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プレスリリース

株式会社エーディエフ

物流2024年問題で広がる共同配送、課題となる“匂い問題”解決へ積込時間57%に削減と共同配送で活用される「ダンカーゴ」から新シリーズ 匂い移りを防止する物流ボックス兼保管庫「におわンテナー」正式発売

(DreamNews) 2023年09月13日(水)12時00分配信 DreamNews

アルミ製品の設計・製造・販売を行う株式会社エーディエフ(本社:大阪府大阪市西淀川区、代表取締役社長:島本敏)は、物流業界の2024年問題で注目される共同配送における課題の1つである「匂い移り」を解決すべく、匂いの強いものや匂い移りしやすいものに向けた物流ボックス「におわンテナー」を9月13日(水)より正式販売いたします。
さまざまなメーカーのものを積み込むことから重要視される積込時間を57%にまで削減し、トラック内での段積みを可能とするその積載効率から、共同物流においても既に採用されている当社の物流ボックス兼保管庫「ダンカーゴ」から生まれた新シリーズです。



匂いの強いもの・匂い移りしやすいものの共同配送、保管に適した物流ボックス兼保管庫「におわンテナー」

2024年問題への対策として取り組みが広がる共同物流、課題となる「匂い移り」
来年4月から、トラックドライバーの時間外労働に年960時間の上限が課されることで人手不足がより深刻化し、国内の物流の維持が懸念されている2024年問題ですが、9割以上のトラックが担う企業間輸送に与える影響も大きく、物流業界のみならずさまざまな業界にも波及するとされています。その流れを受け、メーカー・物流業界で取り組みが始まっているのが共同物流です。今年6月に政府の関係閣僚会議が策定した「物流革新に向けた政策パッケージ」においても、「共同輸配送や物流事業者間の協業などを促進する」との方針が明記されています。
互いに荷物を持ちより、特定エリアの配送業務を共同で行うことでトラックの積載効率などを高めることができる一方、課題もあり、その1つが「匂い移り」です。匂いの強いものや匂い移りしやすいものは、混載されるものの確認が必要になる他、共同配送ができないものもあります。具体的にはタイヤ、スパイス、キムチ、お米、お茶、コーヒー、お線香、被服などが挙げられます。



積込時間短縮・積載効率アップとダンカーゴの性能はそのままに、
共同配送の課題“匂い移り”も防止する新シリーズ「におわンテナー」
「におわンテナー」はその密閉度を高めることで、匂いの封じ込め・匂い移りを防止する物流ボックス兼保管庫です。当社の手掛ける「ダンカーゴ」は、積込時間の短縮や積載効率アップの観点から、既に共同配送においても採用されています。「におわンテナー」は、トラック内での段積みによる積載効率アップ、1人30秒から1分で組み立て可能な作業効率など、ダンカーゴの特徴はそのまま、特殊なパッキンを施すことで匂い移りを防止するために密閉性を高めました。匂いの強いもの・匂い移りしやすいものの保管・物流に適しており、共同配送の更なる効率化に寄与する狙いがあります。

2024年問題を前に売り上げを伸ばし今年度売上2億円を見込むダンカーゴ
簡単組立・軽量化・段積みを叶えた保管庫兼物流ボックス。静荷重4トンで内容物を破損させる恐れもなく段積みが可能で、トラック内の空間をフルに活用することで、積載量・輸送効率アップが可能になります。軽量化により、1人30秒〜1分で組立可能とし、作業者の負担を軽減、保管時は1/10サイズとコンパクトに収納できます。パレットに置くだけで簡単に組み立てられ、保管庫としても使用できるため、段積みで保管した状態でそのままリフトでトラックに積むことも可能です。物流2024年問題を前に売り上げを伸ばし、今年度の売上は2億円にも達する見込みで、発売から4年で3倍以上となります。

<ダンカーゴ導入事例>
・積込時間 導入前(2019年)70分/台 → 導入後(2021年)40分/台、57%にまで削減
・積載重量 導入前(2019年)9856キロ → 導入後(2021年)12453キロ 26%の増加

実験により、CIAQ値200超えから「病院レベル」の25にまで匂い削減を確認
「におわンテナー」は当初、食品原料の保管を目的に制作されました。様々な食品材料を扱う中、「カレーのスパイス」は匂いが強く、保管庫を分けても他の食品原料に匂い移りしてしまうため、同じ場所に保管できず、離れた場所に専用の別倉庫を借りて対処していましたが、作業の度に他の食品原料とは離れた倉庫から運んでくる必要がありました。
導入にあたって、実際にカレーのスパイスを用いて匂い移り防止の効果を確認するための実験を行いました。「におわンテナー」のボックス内にカレーのスパイスを保管、同じ室内に複数のボックスを配置し、中の数値を測定、「におわンテナー」から他のボックスにどれだけの匂い移りがあるかを確認しました。
カレースパイスをいれた「におわンテナー」内のCIAQ値はエラー表記となるほど高い数値でしたが、同じ室内で保管した他の通常仕様のボックス内の数値は9〜25と、「におわンテナー」による匂いの封じ込めの効果が確認できました。(隣室との間仕切りがシートシャッターのため隣室に近いほど、そちらの影響を受けて、匂い数値が高くなっていると思われます。)
におわンテナーは、通常のダンカーゴの気密性を高め、内容物の匂いを閉じ込める他、匂いが移りやすいものに使うことで他のボックスからの匂い移りを防ぐ効果があります。これにより、わざわざ離れた場所に専用の保管スペースを借りる必要もなく、他の原料と同じスペースに保管できるため、作業効率を高めることにも繋がりました。





【製品概要】
商品名:におわンテナー
パレットサイズ:1100x1100
外寸:1123x1123xH1014
内寸:1068x1068xH1000
パネル:プラスチックダンボール
フレーム:アルミニウム
静荷重:4t
価格:見積
におわンテナーの導入事例・・・ https://dancargo.jp/prevent-odour/
ダンカーゴシリーズについてくわしくはこちら・・・ https://dancargo.jp/

【株式会社エーディエフ 企業概要】
あったらいいなと創意工夫でチャレンジし、世の中にまだないものを具現化するアルミフレームメーカー。オーダーメイドに特化し、1台からものづくりに向き合う。物流用ボックス「ダンカーゴ」は、積載率向上により荷役作業とCO2削減を可能にし、2022年ロジスティクス大賞特別賞を受賞。そのほか、アルミの技術力を活かし、さまざまなシーンの問題解決に取り組み、商品を生み出している。

社名     株式会社エーディエフ
代表     島本 敏
所在地    大阪府大阪市西淀川区福町1-1-22
ホームページ https://adf-al.com/
TEL     06-6474-9995
設立     1999年2月
事業内容   アルミ製品の設計・製造・販売、アルミ押出し材の設計

プレスリリースに関する報道関係者お問い合わせ先
広報事務局 担当:川崎(090-2401-4914) 福土(080-6538-6292)
TEL:03-5411-0066   Fax:03-3401-7788  pr@netamoto.co.jp

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