プレスリリース

「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕：和紙と科学」実行委員会は、2024年2月1日（木）より2月18日（日）まで、高知県いの町紙の博物館 展示室3にて「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕：和紙と科学」を開催いたします。トモ・スズキ・ジャパン有限会社はこの展覧会に協賛し、「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕：和紙と科学」実行委員会の一員として事務局をつとめ運営を担当します。

この展覧会は、2013年9月20日（土）から10月20日（日）まで、いの町紙の博物館で開催された「特別展｜土佐和紙とプラチナプリント/オルタナティブプロセス：新たな価値創造への試み」の続編となるものです。前回の展に続き、本展でも高知出身の吉岡さとるがキュレーターをつとめます。

前回の展では、日米の写真家５名が「土佐白金紙」を使用したプリント作品を展示することで、土佐白金紙やプラチナプリント、オルタナティブプロセスの魅力を伝えました。今回の展では、土佐和紙とプラチナプリントを科学的な側面からも紹介する予定です。

本展の概要について、企画者の吉岡は次のように語っています。

「本展覧会では、土佐和紙にプリントされたプラチナムプリントやサイアノタイププリントを通じて、写真の美を具現化した作品が一堂に展示されます。写真は単なる視覚的な表現だけでなく、使用される媒体や採用される技法も極めて重要であることを理解いただき、写真を通じて土佐和紙の美しさ、土佐和紙らしさを発信し、日本の伝統と写真の融合を体感・発信する場となればと願っています。」

つきましては、是非、貴媒体にて本展の告知をいただければ幸いです。

【基本情報】

展覧会名： 土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕：和紙と科学

会期： 2024年2月1日（木）〜2月18日（日） 9:00 〜 17:00
*2/18（日）は15時で閉場（入場は30分前まで）

*会期中は展示室の空調改修工事がございます。
*会期中は暖房が使用できません。携帯用の暖房器具等で対応させて頂きます。

休館： 2024年2月5日（月）、2月13日（火）

会場： いの町紙の博物館 展示室3
住所： 高知県吾川郡いの町幸町110-1
URL： https://kamihaku.com/

料金： 大人500円、小・中・高生100円

（１）手漉き体験をされる方、10名以上の団体様は団体料金適用（大人400円・小中高生80円）
（２）身体障害者手帳1.2級・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳保持者とその介護者1名は半額
（３）65歳以上の方は、年齢確認できる証明書提示で250円
（４）年間観覧券1,500円

主催： 「土佐和紙とプラチナプリント展 第2幕：和紙と科学」実行委員会、いの町紙の博物館
協賛： トモ・スズキ・ジャパン
後援： RKC高知放送・高知新聞社・KSSさんさんテレビ、高知県手すき和紙協同組合・KUTVテレビ高知

企画： 吉岡さとる

出品作家： 吉岡さとる
出品作品： 土佐白金紙にプラチナパラジウムプリント：2枚
《何故、われわれは存在するのか？》2013 （撮影場所 CERN）

土佐白金紙にサイアノタイププリント作品 ：7枚
《何故、われわれは存在するのか？》2016 （撮影場所 Spring-8）

土佐白金紙にプラチナパラジウムプリント：20枚
《何故、われわれは存在するのか？》2016 （撮影場所 Spring-8）

土佐白金紙にプラチナパラジウムプリント：39枚
《郊外》2016 （撮影場所 高知市）

【プロフィール】

吉岡さとる（本展企画、出品作家）
1963年高知生まれ。1990年アメリカで写真家としてキャリアをスタート。
2005年より世界中の加速器研究所を訪れ、2007年にはスイスの欧州原子核研究機構（CERN）を撮影。その成果が認められ、2008年「British Journal of Photography」ベスト科学写真家に選出。
作品集「ビックサイエンス スタンフォード線形加速器センター」が東京都写真美術館図書室に収蔵。自作が米・サンディエゴ写真美術館や高知県立美術館に収蔵されている。
現在は高知を拠点に活動中。
公式サイト：https://sypi.echo.jp/