プレスリリース
【トークイベント】The FUTURE of AIZU -会津塗- 伝統と未来−11/15(水)−THE COVER NIPPON(東京ミッドタウン3階)にて開催!
福島県会津地方で作られている「会津塗」の伝統技法 錆塗・朱磨の体験会、会津ブランドのプロデューサーやつくり手とのトークイベントなど、「会津塗の伝統と未来」を考える1日。
会津塗
今から500年程前の室町時代、芦名氏が漆樹の植樹を奨励したのが始まりで天正年間(1573〜92年)蒲生氏郷が近江より職人を招き、その技法を会津に広め漆工養成と技術の進歩を図り、一躍産業化されました。
朴、栃、欅等を木地として日用品漆器を生産し消粉・色粉などの蒔絵と沈金に特徴があり日本人好みの縁起の良い意匠や、多彩な加飾法が楽しめ、渋味のある「鉄錆塗」もみ殻をまいて模様を出す「金虫喰塗」木目の美しい「木地呂塗」、美しい塗肌の「花塗」が特徴です。
歴史ある会津塗のワークショップやトークイベントなど盛りだくさんな1日。会津塗の伝統と未来を、つくり手と一緒に考えませんか?
2023年11月15日(水)開催
会津塗ワークショップ
第一回 13:00~15:00 会津塗伝統技法「朱磨き」体験会
講師:蒔絵工房照井 照井克弘
第二回 15:00~17:00 会津塗伝統技法「錆塗り」体験会
講師:塗師一富 冨樫 孝男
会津塗トークイベント
18:00~19:30 つくり手と考える「会津塗の伝統と未来」
産地プロデューサー 株式会社関美工堂 代表取締役 関昌邦
会津塗つくり手 冨樫 孝男 / 照井 克弘 / 相田 雄壱郎
会津塗 ワークショップ
会津塗の伝統技法「錆塗」「朱磨」を体験していただくワークショップを開催します。 ワークショップでは、店頭で販売している拭き漆の商品をお選びいただき、その上に会津塗の職人と一緒にそれぞれの技法に沿って絵付けをしていきます。その後はそれぞれの工房に持ち帰り、仕上げていただきます。当日は、絵付けの参考となる見本をご用意しています。何を描いていいか迷ってしまう人でも、安心してご参加いただけます。描いてみたいモチーフなどある方は、当日デザイン画などご用意ください。
まさに、あなたと会津職人とのコラボレーションから生まれる、世界にひとつだけの特別な「会津塗」です。
第一回 13:00〜15:00「朱磨き(しゅみがき)」
お選びいただいた器に、漆で模様を描いてもらい、描いた所に朱の顔料を蒔き付けます。その後、工房に持ち帰り、照井さんにより漆をすり、磨き仕上げます。(仕上がり 約1ヶ月)
朱磨きは、弁柄漆や黄漆(黄硫)で絵を描き、朱粉(本銀朱)を蒔 き付けよく乾かし、これに希釈した漆で摺漆をして朱粉を止め、石砥(研磨用の砥石粉)で磨き上げたのが朱磨きです。 朱磨きの朱は、朱漆で直接描く赤い色とは違い、銀朱独特の金属的な色合いが、黒漆の塗りに朱色という大胆な配色にもかかわらず、品格を損なわないものにしています。
第二回 15:00〜17:00「錆絵(さびえ)」
お選びいただいた器に、錆絵用の絞り筒で、模様を筒描きしていただきます。その後、工房に持ち帰り、伝統的な会津鉄錆塗りと四分一塗りを組み合わせた冨樫さん独自の技法で仕上げていただきます。仕上がりは銀色になります。(仕上がり 約1ヶ月半)
錆塗りは、錆を盛り上げて描く錆絵の加飾技法。さびた鉄の鋳造品のような印象がするように仕上げます。砥の粉と生漆を混ぜてから、水を混ぜてゆる<した錆を、染色用の絞り筒に入れ、絞り出すようにして、模様を筒描きします。
開催概要
●第一回 13:00〜15:00
会津塗伝統技法「朱磨き」体験会
講師:蒔絵工房照井 照井克弘
●第二回 15:00〜17:00
会津塗伝統技法「錆絵」体験会
講師:塗師一富 冨樫 孝男
THE COVER NIPPON店内(東京ミッドタウン ガレリア3F)
各回6名 ※事前予約制 / 定員になり次第締切と致します。
制作費 5,500円(税込)プラス 選んだ商品代金
※制作費には、当日の参加費、材料費と仕上げ代が含まれています。お選びいただいた商品代金は当日店頭にてお支払い頂きます。
注意事項
・漆を使用するため、肌がかぶれる可能性があります。万一、漆によるかぶれが発生した場合の責任は負いかねますのであらかじめご了承ください。
・漆は服に付着しますと取れませんので、汚れてもいい服装でお越しください。
・手袋はこちらにてご用意します。手を拭くタオルなどはご持参ください。
・災害などのやむを得ない事情により、予定しております内容が余儀なく変更・中止になる場合がございます。ご了承ください。
詳細はこちら
https://thecovernippon.jp/20231113-aizunuri-event/
会津塗 トークイベント
つくり手と考える「会津塗の伝統と未来」
夕方からは、産地のつくり手によるトークセッションです。
会津の産地プロデューサーとつくり手にお越しいただき、会津が産地に成り繁栄した時代や、漆の売上が下がり産地形態が変化した現状、つくり手が会津で漆塗りをつくり続ける為に必要なコト、そしてこれからの未来について、会津塗り産地を牽引するつくり手達のモノづくりを赤裸々に語って頂きます!
トークセッションのあとは懇親会も予定しています。あなたもご一緒に、つくり手と一緒に会津塗の未来を語り合いませんか。
Speaker
産地プロデューサー
●関 昌邦 Masakuni Seki
株式会社関美工堂 代表取締役
昭和42年12月8日生まれ。会津若松市出身。
宇宙開発事業団を経て、2003年に父親の経営する株式会社関美工堂に入社、2007年より代表取締役社長として就任。2007年、代表取締役社長に就任。BITOWA、NODATE、urushiolなど新しい会津漆器のブランドを立ち上げ、会津塗りの新境地を開拓。その他、自社製品を含めた会津の選りすぐりの伝統工芸品や、世界各地から取り寄せたデザイン性にすぐれるグッズを扱うライフスタイルショップ「美工堂」などの運営を通して、会津の地場産業の素晴らしさを国内外に発信している。
●冨樫 孝男 Takao Togashi 塗師一富
●照井 克弘 Katsuhiro Terui 漆蒔絵工房 照井 三代目
●相田 雄壱郎 Aida Yuichiro 相田漆工房
2023年11月15日 (水) 18:00〜19:30
受付時間 17:45~ ※途中入場いただけます
THE COVER NIPPON店内(東京ミッドタウン ガレリア3F)
50名 ※事前予約制 / 定員になり次第締切と致します。
無料
注意事項
・災害などのやむを得ない事情により、予定しております内容が余儀なく変更・中止になる場合がございます。予めご了承ください。
ささやかではありますが、お酒やおつまみもご用意しておりますので、皆様お誘いあわせのうえ、どうぞお気軽にご参加ください。
関連イベント
漆の愉しみ -‘うるしとあそぶ’ 会津塗
漆特集第二弾は「会津塗」。会津の伝統技法を受け継ぎながら、いつものお椀、蒔絵シェーカー、ティーコンテナー、アウトドア用品など、いろんな楽しさを詰め込んだ会津塗をご紹介。
【店舗情報】
THE COVER NIPPON
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
東京ミッドタウンガレリア3階E-0305
tel 03-5413-0658
fax 03-5413-0659
年中無休(年始を除く) 11am-8pm
【企画・運営】
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社
〒104-0054 東京都中央区勝どき5-5-14-314
TEL 03-5534-9903 FAX 03-5534-9904
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