プレスリリース
エンタープライズDBの新代表社長に勝俣 正起が就任、PostgreSQLの専門集団として、より効率的なDBシステムの移行と構築を支援
2024年4月11日(木)- PostgreSQLの普及活動を推進する先進企業EnterpriseDB Corporationの日本法人、エンタープライズDB株式会社(本社:東京都中央区、以下「EDB」)は、2024年4月1日付けで、日本法人の代表社長に勝俣 正起(かつまた まさき)が新たに就任したことを発表します。
世界のオープンソースデータベース市場は、2022年から急速に拡大し、今後さらに高い年間成長率が期待されており、ユーザー企業のビジネス成長を大きく牽引すると予想されています。その中でも特にPostgreSQLが企業の業務用Relational Database(以下「RDB」)として利用されるシーンが増えてきており、その理由は、他の有償のRDBと比較しても遜色ない本格的な機能を有している点や、予想以上の性能・コスト効果をもたらしている点などが挙げられます。
EDBは、PostgreSQLコミュニティで、その機能拡張や、新規機能開発において、世界のトップ・コントリビューターとして長年活動しています。そしてEDB独自機能やOracle互換機能を製品に組み込むなど、既存RDB環境からの容易な移行を実現しています。また昨今では、PostgreSQL単体では実現できていない “マルチマスター・レプリケーション”注1 方式となるソリューション、EDB Postgres Distributed(PGD)をリリースし、99.999%の高可用性を実現しました。これらは企業の重要なシステム・基幹業務で利用される場合も多く、EDBの提供する専門PostgreSQL技術チームによる導入・運用サービス・保守サポートが評価されています。
EnterpriseDB Corporation APJリージョナルバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー
Stuart Fisher(スチュアート・フィッシャー)のコメント
「日本におけるDX市場はまだまだ潜在能力があり、その中でオープンソースのPostgreSQLがRDBとして果たす役割はとても大きいと確信しています。今後当社EDBが本格的に日本市場に注力し、さらにお客様をご支援する上で、勝俣 正起の実績と能力は大いに貢献できるものと考えており、彼の今後の活躍に期待しています。」
エンタープライズDB株式会社 代表社長 勝俣 正起のコメント
「これまで培ってきたIT業界における経験、ネットワーク、知識を活かし、日本のお客様及びパートナー様に対してEDBの価値をご提供する事で、お客様のDXの加速化、並びにビジネス成長に貢献できますようEDBジャパンの事業強化に努めてまいる所存です。」
注1マルチマスター・レプリケーション:複数のデータベースが互いの内容を複製し合う仕組みの一種。
【略歴】
エンタープライズDB株式会社
代表社長 勝俣 正起(かつまた まさき)
30年以上にわたるIT分野での戦略的リーダーシップの役割と実績を持つ。EDB入社前は、1987年新卒入社の日商エレクトロニクスにて国内営業やシリコンバレー駐在勤務を経験。その後EMCジャパン、日本IBMをはじめ大手外資系企業に勤務。2009年以降はActifio(後にGoogle Cloudが買収)やConfluent(OSS Apatch Kafkaの商用版)といったスタートアップ企業において、日本法人代表としてビジネスを立ち上げ、新規顧客開拓と事業拡大に尽力し、チームの成功を牽引。
【エンタープライズDB(EDB)について】
EDBは、世界有数のオープンソースデータベースであるPostgresの特長を最大限に活用できるエンタープライズクラスのソフトウェアとサービスを提供しています。EDBは世界中にオフィスを構え、金融サービス、政府系機関、メディア、通信、情報技術などの大手企業を含む1,500社以上の顧客に利用されています。また、活気に満ちた急成長中のPostgresコミュニティを代表する貢献者の1社として、技術革新の推進に尽力しています。EDBは、データベースに関する深い専門知識により、オンプレミスとクラウドの両方で、高可用性、信頼性、セキュリティ、24時間365日のグローバルサポート、そして高度なプロフェッショナルサービスを提供しています。これにより、企業のリスクコントロール、コスト管理、および効率的なスケーリングを支援しています。詳細については、www.enterprisedb.comをご覧ください。