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プレスリリース
「IT障害をゼロにする」 新機能と新サービスをリリース/System Answer G3 新機能 「CX監視オプション」/24時間365日でIT障害の初動対応支援を行う「IT障害119レスキュー」
アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之、以下 IBC)は、IBCが開発・販売するシステム情報管理ソフトウェア「 System Answer G3 」(以下 G3)において、ユーザーの体感するレスポンス(カスタマーエクスペリエンス)を可視化する新機能「 CX(カスタマーエクスペリエンス)監視オプション 」および全てのお客様のIT障害の初動対応支援を24時間365日で行う新サービス「IT障害119レスキュー」を2023年9月15日にリリースいたしましたので、お知らせいたします。
新型コロナウィルス感染症の拡大が落ち着き「アフターコロナ」への移行、ロシア・ウクライナ情勢緊迫の長期化等、我々を取り巻く経済社会の動きは目まぐるしく変化し、人と人が接触しない中でのコミュニケーション・情報伝達の手段としてITの導入や活用が世界中で大きく進みました。また、急激な変化の隙を狙ったかのようなランサムウェアによる企業のITシステムへの攻撃が急増し、昨年は日本国内でも過去最多となる被害が報告されています。このような情勢下でのシステム障害の切り分けや、早期検知・早期復旧はますます複雑化する中で、本業に集中するためには、情報システムの運用における負担を軽減していかなくてはいけません。
IBCはこれまで、「IT障害をゼロにする」ために必要な予兆検知や分析等の機能を当社の G3 へ実装してきましたが、新たに、ユーザー端末からクラウドサービスまでのユーザーのレスポンス体感を可視化する「 CX(カスタマーエクスペリエンス)監視オプション 」を G3 の新機能として本日よりリリース、さらに、これまで当社の提供する次世代MSPサービス「SAMS」(以下 SAMS)をご利用中のお客様のみに提供していた「IT障害119アドバイザリー」の提供範囲を全てのお客様へと拡大、「どこに相談したらよいかわからない」というIT障害に関する悩みを解決する「IT障害119レスキュー」としてサービスリリースいたします。これまで後手にまわっていたIT障害へのプロアクティブな対応を可能とする当社の製品やサービスを活用いただくことで、お客様の事業の継続性に貢献してまいります。
【CX(カスタマーエクスペリエンス)監視オプションとは】
Linuxエージェントからアクセス対象のURLやFQDN、IPアドレスに対する応答値、パケットロス、経路情報、コンテンツ毎の時間計測を可視化します。本機能を利用することで各エージェントからアクセス対象先までのネットワークパス(経路間の応答値やパケットロス率など)、ページロード(WEBサイト等のCSSファイルやJavaスクリプトなどのコンテンツの読み込み時間)を表示することができます。G3と連携することで計測値に対するしきい値やタイムアウト、エラーアラートを検知できます。
○クライアントからクラウド(サーバー)へのレスポンスの遅い原因を可視化
○ユーザー視点のサービスレベルを把握し、顧客満足度を向上
○複雑化したネットワーク環境における通信遅延の早期検知、迅速なボトルネック特定を行い、ネットワーク品質の向上
○問題の切り分けから復旧までの時間を短縮し、TCO 削減に貢献
<主な機能>
○ネットワークパス表示機能
監視元となるエージェントから監視先までのネットワークパスを、ホップ毎にIP アドレス、応答値(平均、最大、最小)、パケットロス、ジッターなど詳細な情報を表示します。
また、測定された内容が前回値と比較し大きくかい離する場合に警告をおこなうなど、利用者に認識しやすい、わかりやすい機能を提供します。
○ページロード機能
ブラウザのように指定したページのドキュメントやコンテンツをすべてダウンロードし、各コンテンツのダウンロードまでの応答速度をチェックします。Webサイトの遅延状況をコンテンツ毎に確認が可能であるため、特定画像の容量が大きい、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)が特定時間帯で遅いなどの検証、確認が可能となります。また、クライアント環境から実行することでユーザーの体感値をそのまま数値化し改善が可能であるため、早期原因特定、CX(カスタマーエクスペリエンス)向上につながります。
<提供詳細>
提供時期:2023年9月15日
提供形態:System Answer G3 v03.28-00
※CXマネージャー年間ライセンスをご購入いただくと、顧客専有のマネージャー環境が払い出されます。
G3を既に利用している場合、項目数ライセンスに余りがあれば、CXマネージャー年間ライセンスを追加し、G3のバージョンをv03.28-00にバージョンアップいただくことでご利用開始できます。
連携するG3のモデルは問いません。(但し、インターネット疎通出来ることが条件です。)IBC環境とVPN接続をする必要はございません。
提供価格:2,400,000円(税抜)
※System Answer G3 CXマネージャー 年間ライセンス(Basic)の費用です。
※G3 をご利用でない場合、別途G3 のライセンスをご購入いただく必要がございます。
【IT障害119レスキューとは】
障害の切り分けから被疑箇所の洗い出しを24時間365日、無償(※1)にて提供する緊急障害対応支援サービスです。本サービスは、全てのお客様を対象にIBCホームページの専用受付フォーム(https://system-answer.com/contact/it119_contact/ )から、2023年10月2日より受付を開始いたします。G3ご利用中のお客様は、G3の画面上にある「119」ボタンからの受付も可能です。(※2)
(※1)無償対応期間は受付から最大2日間です。以下「サービス概要」の表にある初動対応支援のみが無償対応の範囲です。本調査等の対応が必要な場合は、別途個別に御見積させていただきます。
(※2)G3の画面上からは、03.28-00バージョンへアップデートして頂く必要がございます。
<サービス概要>
提供時期:2023年10月2日(月)9時00分より受付開始
提供価格:受付から最大2日間の初動対応支援については無償
それ以降の対応については、別途御見積となります。
<企業情報>
【アイビーシーについて】
IBCは、2002年の設立以来、性能監視分野に特化した事業を展開しており、ITシステムの稼働状況や障害発生の予兆などを把握するITシステム性能監視ツールの開発・販売およびコンサルティングを手掛けています。
社 名:アイビーシー株式会社
本 社:〒104-0033 東京都中央区新川1丁目8番8号 アクロス新川ビル8F
代 表 者:代表取締役社長 加藤 裕之
設 立:2002年10月
事業内容:ITシステム性能監視ツールの開発/販売/サポート
ITシステムの性能評価サービス
ITシステムの設計・構築、コンサルティング
IoTセキュリティ基盤サービスの開発/提供
各種機器、ソフト販売