プレスリリース
スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、令和6年3月26日に新宿区立林芙美子記念館(東京都新宿区)に導入されました。
■導入の背景
新宿区立林芙美子記念館は、作家・林芙美子が昭和16年(1941)に建て、昭和26年に亡くなるまで過ごした家で、東京都選定歴史的建造物に選定されています。山口文象設計の和風建築で、芙美子のこだわりが随所に見られるこの家は、林芙美子作品の愛読者だけではなく、建物や庭に興味のある人も多く訪れ、近年は外国人の来館者も増えています。現在、土日祝日を中心にボランティアガイドが解説を実施していますが、平日の来館者や外国語を希望される方への対応のため、スマートフォンアプリによる情報発信を行うことにしたとのことです。
■ポケット学芸員選定理由
「ポケット学芸員」は、利用中の収蔵品管理システムに付随する機能であるため導入コストがかからないこと、また既に新宿区立漱石山房記念館で導入されており、使い勝手や更新の容易さなども、選定のポイントになったそうです。
■配信コンテンツの特徴
記念館の各部屋などについて、簡単なテキストと音声で紹介をしています。対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語です。
■新宿区立林芙美子記念館について
新宿区立林芙美子記念館は、『放浪記』『浮雲』などの代表作で知られる作家・林芙美子が、昭和16年(1941)8月から昭和26年(1951)6月28日にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。大正11年(1922)に上京して以来、多くの苦労をしてきた芙美子は、昭和5年(1930)に落合の地に移り住み、昭和14年(1939)12月にはこの土地を購入し、新居を建設しはじめました。芙美子が亡くなるまで暮らしたこの家には、創作活動と同様に生活を大切にした芙美子の思いを随所に見ることができます。
■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。
アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts
<2024年3月14日時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
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ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。
iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
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(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)
【導入施設】
新宿区立林芙美子記念館
〒161-0035
東京都新宿区中井 2-20-1
電話 03-5996-9207
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/fumiko/12/?doing_wp_cron=1710813689.6810278892517089843750