プレスリリース
「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕:和紙と科学」実行委員会では、2024年2月1日(木)より2月18日(日)まで、高知県いの町紙の博物館 展示室3(3階展示室)にて「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕:和紙と科学」を開催します。
同展においてメインビジュアルが2024年1月13日に決定しました。このメインビジュアルは、企画者にして出品者である高知在住の写真家、吉岡さとるが撮影した写真です。土佐和紙とプラチナプリントを紹介する今回の展覧会にあわせて、メインビジュアルも和紙にプラチナ・パラジウムプリントされた科学写真のシリーズから2016年の作品《Synchrotron sp8》を選びました。
トモ・スズキ・ジャパン有限会社はこの展覧会に協賛し、「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕:和紙と科学」実行委員会の事務局をつとめ、同展の準備から運営までの全工程に関与しています。
この展覧会は、2013年9月20日(土)から10月20日(日)まで、いの町紙の博物館で開催された「特別展|土佐和紙とプラチナプリント/オルタナティブプロセス:新たな価値創造への試み」の続編となります。前回の展に続き、本展でも高知出身の吉岡さとるがキュレーターをつとめます。
前回の展では、日米の写真家5名が「土佐白金紙」を使用したプリント作品を展示することで、土佐白金紙やプラチナプリント、オルタナティブプロセスの魅力を伝えました。今回の展では、土佐和紙とプラチナプリントを科学的な側面からも紹介する予定です。
本展の概要について、企画者の吉岡は次のように語っています。
”本展覧会では、前回につづいて写真を通じて土佐和紙の魅力を紹介します。
プラチナパラディウムプリントやサイアノタイププリントの作品シリーズを展示して、和紙と写真表現における美の可能性を追求します。
写真とは、使用される媒体や採用される技法により見え方が変わるものです。
土佐和紙にプリントされた写真の美しさを探求するため、高知県立紙産業技術センターでの解析結果を本展にて発表します。”
つきましては、是非、貴媒体にて本展の告知をいただければ幸いです。
展覧会名: 土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕:和紙と科学
会期: 2024年2月1日(木)〜2月18日(日) 9:00 〜 17:00
*入場は30分前まで
*2/18(日)の最終日は15時で閉場
休館: 2024年2月5日(月)、2月13日(火)
会場: いの町紙の博物館 3階展示室
住所: 高知県吾川郡いの町幸町110-1
URL: https://kamihaku.com/
料金: 大人500円、小・中・高生100円
*手漉き体験をされる方、10名以上の団体様は団体料金適用(大人400円・小中高生80円)
*身体障害者手帳1.2級・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳保持者とその介護者1名は半額
*65歳以上の方は、年齢確認できる証明書提示で250円
*年間観覧券1,500円
主催: 「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕:和紙と科学」実行委員会、
いの町紙の博物館
協賛: トモ・スズキ・ジャパン
後援: RKC高知放送・高知新聞社・KSSさんさんテレビ
高知県手すき和紙協同組合・KUTVテレビ高知
企画・出品:吉岡さとる
出品作品: 土佐白金紙にプラチナ・パラジウムプリント:2枚
《何故、われわれは存在するのか?》2013 (撮影場所 CERN)
土佐白金紙にサイアノタイププリント作品 :7枚
《何故、われわれは存在するのか?》2016 (撮影場所 Spring-8)
土佐白金紙にプラチナ・パラジウムプリント:20枚
《何故、われわれは存在するのか?》2016 (撮影場所 Spring-8)
土佐白金紙にプラチナ・パラジウムプリント:39枚
《郊外》2016 (撮影場所 高知市)
広報用写真のダウンロードは、こちら(Dropboxが開きます):
https://www.dropbox.com/scl/fo/yr6hko96dkc3llkd0wb8o/h?rlkey=45xg4e08065z5vpgkpw8nsdf1&dl=0
吉岡さとる(本展企画、出品作家)
1963年高知生まれ。1990年アメリカで写真家としてキャリアをスタート。
2005年より世界中の加速器研究所を訪れ、2007年にはスイスの欧州原子核研究機構(CERN)を撮影。その成果が認められ、2008年「British Journal of Photography」ベスト科学写真家に選出。
作品集「ビックサイエンス スタンフォード線形加速器センター」が東京都写真美術館図書室に収蔵。自作が米・サンディエゴ写真美術館や高知県立美術館に収蔵されている。
現在は高知を拠点に活動中。
公式サイト:https://sypi.echo.jp/