/7_UpYRdH7O0
増山麗奈 筆
海外配信:樽谷大助(Europian Press / Monaco Week International)
一般社団法人ユーラシア国際映画祭/ウエストイーストプロダクション株式会社