• トップ
  • リリース
  • 「暗闇の中の電車に乗って 出かけてみよう! キハ40で春の旅。」 ダイアログ・イン・ザ・ダーク、3月16日よりスタート。

プレスリリース

一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ

「暗闇の中の電車に乗って 出かけてみよう! キハ40で春の旅。」 ダイアログ・イン・ザ・ダーク、3月16日よりスタート。

(DreamNews) 2024年03月01日(金)16時30分配信 DreamNews

ソーシャルエンターテイメントによって、互いを認め、助けあう社会の実現を目指す一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京・港区 代表理事 志村季世恵)は、3月16日より春の新コンテンツをスタートする。テーマは「暗闇の中の電車に乗って 出かけてみよう! キハ40で春の旅。」 視覚障害者がアテンドとなり、真っ暗闇の中で電車に乗る体験をする。
(写真は、車両キハ40)



東京竹芝の暗闇の中にある、懐かしい車両キハ40について

ドイツの哲学者、アンドレアス・ハイネッケ博士が創り出した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、世界47カ国以上で開催され、日本では東京・竹芝にあるダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」(以下、「対話の森」)で常設開催されている。

「対話の森」には、JR東日本の鉄道を走っていたキハ40の車両がある。ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの志村季世恵代表理事は、かつて自分自身の子育て時代に、泣く我が子を抱きながら見知らぬ乗客たちからたくさんの励ましを受けた、優しい電車の思い出がある、と話している。

「暗闇の中に電車があったらと思うようになりました。暗闇の中でシートを探してみる。先に座っている方に、空いている席を教えてもらう。時には譲り合う人も出てくるかも。誰かにぶつかったら『ごめんね』と言えて、助けてもらえたら『ありがとう』って言い合えるそんな優しい電車になるのではないかしら。
ある時JR東日本さんに「対話の森」の暗闇の中に『電車をください』と、お願いをしました。
新幹線や横並び席の通勤電車も候補に上がりましたが、ボックス席の車両を探していただきました。ようやく、秋田の車両センターに、廃車で解体される寸前のキハ40の車両が見つかりました。懐かしいボックス席の車両を見せてもらうと、とても温かな雰囲気です。きっとたくさんの思い出が詰まっているのでしょう。

そんな優しいキハ40に乗って旅に出てみてください。真っ暗の中で見える景色はどんなでしょう。もしかしたら初めて会う方とお友だちになれるかもしれません!」
(ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」発行メールマガジン 3月1日号より)

なお、今回の企画の中で「しあわせ団子」を販売予定。その売り上げは、今年1月に起きた能登半島地震のために寄付される。


開催概要
「暗闇の中の電車に乗って 出かけてみよう! キハ40で春の旅。」
「旅の楽しみ方はたくさんあるけれど、まだまだ知らないこともありそうです。
そんな新しい方法を、目を使わない人たちに聞いてみました。
目を閉じてみたら一歩先は冒険と探検。初めての場所を、音やにおい、手触り足触りで探ってみる。
そうそう、簡単に“わからない”のが、見えない旅の醍醐味みたい。
感覚を研ぎ澄まして“わからない”を増やしていこう。
一つ言えるのは、まっくらの中の旅は人との出会いが最高にあたたかくて優しいということ。」

さあ、暗闇の中の電車に乗って
出かけてみよう!


開催期間:2024年 3月16日(土)〜6月30日(日) ※月曜休館
開催場所:ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」 (東京都港区海岸一丁目10番45号 シアター棟1F)
体験費:お一人様大人3,850円 学生2,750円 小学生1,650円(すべて税込) ※ ご体験は小学生以上
お申込:WEBより事前予約制 https://taiwanomori.dialogue.or.jp/

https://taiwanomori.dialogue.or.jp/event/20240316-0630/

ダイアログ・イン・ザ・ダーク
https://did.dialogue.or.jp/
照度ゼロの暗闇空間で、視覚障害者の案内のもと、視覚以外の感覚を使って日常生活のさまざまなシーンを体験するソーシャルエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障害者のアテンド。世界47カ国、900万人以上が体験し、日本では99年の初開催以降、24万人以上が体験。

ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/
みえないからこそ、みえるもの。聞こえないからこそ、聴こえるもの。老いるからこそ、学べること。 目以外の感性を使い楽しむことのできる「ダーク」では、見た目や固定観念から解放された対話を。表情やボディーランゲージで楽しむ「サイレンス」では、言語や文化の壁を超えた対話を。そして「タイム」では、年齢や世代を超え、生き方について対話をします。 世代。ハンディキャップ。文化。宗教。民族。世の中を分断しているたくさんのものを、 出会いと対話によってつなぎ、ダイバーシティを体感するミュージアム。 この場で生まれていく「対話」が展示物です。

志村季世恵
https://www.kiyoe-s.com/

一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ https://djs.dialogue.or.jp 代表理事であり、バースセラピストとして活動。心にトラブルを抱える人、子どもや育児に苦しみを抱える女性をカウンセリング。クライアントの数は延べ4万人を超える。1999年よりダイアログ・イン・ザ・ダークの活動に携わり、多様性への理解と現代社会に対話の必要性を伝えている。著書に『エールは消えない いのちをめぐる5つの物語』(婦人之友社)、『さよならの先』『いのちのバトン』(ともに講談社文庫)など。

このページの先頭へ戻る