プレスリリース
日本ハングル書芸カリグラフィー協会主催「2023 ハングル書芸レベル認定試験」、12月12日実施決定!!!先日の5日に発表された今年のお題は李海仁シスターの「私を育てる言葉」
2013年から東京六本木にて韓国の書を中心とするカルチャーセンターAICC(Asia Interest Culture Center)を運営している株式会社AI Entertainmentは、今年2023年度の「ハングル書芸レベル認定試験」が12月12日に実施されると発表した。
今年で6年目を迎える本検定試験は、2020年からは同会社傘下の「日本ハングル書芸カリグラフィー協会」が主宰を務め、AICCのハングル書芸教室「蛍の園」が運営するシステムへと変わり、さらに今年からはより多くのハングル書芸学習者の参加を目指し、全面的な通信システムを導入し、 レベル認定試験が行われるとのこと。
先日の12月5日夕方には、韓国の国民的スターである詩人李海仁シスターの詩、「私を育てる言葉」を2023年度の検定試験のお題と選定したことが発表された。
書芸とは韓国の書道のことを指し、本国の韓国では日本のような書道の実力を直接評価する制度は存在しないものの、他国の伝統文化を学ぶ生徒さんの理解と目標設定などの客観化やよりシステマティックなお稽古と指導を目指し、独自の制度を設けたと、日本ハングル書芸カリグラフィー協会の理事長である崔尹禎氏は語る。
さらに、近年ハングル書芸に関する関心が以前より少しずつ高まっている中、より多くの方が興味を持ち、楽しく学べる環境を作るため、韓国本場との交流の場を積極的に広げていく上に、「ハングル書芸指導者過程」も新設、今年初めて記念すべき第1号修了者の修了式も行われたと言う。
日本ハングル書芸カリグラフィー協会のハングル書芸レベル認定は大きく「真、善、美」の三段階と構成され、それぞれ真1段から3段は古体、真4段から6段は古文、善1段→から段はフリム体、善4段から6段はジンフリム体、美1級から3級、1段から6段までは正字体となっており、計5つのコースとなっている。数字が高いほうがレベルが高い、即ち「真6段」が日本ハングル書芸カリグラフィー協会が発給する最高のレベルとなる。
12月12日までに日本ハングル書芸カリグラフィー協会事務局へメール応募後、審査を経て、12月16日にはレベル認定が発表され、今年中に応募者へ協会が発給する認定証と審査コメントが届く。
日本でハングル書芸を学んでいる人やハングル書芸に興味がある人は誰でも参加可能。今後も毎年12月、年1度実施される予定である。
【写真説明】
上から順番に、
(1)「約70文字/落款行/落款(雅号印、お名前印)」の生徒さん提出作品場の例
(2)書芸認定試験を経て、ハングル書芸指導者過程を修了した生徒さんの修了式の様子と修了証
(3) 写真はハングル書芸レベル認定証の見本
写真提供:日本ハングル書芸カリグラフィー協会