プレスリリース
日仏アーティストのコラボレーションから見えてくる日本の人形・人形劇とは?文楽に留まらない、多様で豊かな人形の世界を4/6(土)、大阪の関西日仏学館でご紹介!
フランス政府公式機関である関西日仏学館(京都・大阪)では、フランコフォニー月間の一環として「 聖と俗- 劇場外や農村での宗教行事における人形使用の実践」と題した講演会を大阪の関西日仏学館で開催します。
フランスやヨーロッパでは、国立文楽劇場による文楽のイメージが強い日本の伝統人形劇。2人のアーティスト、小林ともえとシモン・ムルスのリサーチにより、日本における文楽以外の人形劇の実践について紹介します。
講演会
「聖と俗- 劇場外や農村での宗教行事における人形使用の実践」
2024年4月6日(土) 17:00−19:00
ヴィラ九条山2019年度レジデントである衣装/造形物製作者の小林ともえ(東京在住)と俳優及び人形遣いであるシモン・ムルス(フランス在住)は、2019年より共同作業を行っています。
彼らはアーティストの立場から、日本において人形(劇)に関するリサーチを行いました。劇場ではない空間、農村部における宗教的行事での人形の使用が調査対象です。
二人は本州、四国で継承されている、時には宗教儀式として実践される門付けや神送りの行事、場のお清めに立ち会ってきました。そこでは人形が重要な役割を担っています。そして、三番叟、翁、恵比須、大黒の人形、あるいは獅子舞により、日常の空間がどのようにして聖なる空間へと変容するのかを目の当たりにするのです。
二人は人形(劇)に馴染みのある、またはそうでない人々の双方へ取材を行い、フランスでは国立文楽劇場の文楽のイメージが強い日本の日本人形劇の表象の豊かな多様性を、自らが記録した人形(劇)の視覚/音声資料を用いながら紹介します。
講演:小林ともえ、シモン・ムルス(オンライン出演)
日時│2024年4月6日(土) 17:00−19:00
会場│関西日仏学館(大阪)大阪市北区天神橋2-2-11 阪急産業南森町ビル9階 TEL:06-6358-7391
料金│無料、要事前予約
主催│関西日仏学館
共催│Projet D
言語│日本語 フランス語(通訳: 鈴木こう)
ご予約│下記Peatix、 または関西日仏学館(大阪)の受付よりお申込み下さい。
https://marionnettes2024.peatix.com/
お問合せ│ 関西日仏学館(京都)075-761-2105 Email: kansai.kyoto@institutfrancais.jp
主催│ 関西日仏学館
共催│ Projet D
イベント詳細│https://culture.institutfrancais.jp/event/marionnettes2024-2
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【関西日仏学館について】
関西日仏学館は、1927年より活動するフランス政府公式文化機関です。フランス大使館文化部を本部とし、京都と大阪でフランス語講座を開講するとともに、文化イベントを開催しています。※2023年4月には「アンスティチュ・フランセ関西」から、設立当初の「関西日仏学館」に名称を戻しました。
館長:サンドリン・ムシェ(在京都フランス総領事)
公式HP:https://www.institutfrancais.jp/kansai/
●関西日仏学館(京都)
606-8301 京都市左京区吉田泉殿町8 Tel. 075-761-2105 kansai.kyoto@institutfrancais.jp
●関西日仏学館(大阪)
530-0041大阪市北区天神橋2-2-11 阪急産業南森町ビル9階
Tel. 06-6358-7391 kansai.osaka@institutfrancais.jp