プレスリリース
日本初の幼児2人同乗用三輪自転車「ふたごじてんしゃ(R)」に 待望の電動アシスト付が今秋登場予定 10月1日、双子家族が集うイベントで120組の試乗会を開催
自転車用チャイルドシート国内シェアトップのオージーケー技研株式会社(本社大阪府東大阪市、代表取締役:木村 泰治)は、今秋発売予定の「ふたごじてんしゃアシスト(幼児2人同乗用三輪電動アシスト自転車)」の試乗会を、10月1日「ふたごつなげるカーニバル2023」(東京)で開催します。「ふたごじてんしゃ」は、未就学児2人を乗せて公道を走ることができる、日本初で唯一のBAA(※2)の認定を受けた幼児2人同乗用三輪自転車です。2018年の発売時から要望のあった電動アシスト付が、5年半をかけてついに完成しました。安全を重視して独自開発したアシストプログラムなど、その特性や乗り心地をまずは体感してもらうため、今後も全国各地で試乗会を実施予定です。
800人超の双子ママ・パパの要望を取り入れて開発した「ふたごじてんしゃ」
きっかけは、自身も双子のママで“ふたごじてんしゃ”を発案した中原美智子さん(※3)との出会いでした。多胎育児では外出や移動が困難でひきこもりになるケースも多く、気軽に外出したいという切実な願いを知り、市場規模は小さくとも作る意義があると、当社での商品開発に踏み切りました。前例のない中、827人の試乗ママ・パパの要望を取り入れながら、高い安全性と操作性を追求し2年をかけて完成したのが「ふたごじてんしゃ」です。
しかし、発売直後から電動アシスト付の要望が多く届き、また社内でも開発時よりその必要性を感じており、すぐに構想に着手しました。
双子家庭の安全で楽しい自転車移動を応援
「ふたごつなげるカーニバル」は、双子や多胎児の子育て支援を行うNPOが主催するイベントで、今年は約200組が来場し、試乗会には120組が参加予定です。「ふたごじてんしゃアシスト」は、「低速・停止」を得意とする「ふたごじてんしゃ」に合わせて、一般的な電動自転車よりもゆるやかなアシストで安全性を重視しています。その乗り心地や特性、安全な乗り方について知ってもらい、双子家庭の自転車での安全で楽しいお出かけを応援します。
※1 「ふたごじてんしゃ」は登録商標です。
※2 BAAとは(http://www.baa-bicycle.com/index.html)
自転車の関税撤廃等により、2000年頃から手頃な価格の自転車が増えた一方、低品質なものも増え、故障や事故などのトラブルも増加する傾向になりました。そこで、一般社団法人自転車協会は、安全・安心なものづくりを最大の使命として、利用者の皆様の安全を第一に考え、自転車業界の自主基準である「自転車安全基準」を制定しました(2004年9月から開始)。そして、その自転車安全基準に適合した自転車に貼付されるのが、BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN)APPROVED)マーク「自転車協会認証」です。
※3 株式会社ふたごじてんしゃ 代表 中原美智子さん
大阪市在住、男児3人の母。2010年、第2・3子で双子を出産。単胎育児と多胎育児の大きな違いにとまどいました。何かと諦める事が多かった多胎育児。双子でも当たり前に子育てがしたい。そんな想いから「ふたごじてんしゃ」ができました。
株式会社ふたごじてんしゃは「自転車屋さん」ではありません。多胎児ママの「お出かけしたい」「外の世界と繋がりたい」という気持ちをサポートする事業を行っています。
双子を育てていく中で感じた、疎外感、孤独感、閉そく感にマイノリティ。移動ができないという問題は、心だけでなく行動までも制限してしまいます。これらに真っ向から立ち向かいカタチにしたものが、双子を安心して乗せられる自転車「ふたごじてんしゃ」です。
「ふたごじてんしゃ」ができるまで
2011年:双子ベビーカーはあっても、双子が乗せられる自転車はないという問題に着目し、“ふたごじてんしゃ”を自ら企画。製造先を探し始める。
2014年:リヤカーメーカーの協力で念願の試作1号機が完成。双子ママへ新しい移動手段があることを伝えていくため、自主開催で試乗会イベントをスタートさせる。
2016年:活動を知ったオージーケー技研株式会社(以下、OGK技研)に双子ママの現状や課題を共有。その結果、OGK技研が商品化を引き受け、量産へ向けて商品開発が始まる。個人活動から「株式会社ふたごじてんしゃ」となって新たなスタートを切る。
2017年:OGK技研の試作自転車完成後、各地で試乗会をスタート。
2018年5月:「ふたごじてんしゃ」発売。
■ふたごつなげるカーニバル2023 概要 https://tsunagerunpo.com/news/9178/
NPO法人つなげるが主催する双子や三つ子家族が集まるリアルイベントです。
開催日時:2023年10月1日(日)10:30〜16:30
開催場所:大田区産業プラザPIO(東京都大田区南蒲田1丁目20-20)
イベント内容:
(1)大山加奈さんも出展する「つなげるフリマ」
(2)小学生の双子&三つ子ちゃんがお店番をする「こども縁日」
(3)多胎ママによるトークイベント
(4)多胎育児関連ブース
・大田区行政育児支援サービスの相談
・大田区多胎サークル「OTAふたごpicnic」さんによる育児相談
・多胎育児グッズブース
(5)ふたごじてんしゃ&二輪自転車試乗相談会(ふたごじてんしゃ社)
・ふたごじてんしゃアシスト、ふたごじてんしゃの試乗
・電動二輪自転車の試乗
・レインカバーや日除けカバーなど、チャイルドシートのオプショングッズ
■今後の試乗会スケジュール
・10/6(金)10:30〜15:30 京都府 コンズサイクル大宮交通公園Green Park
https://omiya-trafficpark.com/guide
・10/20(金)11:00〜16:00 大阪府高槻市 コンズサイクル松坂屋高槻店(会場は松坂屋高槻店屋上)
https://www.konscycle.com/shoplist/matsuzakayatakatsuki/
・10/29(日)10:00〜14:00 滋賀県守山市 びわこ地球市民の森
https://www.moridukuri.info/
・11/12(日) 兵庫県尼崎市 オレンジリボンフェスタ2023
※今後の試乗会スケジュールは下記に順次掲載予定です。
https://futago-jitensya.jp/news/10603/
■販売方法とサブスクリプションについて
当社初の電動アシスト車両の販売となり、慎重な品質管理を実施しながらの量産となりますので、当面の間、生産台数を絞っての<予約販売>とさせていただく予定です。
当社にて予約を受け付け、購入希望者さまへ購入権を付与させていただきます。
購入を希望される方は、事前にふたごじてんしゃアセスメントフォーム(https://ws.formzu.net/fgen/S59095763/)よりアセスメントを修了いただき、予約ページにて購入権を予約後、取扱店にてご注文いただく流れとなります。
また、定額サブスクリプションサービス「NORUDE」を運営しているサイクループ株式会社と連携し、月額利用の使用環境も整備予定です。
詳細は確定次第当社ホームページなどでお知らせいたします。
■ふたごじてんしゃアシストの特徴
・「自転車及び歩行者専用」標識のある道路を走行できる普通自転車です。
・低速走行で高い安定性を発揮します。
・スイング(カーブ時に車体が傾き通常の自転車の乗り心地に近づきます)で安定した乗り心地です。
・子どもが乗らなくなったら後ろ用バスケットの取り付けが可能です。
■ふたごじてんしゃアシスト<幼児2人同乗用三輪電動アシスト自転車>(ETWB-001)概要
仕様
サイズ/全長:約1,780mm(付属部品装着時)
全長(幼児2人同乗仕様):約1,880mm(付属部品+RBC-011DX-TW2×2台装着時)
全幅:約580mm
サドル高:約720-860mm
適用身長:139cm以上(乗車適用身長は、両足裏全体が地面に着地できる身長を指します)
タイヤ:前:18×1.75 HE 後:16×1.75 HE
重量/車両重量:約37kg(フロントバスケット+バッテリー)※ただし専用リヤキャリヤを除く
車両重量(幼児2人同乗仕様):約47kg(フロントバスケット+バッテリー+専用リヤキャリヤ+RBC-011DX-TW2×2台)
付属部品/フロントバスケット:FB-069K(内容量22)、専用リヤキャリヤ(指定のリヤチャイルドシート取付け時のみ使用)
変速機方式/内装3段変速
照明装置/バッテリー式前照灯
補助速度範囲/14km/h
1回の充電あたりでの走行距離/28km(JIS D9115:2018に基づき測定/アシストモード3)
バッテリー/種類:リチウムイオンバッテリー
電圧:24V
バッテリー容量:8.5Ah
充電時間:約4.5時間
カラー/えんとつ色、もみのき色、つばめ色
価格(税込)
メーカー希望小売価格
286,000円
※チャイルドシート
別売り
専用チャイルドシート/RBC-011DX-TW2
メーカー希望小売価格
1台:16,500円
■OGK CORPORATE SLOGAN
時代の変化とともに家族のカタチや時間の使い方が変化しても、人と人とのつながりや絆の価値は不変です。OGKが培ってきた創造力と実現力で、あらたな体験や感動を生み出し、世界の家族を幸せにすること、それが私たちOGKの使命です。