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プレスリリース

公益財団法人 大分県芸術文化スポーツ振興財団

“OPAM at Platform of Oita Station” 森貴也「最高の団欒(さいこうのだんらん)」登場!のお知らせ

(DreamNews) 2023年10月16日(月)11時30分配信 DreamNews

公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団が運営する大分県立美術館は、2021年9月よりJR大分駅3・4番線ホームの元喫煙スペースを活用し、JR大分駅との共同企画“OPAM at Platform of Oita Station”を展開しています。

第5回目を担当するのは、彫刻家・森貴也です。10月10日(火)に「最高(さいこう)の団欒(だんらん)」が登場しました(展示期間は2024年3月31日(日)まで)。

最高の団欒(さいこうのだんらん)
古代ローマの公共浴場である「テルマエ」。ローマ人にとって、テルマエは単に体を洗う場所というだけではなく、身体を動かし、汗を流し、多くの人と交流して、心身の健康を保つための場所であるほか、入浴に直接関係した種々の浴室のほかに、運動場やいくつもの部屋が付随する複合娯楽施設としての性格も有し、食事や音楽を楽しむ者もいれば、朗読会が催されるなど、文化サロンのような側面もありました。
「最高の団欒」は、作品の鑑賞や発表、イベントへの参加など、人と人、人ともの、人とことの交流や交感を生むOPAMと前述のテルマエのイメージをオーバーラップさせるとともに、今冬にOPAMで開催の 「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」、さらには、 「おんせん県おおいた」を満喫していただく契機となることを願い制作しました。
石膏像(古代ローマの人々)は、目的地のOPAMに行くことを忘れ、大分県内各地の温泉を堪能し、駅のホームで楽しそうに語り合っています。肌がほのかに温泉成分で染まった者もいれば、なかには長風呂で地獄蒸しされた卵のようにヒビ割れて、ピカピカの肌が見えている者もいます。
作品名はレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」にかけて「最高の団欒」としました。



◎ 展示スペースには、大分県内の温泉地を紹介する情報(QR コード付)も掲出します。
◎ 作品「最高の団欒」は、大分駅だけでなく、別府駅や湯布院駅など、大分県内の数カ所の駅にも随時追加展示していき、大分県内の各地を訪れる方々の目を楽しませるものとして活躍する予定です。
◎ 作品「最高の団欒」の登場および「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」の開催にあわせて、大分市・別府市・由布市・国東市・豊後高田市のアート作品と温泉をまとめたウェブサイト「大分・別府・由布・国東半島アート作品&温泉マップ」を開設します。「大分・別府・由布・国東半島アート作品&温泉マップ」を片手にアート作品と温泉を巡ってみましょう!
ウェブサイト「大分・別府・由布・国東半島アート作品&温泉マップ」は、2023 年 11 月下旬開設予定

“OPAM at Platform of Oita Station”とは
2021年9月から始まったJR大分駅3・4番線ホームの元喫煙スペースを活用して展開するJR大分駅との共同企画。大分ゆかりのアーティストが、JR大分駅のプラットフォームに「大分県立美術館(OPAM)」をイメージして、作品を制作する企画です。OPAMで開催する展覧会も紹介します。

森 貴也 Takaya Mori
彫刻家。1981年熊本県玉名市生まれ、大分県竹田市在住。2005年大分大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了。2002年に6人で作った作品『夢の跡』が第6回大分アジア彫刻展で優秀賞を受賞。10年後の2012年に、第11回大分アジア彫刻展で 作品『境界』が大分県出身在住作家初の大賞を受賞。 2013年 第25回UBEビエンナーレで作品『境界』が宇部マテリアルズ賞を受賞(現在、作品は大分市美術館の屋外に常設)2017年第72回行動展作品『境界』が行動美術賞(最高賞受賞)。国内外にて個展、展覧会を開催。自身の作品制作の傍ら、子ども達とのワークショップの実施や、大学と連携した空き家の再生などを行う。2019年末から、日本製鉄の意匠性チタンTranTixxii(R)(トランティクシー)ブランドを用い、日本の美しいチタンを世界にPRする『チタンプロジェクト』*始動。パブリックコレクション 8点。

*チタンプロジェクト…2019 年末から、日本製鉄、東洋ステンレス研磨工業と協働し、意匠性チタンTranTixxii(R)(トランティクシー) ブランドを用い、日本の美しいチタンを世界にPR する活動を展開中。



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