プレスリリース
本の要約サービス「flier(フライヤー)」 都城市スマートシティ構想に参画 宮崎県都城市市民・15万8600人を対象に本の要約サービスを提供開始!
累計会員数113万人を突破した本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する株式会社フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 大賀康史)は、宮崎県都城市市民15万8600人を対象とした、市民ポータルサイト「スマイルみやこんじょ」を通じた生涯学習のサポートの1つとして、2024年2月26日(月)からflierサービスを提供いたします。
■flierサービスについて
「flier」はビジネス書の新刊や話題の本、名著などを1冊10分で読める形に要約して提供しているサービスです。効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、現在3,500冊を超える要約が読み放題です。
社会全体の学び意欲の高まりを受けて「個人」や「法人」のユーザーが増えていますが、利用者のサポートを目的として図書館、ホテル、休憩室などに導入できる「施設型」も広がっています。
今回の取り組みでは、都城市市民ポータルサイト「スマイルみやこんじょ」をご利用の市民の方に、flierで公開されている約3,500冊の要約の中からお好きな要約を月に5冊選んで読めるflierサービスのチケットをお届けします。
また今後の予定(開始日未定)として都城市役所のWi-Fiに接続した際には、冊数制限なく、要約サービスが利用可能になります。(※市役所、区役所等でのflier施設型(要約の読み放題サービス)の提供については、全国初の取り組みとなります)
利用は2ステップ:(1) Wi-Fi に接続 (2)「https://www.flierinc.com/」へアクセス
施設型flierについて :https://biz.flierinc.com/wifi
費用:月額22,000円〜(税込) 施設の規模、導入数によりお見積もりいたします。
「スマイルみやこんじょ」参画サービス全体図
■市民ポータルサイト「スマイルみやこんじょ」とは
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員: 佐野傑、以下「電通」)[MI1] など国内電通グループ5社、事業パートナー7社が共同する、都城市スマートシティ構想の第1弾としてスマートシティ型データ連携基盤を構築し、2024年2月26日より、当該データ連携基盤上に公開する、マイナンバーカードと紐づいたデジタルID(以下、都城ID)を使用し、本人認証を行った後に利用できる市民ポータルサイトです。
また、忙しい毎日でも隙間時間で気軽にご利用いただけるような、脳トレ、運動、ビジネス・趣味・教養講座などを通じて、認知症予防を図り、健康増進・生涯学習をサポートするサービスの提供を開始します。
■宮崎県都城市 サービス導入担当者コメント
都城市は、デジタル技術を活用することで、地域の抱える諸課題を解決し、市民等の幸福度を向上させるため、スマートシティ構想を打ち出しています。
今回、世界的に課題となっている認知症予防を図るため、市民ポータルサイト「スマイルみやこんじょ」を構築。マイナンバーカードの本人認証機能を活用し、都城市民に限定したオンラインサービスを提供します。
flier様のサービスは、世代を問わず、学びたいと思う気持ちに応えることができるサービスです。要約を読み、興味を持った書籍を実際に手に取って読むことで、認知症予防に特に効果的と言われる読書を習慣化するきっかけを作ることができることから、楽しみながら認知症の予防を図るサービスとして高い期待を寄せています。
また、本市は、デジタル庁が構想・推進する窓口DXSaaSを活用した「書かない窓口」を運用しています。本サービスを書かない窓口フロアで運用することによって、市民が待ち時間を快適に過ごし、これまでとは違った市役所体験をしていただくことも期待しています。
都城市HP:https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/
▼フライヤー利用イメージ
今回の都城市とのサービス連携に伴い、市民のみなさまにビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる要約から、質の高い情報を幅広くインプットしていただき、仕事や生活と共にご活用いただきたく、今回のリリースとさせていただきます。
当社が掲げる「ヒラメキ溢れる世界をつくる」というミッションと共に、都城市で広く利用いただけるサービスとなるよう、コンテンツを拡充していきたいと考えています。
累計会員数113万人突破
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、書籍要約サービス「フライヤー」
要約は3,500冊超え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役
株式会社フライヤーは、本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通していただくことで、高品質なサービスを提供しています。
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。flierには、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日要約文をアップ。現在3,500冊超(2024.2)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。
サービスは、出版社や書店からも好評です。要約を読み終えた人の15〜20%がアマゾンなどのECサイトへアクセスします。多くの出版社から「書籍の売り上げが上がった」「増刷になった」といった評価を得ています。
本を通じてあらゆる人が知や教養を深め、読書や本の文化の裾野を広げることに貢献している点を評価され 「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
書店チェーンでは、書籍のPOPに付くQRコードから、フライヤー内の要約ページを“立ち読み”できる施策を展開し、対象書籍の売り上げを伸ばしています。この実績が評価され、大手書店と「フライヤー棚」を設置したフェアを協業しています
利用者は、通勤や休憩時といったスキマ時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたい知的好奇心の旺盛なビジネスパーソンです。
最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けています。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなど、新たな施策も好調です。日本の人事部「HRアワード2021」ではプロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で「flier法人版(現:「flier business」)」が最優秀賞を受賞しました。