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プレスリリース
伝統工芸の魅力を伝え 子どもたちの創造性を育む出前授業「Next Traditional2024」福岡市赤坂小学校で開催|造形作家 鹿児島 睦氏×人形師 中村 弘峰氏の特別コラボ授業が実現|
LPガスの供給をはじめ、リノベーションや不動産管理など、住まいに関わるサービスを提供する、株式会社明治産業(福岡県福岡市:代表取締役 明永喜年)は、6月5日(水)に福岡市の赤坂小学校で、造形作家の鹿児島睦氏と人形師、中村弘峰氏を講師に迎えた出前授業を実施します。
2022年から始まったこの出前授業の取り組みは、当社とラブエフエム国際放送株式会社(福岡県福岡市:代表取締役社長 宮ア泰)が共同で行うもので、子どもたちに地元福岡の伝統文化に触れ、モノづくりの楽しさと、クリエイティブ思考を学んでもらうことを目的としています。
昨年、一昨年と福岡市内の小学校、数校で実施し、子どもたちは中村人形が制作・監修した干支の素焼き人形に好きな色や柄を自由に絵付けして楽しみ、博多の伝統工芸の魅力を体感しました。
本年度、第1回目は特別プログラムが実現。現在、福岡県立美術館にて「鹿児島睦 まいにち」展を開催中の地元作家、鹿児島睦氏と人形師中村弘峰氏の授業です。博多の伝統工芸や博多人形の歴史などを学びつつ、暮らしの中に美しい器を置くことで、日常をよりよいものにしようと提案する鹿児島氏からもものづくりの楽しさを教わります。その後、鹿児島氏デザインの素焼き人形に色をつけます。
当社は、今後も持続的に活気ある元気な社会づくり・街づくりに貢献するため、子どもたちに創造する面白さと、生まれ育った地域の伝統的価値、歴史的視点で物事を捉えることを学んでほしいとの思いで、芸術の魅力を伝えてく機会を支援いたします。
Next Traditional2024 〜博多伝統工芸出前授業〜
■場所 赤坂小学校(福岡県福岡市赤坂2丁目5-20)
■日時 6月5日(水)9:15〜11:20
■スケジュール
9:15 座学(福岡・博多の伝統工芸について/博多人形・中村人形の歴史、特徴、絵付けの工程、鹿児島誠氏の作品制作についてなど)
10:35 人形絵付け体験(鹿児島氏デザインの素焼き人形に絵付け)
11:20 終了
■講師
鹿児島 睦(かごしま まこと)https://www.makotokagoshima.net/
陶芸家・アーティスト。1967年福岡県生まれ。美術大学卒業後、インテリア会社に勤務し、ディスプレイやマネージメントを担当。2002年より福岡市内にある自身のアトリエにて陶器やファブリック、版画などを中心に制作。日本国内のみならず、L.A.、台北、ロンドンなどで個展を開催。近年では世界中にファンが広がっている。作品制作の他、国内外のブランドへ図案の提供も行っており、陶器にとどまらずファブリックやペーパーなど様々なプロダクトを発表。また、国際的なアートプロジェクトへの参加や、空間への壁画制作など活動の幅は多岐に渡る。instagramフォロワー数は約12万人。
中村 弘峰(なかむら ひろみね)https://www.nakamura-ningyo.com/hiromine/
福岡県福岡市生まれ。「中村人形」の4代目。2009年東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。2011年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。人形師で父の中村信喬に師事 福岡県太宰府天満宮干支置物制作、博多祇園山笠土居流 舁山制作。伝統を重んじつつ現代性を取り入れた斬新な作品を手がけている。代表作に「江戸時代の人形師が現代にタイムスリップしたら」という発想から、子供の健やかな成長を祈願する五月人形と、野球選手やアメフトプレイヤーといった現代のアスリートをかけ合わせた「アスリートシリーズ」、雅な紋様をあしらった「動物シリーズ」など。従来の概念にとらわれない斬新な作品ながら、古来人々が人形に願いを込めてきたように、いまも変わらない「祈り」を託している。