プレスリリース
KIYOMASA PRO新拡張機能 『KIYOMASA デガード』リリース予定 ―河川流域や橋梁・道路など任意エリアの強雨・強風を検知可能−
2023年8月7日、株式会社ライフビジネスウェザー(本社:東京都中央区、社長:鈴木俊成)は、建設現場の天気リスク・労災リスク管理のため活用されている、気象リスク管理モバイル「KIYOMASA PRO」の機能拡張サービスの第二弾として、任意設定したエリア(ポリゴン)を監視領域として設定し、アラートを発報できる「KIYOMASA デガード」を、2023年8月21日(月)にリリース致します。
本サービスを活用することで、河川やダムなどの流域・集水域での強雨を監視したり、橋梁や道路といった施工範囲の強風を監視したりすることが可能になります。今までピンポイントの予測・アラート通知では捕捉できなかった面的な気象リスクの監視・アラート通知を実現し、技術提案での高度な安全対策や、現場の安全・工程管理にいっそうお役立て頂けます。
KIYOMASA デガード サービス紹介ページ
URL:https://kensetsu.lbw.jp/kiyomasapro/powerup/deguard/
1.KIYOMASA デガード 概要
現場ピンポイントの気象情報を提供している「KIYOMASA PRO」の情報をもとに、降水量や風速などの気象要素を、任意エリア(ポリゴン)で監視・アラート通知するサービスです。
KIYOMASA PROのPower-up拡張機能のプラグイン(有料)第二弾としてリリース致します。
1kmメッシュのピンポイント予測では、ゲリラ豪雨や落雷をもたらす積乱雲など、小さなスケールの現象が予測地点と予測地点の間をすり抜け、アラート通知されない場合がありました。今回リリースするデガード機能は、任意のエリアを監視エリアとして設定でき、現場周辺に急に雨雲が発生・発達した場合や、落雷や竜巻などの激しい突風の危険度が高まっている際などにも、あらかじめ登録した方にアラート通知することが可能です。
●提供開始日:2023年8月21日(月)〜
●使用方法: KIYOMASA PROのサイトURLに、サイト運用開始時にお送りする現場専用IDとパスワードでログイン下さい
●サービスホームページURL:https://kensetsu.lbw.jp/kiyomasapro/powerup/deguard/
●監視可能な気象要素
デガードでは、監視するエリアと気象要素を複数設定し、アラート通知することができます。
河川工事やダム工事では、現場上流の流域の雨量を、橋梁工事や道路工事では、施工範囲の強風の面的な監視が可能になり、より強固な現場の安全管理を実現します。技術提案でも、より高度な安全対策技術として大変有効です。
2.現場での活用シーン
(1)橋梁工事や道路工事の区間の降水・強風監視に
施工範囲をエリア登録し、強風を監視します。風が集まり強まりやすい地形の場合は、そのエリアを囲って気象リスクを補足することもできます。
(2)ダム工事の集水域の降雨監視に
集水域をエリア登録し、エリア内で基準を超える降水量が予測された場合にアラート通知します。気象リスクの接近を段階的に通知・把握することができ、例えば、第一監視エリア・第二監視エリアのように複数の管理領域を設け危険度レベル別に監視したり、同一エリアを複数の基準値を設定して監視したりすることも可能です。
(3)河川の流域内の降雨・雷・竜巻監視に
河川水位上昇につながる流域をエリア登録し、流域内の降水量を監視します。上流・中流・下流など複数の流域を監視することもできます。60分先までの予測でゲリラ豪雨など突発的に発生する強雨への対策のほか、最大36時間先までの予測データを利用することで工程管理にも有効です。さらに、現場周辺をエリア追加し、雷と竜巻危険度を監視要素に入れておくことで、機材への落雷や突風による転倒へ備えることもできます。
(4)下水道工事や水門管理での流域・地域の豪雨監視に
管の上流域や集水エリアを登録し、降水量を監視します。60分先の予測で豪雨アラートが届いた場合は、作業を中止して避難したり、36時間先の降水アラートが届いた際は、システムの制御を検討したり、作業可否の判断材料の一つとして活用頂けます。
◆技術提案・活用相談 受付中
機能説明や見積もり、技術提案・総合評価対策での活用相談も、受付しております。デモ画面やサンプルもご用意しておりますので、お気軽に下記営業担当までお問合せ下さい。