プレスリリース
XDR(Extended Detection and Response)の未来を提供するサイバーセキュリティ企業であるTrellixは本日、北海道北部風力送電株式会社(本社:北海道稚内市、代表取締役社長:吉村知己)が、北海道北部地域における送電網整備実証事業および技術実証事業を対象に実施した、サイバーセキュリティ体制構築プロジェクトを成功裏に完了したことを発表しました。
北海道北部風力送電とTrellix Professional Servicesが協力体制を築き、人材・組織、手順・規制、技術・手法といった複雑で多岐にわたるサイバーセキュリティ要件を満たすために密接に連携しました。本プロジェクトは、2020年5月から3年間にわたり実施され、米国国立標準研究所(以下:NIST)が公開するサイバーセキュリティフレームワーク(以下:NIST CSF)に基づく、アセスメントからロードマップの策定・実行を推進するものでした。この包括的な取り組みを通じて、北海道北部風力送電はサイバーセキュリティ体制の強化と、送電網整備におけるセキュリティリスク軽減を実現しました。
今回のプロジェクトでは、Trellix Professional Servicesの高度な専門知識と広範な経験が高い評価を受ける要因となりました。北海道北部風力送電は、経済産業省への「風力発電のための送電網整備等の実証事業」報告書(https://www.hokubusouden.com/wp_hokubusouden/wp-content/uploads/2023/05/e0afcdd32672c69660ef253c56f9d230.pdf)の中でも、Trellixのサイバーセキュリティ専門家との協力を通じて、効果的なセキュリティ対策を講じることができたと言及しています。
この度の連携に関して北海道北部風力送電株式会社 代表取締役 吉村 知己氏は、次のように述べています。「2018年度(事前準備)から長期間にわたり、サイバーセキュリティの専門家であるTrellixと協同でNISTフレームワークの内容をもとに策定したロードマップにしたがい、サイバーセキュリティ体制の強化と送電網整備におけるセキュリティリスク軽減を適切に推進することができました。これは、これまで重要インフラ企業と連携してきた豊富な経験と、専門的な知識、長期にわたるプロジェクト推進体制を維持することが出来る体制を有しているTrellixによるものと感謝しております。」
Trellixは、本プロジェクトの成功を通じて、NIST CSFに基づくサイバーセキュリティ体制構築における信頼性と卓越性を示しています。今後も重要インフラ企業と連携し、持続的なサイバーセキュリティ対策と課題への解決策を提供し続けることをお約束いたします。
Trellixについて
Trellixは、サイバーセキュリティの未来を再定義するグローバル企業です。オープンかつネイティブなTrellixのXDR(Extended Detection and Response)プラットフォームは、現在最も高度な脅威に直面するお客様が業務の保護や回復に確信を持って対応するための支えとなります。Trellixのセキュリティ専門家は、広範なパートナーエコシステムとともに、データサイエンスと自動化によりテクノロジーイノベーションを加速させ、4万を超える企業や政府機関のお客様の力となっています。