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プレスリリース

積水ハウス株式会社

積水ハウス大工選手権大会 WAZA 初開催 高い住宅施工技術を持つ「積水ハウス会」 全国5000人から選ばれた頂点が決定!魅力あふれる職方さんへのリスペクトと職業のプレゼンスの向上へ

(DreamNews) 2023年11月27日(月)14時30分配信 DreamNews


 積水ハウス株式会社は、“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの実現に欠かせない、魅力ある仕事に携わる「積水ハウス会」の職方さんに改めて敬意を表すとともに、仕事そのものの魅力発信のため、積水ハウス初の技能大会「積水ハウス大工選手権大会 WAZA 2023」を11月26日(日)に開催いたしました。

 1960年の創業以来、累積建築戸数262万戸超もの高品質な住宅を提供してきた積水ハウスは、お客様の幸せを想い、家づくりに励む、「積水ハウス会」の職方さんの国内最高レベルの技術により、変化・多様化し続ける住宅需要に対応し、安全安心で高品質の住宅を提供し続けています。本大会は積水ハウスの住宅づくりを最前線で担う、全国の「積水ハウス会」の職方さん約5000人から各エリアの推薦により選ばれた26人が、家づくりの内装工事における工程を一挙に進め、最高峰の技術を競い合う大会として開催されました。

 建築・住宅業界において、底堅い住宅需要がある一方で、高齢化と若年層減少による大工の担い手不足が喫緊の課題となっています。積水ハウスは大会を通じて、積水ハウスの住宅づくりに携わる職方さんへの敬意を表すとともに、魅力ある職方さんという職業について、改めて魅力発信してプレゼンス向上を図るため、本大会を実施いたしました。







開会挨拶
積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井嘉浩







本日出場される選手をはじめとした全国の大工さん、積水ハウスの最高品質の家を支えていただき、誠にありがとうございます。積水ハウスはグローバルビジョンに“「わが家」を世界一幸せな場所にする”を掲げております。お客様の幸せづくりの“要”を担う皆さんに改めて感謝を申し上げますと共に、大工の皆さんを支えていただいているご家族にも感謝を申し上げます。
私が大工さんに思うことを2つお話したいと思います。まず1つ目は、家づくりを担う上で大工さんは、非常に高いスキルが求められる仕事であるということです。3次元で考える空間認識のセンス、ミリ単位で考える数学的なセンス、そして何よりも、お客様を幸せにするために美しく仕上げる美的センスも持ち合わせなければいけません。それから、戸建て住宅なのでお客様との距離も近く、お客様の工事現場を見に来られる方もいます。現場を見に来られるお客様とのコミュニケーションスキル、もっと言えばお客様ファーストのマインドが必要です。分別、環境意識、現場の美化、安全衛生についても学ばなければなりませんが、その分、非常にやりがいのある仕事だと感じています。
2つ目は、日本の大工さんのレベルが非常に高いということです。積水ハウスは海外にも事業を拡大しておりますが、日本の大工さんの技術やこだわりは段違いに素晴らしいと実感しております。中でも積水ハウスの施工基準、品質検査は非常に厳しく、数ミリ単位の精度を要求しますので、当社の大工さんは素晴らしいスキルを持っています。本日お集まりいただいた選手の皆さんは、専ら積水ハウスの家づくりをしている約5000名の中から選抜された26名です。おそらく世界のトップクラスと言っても過言ではありません。さらにその中のトップを決めるという歴史的な瞬間がこの後に待っています。くれぐれも怪我のないよう普段通りの力を発揮して、皆さん頑張ってください!

優勝者コメント
秋山将崇 さん







金賞をいただき本当に嬉しいです。まずは私の成長の糧である家族に、この喜びを伝えたいです。そして応援してくれた仲間にも感謝しています。大会中は終始声を掛けてくれ、雰囲気づくりをしてくれたので、緊張することなくいつも通りにできました。プレッシャーはもちろんありましたが、それは優勝しなければということではなく、神奈川代表として選んで下さった方に恥ずかしい格好はできないという想いでした。
今回は私が金賞をいただきましたが、普段の通りであれば、参加した選手たちの中にも私より優れた大工さんはたくさんいらっしゃいます。これからも変わらず、お客様を笑顔にすることを目標に、1つ1つ丁寧に家づくりに取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。

大会の開催概要
本大会は魅力ある住まいづくりに欠かせない積水ハウスグループの職方さんに敬意を表すため、最高峰の技術を披露することを目的に、初めて開催しました。全国約5000人から選ばれた26人が約2時間にわたり自慢の腕を競い合い、その中から頂点が選ばれました。
競技の舞台となるのは、実際の積水ハウスの鉄骨2階建て住宅で組み建てられている、広さ3.5m四方、およそ7.5畳の空間。作業プロセスは大きく10段階に分かれ、天井の石膏ボード貼り付けに始まり、壁の配管処理、扉の枠となる出入り枠の設置や、カウンターキッチンに見られる腰壁の設置や笠木設置、腰壁のニッチ(小物を置くスペース)の施工まで、3.5m四方の空間に実際の現場での作業が詰め込まれた内容です。
評価項目は積水ハウス独自の施工品質マニュアルに基づき、施工手順・精度・仕上がり・安全・整理などの全77項目。現場の美化や作業段取りなど、見える部分/見えない部分で、実際の品質検査基準から抜粋されたものを、実際に全国の現場品質検査を行う現役の検査員が2名1組となってさまざまな点から審査を行う形で実施しました。

・開催日時:2023年11月26日(日)9:00〜14:40  / 場所:インテックス大阪3号館
・競技内容
(1) 天井石膏ボード貼りつけ
(2) 内壁(外周壁)石膏ボード貼り付け
(3) 配管穴あけ
(4) 間仕切りランナー、間仕切スタッド(仕切り壁の骨組み)
(5) 出入枠(扉の枠)※特に精度が求められる
(6) 腰壁ランナー、腰壁スタッド、内装下目、ニッチ下地枠、笠木
(7) 笠木の継ぎ目加工 ※特に精度と美観が求められる
(8) 壁石膏ボード
(9) ニッチ(飾り棚)
(10) 完成







大会の様子





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