プレスリリース
IoTの進化と市場成長が期待されるアンビエントIoT調査レポート
Bluetooth(R)技術を管理する業界団体Bluetooth SIG(Special Interest Group)< https://www.bluetooth.com/ > は、2024年2月23日、新しいクラスのIoT(モノのインターネット)デバイス、「アンビエントIoT」の可能性と、アンビエントIoT市場参入に役立つ情報を概説した市場調査レポート『アンビエントIoT: Bluetooth(R)IoTデバイスに新たなクラスが登場 < https://www.bluetooth.com/ja-jp/bluetooth-resources/mrn-ambient-iot/ > 』日本語版を公開しました。
IoTデバイスの新たな進化「アンビエントIoT」
アンビエントIoTは、電波、光、運動、熱など、周囲に存在する環境エネルギー源からエネルギーを取り込み主な電力源とする、新しいクラスのIoTデバイスです。
アンビエントIoTは、IoTの進化と普及への制約となっていた電力供給の問題に「環境発電」という解決策をもたらします。また、メンテナンスの必要性を低減することにより、設置環境における制約を解決します。大規模、かつ設置困難な場所への展開が可能なアンビエントIoTは、業界に新たな成長の機会をもたらします。
アンビエントIoTに適したBluetooth Low Energy
アンビエントIoTは環境発電によって得られるわずかな電力を動力源とするため、消費電力の効率が固有の要件として非常に重要です。Bluetooth Low Energy(LE)は現在利用可能なIoTプロトコルの中で最も低消費電力な規格のひとつで、周囲に存在する環境エネルギー源から得られるわずかな電力を稼働の前提とするアンビエントIoTに非常に適しています。
アンビエントIoTは、巨大な市場可能性を背景に、多様かつ全く新しいユースケースをもたらし、企業や消費者とそれらを取り巻く環境との関わり合いを一変させることが期待されています。詳しくは『アンビエントIoT: Bluetooth(R)IoTデバイスに新たなクラスが登場 < https://www.bluetooth.com/ja-jp/bluetooth-resources/mrn-ambient-iot/ > 』日本語版をダウンロードしてご覧ください。
Bluetooth(R)技術について
毎年50億台以上もの搭載製品が出荷されるBluetooth(R)技術は、シンプルでセキュアな無線接続と測位のグローバル標準です。1998年の登場以来、Bluetooth技術は新たな市場を確立し、文化を形づくり、人々の生活を豊かにする、さまざまな結びつきを創出してきました。有線接続に代わるものとして出発したBluetooth技術は、今や日常生活に安全性と生産性をもたらし、喜びを増大させる、目に見えない繋がりの役目を果たしています。
Bluetooth SIGについて
1998年に設立されたBluetooth Special Interest Group(SIG)は、世界で最も広範囲に活用されるワイヤレス規格であるBluetooth(R)技術を監督する、非営利の会員制業界団体です。国際的な標準化組織、製品認証機関、特許および商標ライセンス管理機関、業界団体の役割を兼務する独自の組織であるBluetooth SIGは、4万社を超えるメンバー企業と連携し、ワイヤレス接続の可能性を再定義する技術強化に継続的に取り組んでいます。
Bluetooth(R)技術およびBluetooth SIGについて、詳しくはhttps://www.bluetooth.comをご覧ください。