プレスリリース
エルスピーナヴェインズ株式会社(本社:群馬県高崎市、代表取締役:青谷 浩二)は、ELmote(R)シリーズLoRaWAN(R)製品の第二弾として、外付けプローブの使い分けで多様な用途に利用可能なLoRaWAN(R)対応の小型温度・湿度センサーノード EM-ELHT01を、2023年11月より発売開始いたします。
現在、気候変動対策が喫緊の課題であり、欧州をはじめ、多くの国・地域でスマートビルディング、ゼロカーボンシティの実現に向けたソリューションが求められています。
本製品は、基本構成として温湿度センサを具備しますが、オプションで外付けプローブを追加可能です。これにより、高精度の温度、照度、人感、開閉、漏水、パルスなど幅広いセンシングのニーズに対応できます。
また、データログ機能により、LoRaWAN(R)通信エリア外でセンシングされたデータを、後からLoRaWAN(R)通信経由で取得することができます。
この機能は、例えば、HACCP対応のソリューションとして有効です。工場、倉庫、配送車、配送エリアの全てにLoRaWAN(R)カバレッジを敷設することが難しい場合が多く、データを漏れなくモニタリングすることが困難です。このような場合に、データログ機能が威力を発揮します。
本製品EM-ELHT01は、新世代のオープンソースLoRaWAN(R)ネットワークサーバ The Things Stackとも連携して動作します。通信費無料で使えるLoRaWAN(R)サービス The Things Stack Community Edition(The Things Network)と組み合わせ、ランニングコストを最小限に抑えたシステムの構築が可能です。
また、本発売開始を記念して、本製品をお買い求め頂いただいたお客様へ、当社独自開発の「IoT向けデータ基盤 ELmote(R) CLOUD」を無償でご利用いただけるサービスをご用意いたします。
なお、本発売開始に伴い、本製品を「EdgeTech+2023」(パシフィコ横浜、2023年11月15日〜17日開催)内の「LoRaパビリオン」にて展示予定です。
■EM-ELHT01 -3つの特徴
1. 外付けプローブにより多様なセンシング機能を拡張可能
2. データログ機能
3. 新世代のオープンソースLoRaWAN(R)ネットワークサーバ The Things Stackと連携動作
■ 想定利用シーン
環境モニタリング、スマートビルディング、スマートシティ、ゼロカーボンシティ
■ 価格
¥9,000(税別)/個 (本体のみ)を予定しております。
■ ELmote(R) CLOUDについて
IoT向けデータ基盤「ELmote(R) CLOUD」は、IoTデバイスのデータを保存・検索するクラウドサービスです。データ保存・検索の上位機能としてダッシュボードやアラートサービスを提供しています。
■ マニュアル
EM-ELHT01: https://docs.elspina.space/products/em-elht01
ELmote(R) CLOUD: https://docs.elspina.space/services/elmotecloud
■ 会社概要
会社名: エルスピーナヴェインズ株式会社(ELSPINA VEINZ Inc.)
所在地:群馬県高崎市貝沢町965番地
代表者:青谷 浩二(代表取締役)
設立:2017年7月
URL:https://elspina.veinz.tech/
ECサイト: https://ec.elspina.space/
事業内容:
・IoT ソリューションの企画・設計・開発・運用
・データ分析・AI 活用支援
・ハンズオン研修サービス(IoT、データサイエンス)
・ICT/DX に関わるコンサルティング・PoC 支援
・中小企業の業務改善・DX・ICT 活用コンサルティング
■ お問い合わせ先
エルスピーナヴェインズ株式会社 営業担当
Email:lorawan@elspina.tech