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プレスリリース

カミハグプロダクション株式会社

国内外の映画祭にて公式作品選出+受賞多数 ドキュメンタリー映画「沖縄カミングアウト物語〜かつきママのハグ×2珍道中!〜」が、教育・研修用の短縮バージョンをリリース

(DreamNews) 2023年12月06日(水)18時00分配信 DreamNews

日本 最大規模のLGBTQ+映画祭であるレインボー・リール東京公式作品に選出。スペイン・バルセロナ開催『Love & Hope 国際映画祭』、アメリカ『シアトル映画祭』、メキシコ開催『国際クィア映画祭』等で、ベストドキュメンタリー賞を受賞。国内外合わせて20以上の映画祭で受賞・公式作品として選出されているドキュメンタリー映画「沖縄カミングアウト物語〜かつきママのハグ×2珍道中!〜」を、教育・研修の場でご利用しやすい様に45分短縮 バージョンに再編集。2023年11月8日にリリース致しました。



本作はLGBTQ+の当事者が、自分自身のセクシュアリティを受け入れるまでにどのような葛藤があったのか、どういう想いで家族や友人へのカミングアウトに至ったのか、そして家族や友人は、カミングアウトを受けてどんな感情を抱き、どのような対話を経て互いの絆が結び直されていったかを描いた作品です。

■作品概要
「大好きな家族には、いつかカミングアウトしたいとずっと思ってた。」新宿二丁目ゲイバー「九州男」の店主、かつきママのカミングアウト・ストーリー。自分らしく生きるために、故郷を離れた20代。それから10年後、両親に「ゲイ」であることをカミングアウトしたあの日から「家族、今がいちばん 仲がいい」という現在に至るまで、どんな対話があったのか? 故郷の沖縄県那覇市を巡りながら、カミングアウトした当時を振り返り、家族・友人と、今だから言える気持ちを語り合う、ドキュメンタリー作品。

出演:川田美輝(かつきママ)、かつきママの家族、かつきママの友人たち
特別出演:城間幹子(元那覇市長)
監督:松岡弘明

■映画予告編
https://youtu.be/vbbdnNAOmw4
■映画Website
https://okinawacomingoutstory.com/

■作品情報
タイトル:沖縄カミングアウト物語〜かつきママのハグ×2珍道中!〜
上映時間:フルバージョン104分
字幕:全編日本語/英語字幕付き(スペイン語字幕バージョンもございます)
後援:那覇市、ピンクドット沖縄、九州レインボープライド実行委員会、沖縄タイムス社
上映実績:ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、琉球大学、学習院大学、武蔵大学、奈良県生駒市人権教育委員会、奈良県橿原市人権教育委員会、桜坂劇場、シネマート新宿、シネマ・チュプキ・タバタ、杉並区男女平等推進センター、etc.
受賞歴:以下リンク・本作Website 映画祭選出+受賞リストをご参照下さい。
https://okinawacomingoutstory.com/news/78

■監督 松岡弘明プロフィール
奈良県出身。1986年生まれ。LGBTQ+当事者(ゲイ)。
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻を卒業後、大手IT企業で3年、テレビ制作会社で8ヶ月勤め、その後、映像編集を学びフリーランスで映像制作を開始。2020年、カミハグプロダクション株式会社を設立、代表取締役社長に就任。LGBTQ+関連団体の映像制作や、自身のライフテーマである「カミングアウト」を題材にした映像作品の制作を中心に活動中。今作のドキュメンタリー映画が初監督作品。



2023年6月27日に発表された「U-NEXT映画部セレクト!泣ける映画ランキング TOP30」では、20位にランクインした本作は、2023年には琉球大学 法科大学院主催 ピンクドット沖縄 / 琉大レインボー 共催の特別上映会&トークショーや、学習院・武蔵大学 及び プライドハウス東京レガシーでの上映+講演を実施。2022年にも東京都議会や創価大学、奈良県橿原市人権教育委員会研修等でも上映。LGBTQ+研修で利用されております。

2023年6月27日発表
「U-NEXT映画部セレクト!泣ける映画ランキング TOP30」詳細
https://square.unext.jp/article/Crying-Movie-Ranking30

2023年6月28日開催
琉球大学 法科大学院主催 ピンクドット沖縄 / 琉大レインボー 共催
特別上映会&トークショーに関する報道(NHK沖縄)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230630/5090023858.html

※写真は映画本編より、特別出演頂いた城間幹子 元那覇市長と新宿二丁目ゲイバー「九州男」の店主 川田美輝(かつきママ)との対談の様子




■教育・研修の場で上映しやすい短縮バージョンを製作
本作はフルバージョンの場合 上映時間が104分となっておりますが、今まで以上に教育・研修の場でご利用しやすい様に、45分に短縮・再編集したバージョンを製作。2023年11月8日にリリース致しました。

更に、様々な環境にあわせて上映が出来る様に、上映メディアも複数ご用意いたしました。

・オンラインメディア(上映用リンク)
・動画データ(mp4)
・DVD
・ブルーレイ

その他、上映+松岡弘明監督による講演やワークショップなどもセットにしたコースもご用意いたしました。上映プラン他詳細は、本作Website ご案内ページにてご確認下さいませ。以下ご案内ページにあるフォームよりお申込みも可能。ご相談・お問合せは同Website お問合せフォームよりご連絡下さいませ。

■沖縄カミングアウト物語 〜かつきママのハグ×2珍道中!〜
Website・上映をご検討されている方へのご案内ページ
https://okinawacomingoutstory.com/screening
■同作・お問合せフォーム
https://okinawacomingoutstory.com/contact


ドキュメンタリー映画『沖縄カミングアウト物語〜かつきママのハグ×2珍道中!〜』を製作しましたカミハグプロダクション株式会社は、企業や行政、教育現場などで、LGBTQ+作品の上映をご検討されている方向けに、本作品のご提供サービスを行っております。





■作品背景
昨今、東京都や日本全国の地方自治体で、パートナーシップ宣誓制度が導入されたり、LGBT理解増進法が成立するなど、LGBTQ+当事者と周囲にいる人々を取り巻く環境は大きく変化してきています。各企業などではダイバーシティ&インクルージョンの取り組みとして、LGBTQ+の社員が安心感と活力を持って働けるよう、ガイドラインなどの整備が進み、行政や教育現場でもLGBTQ+への理解の促進が進んでいます。

今後、LGBTQ+当事者が、友人や家族、会社の仲間など、大切な人に対して、今まで伏せてきた自身のことを打ち明ける場面も増えるかも知れません。

2022年9月に認定NPO法人ReBitが行ったアンケート調査結果によると、過去1年の学校での経験として、LGBTQ学生の40.2%が授業でLGBTQについて学び、30.9%が教科書や副読本にLGBTQが載っていたと回答。学校で、性の多様性について学ぶ機会が増えていることが窺えます。一方で10代LGBTQの48%が自殺念慮、14%が自殺未遂を過去1年で経験。91.6%が保護者にセクシュアリティに関して安心して話せない状況にあると言います。

出展:認定NPO法人 ReBit 2022年10月20日 プレスリリースより
10代LGBTQの48%が自殺念慮、14%が自殺未遂を過去1年で経験。全国調査と比較し、高校生の不登校経験は10倍にも。しかし、9割超が教職員・保護者に安心して相談できていない
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000047512.html

LGBTQ+であることを打ち明けられた時には、協力したいと思っている方々が増えてきている一方で、相談したり打ち明けたりすることにハードルを感じるLGBTQ+当事者も多くいます。

本作は川田義輝(かつきママ)という1人の、ゲイ当事者のカミングアウト・ストーリーを追ったドキュメンタリーであり、当事者が抱えるリアルな心情や、カミングアウトされる側に起こり得る葛藤や受け入れていく過程などの1例として、当事者はもちろん、当事者以外の方にも参考となり得る作品です。

フルバージョンはもちろん、今回本編を再編集した45分 短縮バージョンであっても、教育・研修の場で大いにご活用頂ける内容になっております。

■川田義輝(かつきママ)コメント

今回、この映画撮影の旅を通して、日常では得られない貴重な体験をさせていただきました。昔話はもちろん、自分がどう見られているのか?思われているのか?そして、自分はどう思って接しているのか?改めて考えて、思いを感じることは素晴らしいです。

カミングアウトは必ずしも良い結果を生むということではないと思います。相手があってのこと。その時のタイミングもあるでしょう。必ずしもカミングアウトを勧めるものではありません。ぼくの場合は絶対に伝えたい思いと人がいたというだけです。

最後にこの映画を通して、大切な人を思い返してみたり、自分のことを見つめ直してみたり。それぞれが抱える問題と向き合ってみたり。そんな時間を少しでも持ってもらえたなら幸いです!

■授業にて本作を鑑賞した学生の感想(一部抜粋)

・最近はジェンダーについてよく話題になっているからこの映画はすごく勉強になりました。カミングアウトする側も勇気はいるけれど、カミングアウトされる側もまだ偏見が残っているからこそ受け入れる覚悟は重いものだと思いました。

・世代によって性的少数者の受け止め方の違いがとても大きいと思った。また、元々持っている価値観を変えるのは大変なことであると改めて認識した。異性愛者がわざわざ自分が異性愛者であると表明することがないのと同様に、同性愛者やその他性的少数者も”カミングアウト”という仰々しい儀式をしなくてよくなるように、世間にもっと性的少数者の存在が認知され、知識が広まっていくことを願う。

・自分の周りにLGBTQであることを公言している人がいる状況に出くわしたことがないから実際にそうなったときに自分がどう思うのかとか全くわからない。頭ではわかっていたとしてもその状況になってみたら混乱してしまうことがあるかもしれない。そうなることがわるいとは一概に言えないけれど、相手を傷つけないような振る舞いができるように能動的にこの問題について学んでいこうと思った。

※2022年5月26日学習院大学「スタディ・スキルズ講座」にて上映された本作に対する感想です。詳細は以下リンクより御覧頂けます。
https://note.com/suzukikatsuhiko/n/nbe4813424b4c

カミングアウトは、LGBTQ+だけのイベントではありません。何かを打ち明け、新たな対話が生まれることは、職場や学校、生活の中で、誰にでも起こり得ます。 様々な場面で円滑なコミュニケーションを進めていくにあたり、『対話』がテーマとなる本作をどうぞご活用ください。





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