プレスリリース

TPCマーケティングリサーチ株式会社（本社＝大阪市西区、代表取締役社長＝松本竜馬）では、免疫力対策の実態と商品ニーズ調査を実施、その結果を発表した。

【調査結果】
◆今回、免疫力に対する意識と対策の実態を明らかにすべく、「普段の生活の中で意識的に免疫力対策を行っている20〜70代の男女1,236人」を対象にアンケート調査を実施した。なお、今回は2020年に続いて2回目の調査となる。

◆20〜70代の男女2万人を対象とした事前調査において、免疫力を気にしている人の割合は60.5%、そのうち対策を行っている人の割合は50.3%となり、2020年と比較するとそれぞれ4.8pt減、3.4pt減となった。今回はこの対策を行っている人の中から1,236人を抽出し、本調査を行っている。

◆調査の結果、免疫力対策を行うようになったきっかけは「疲れやすくなったため」「年をとったため」「体力が落ちてきたため」がトップ3となり、前回3位だった「新型コロナの予防のため」は4位にランクダウンした。

◆また、現在行っている免疫力対策は前回と同じく「食事の栄養バランスに気をつける」「十分な睡眠をとる」「適度な運動」が上位となったが、コロナきっかけで始めた人の多い「うがい・手洗い」「マスクの着用」「除菌・殺菌」は実施率が低下しており、コロナの影響が少しずつ薄れてきている様子が伺えた。

◆一方で、コロナによって免疫力に対する意識が変化している実態も確認できた。具体的には、コロナ以降、免疫力に対して“コロナの予防以外の健康効果”を意識する人が増えており、免疫力対策を行う目的が従来の「風邪」や「感染症」の予防だけでなく、「疲労」「睡眠」「生活習慣病」「アンチエイジング」「冷え」「花粉症」「美容」「ダイエット」と、多様化してきていることがわかった。

◆免疫力対策商品の摂取状況をみると、現在摂取している商品のトップ3は「明治プロビオヨーグルトR-1」「ヤクルト1000」「キリン iMUSE」となり、免疫力の向上に効果があると思う乳酸菌としても「R-1乳酸菌」「乳酸菌シロタ株」「プラズマ乳酸菌」が上位に挙がった。

◆免疫力対策としてサプリメントを摂取している人は全体の約3割で、ビタミンやミネラルなどの基礎的な栄養成分を摂取している人が多い。そのなかで、「鉄」は2020年の前回調査時から出現率が6.8ptアップしており、女性若年層を中心にサプリメントでの摂取率が高まっている。

◆今後の免疫力対策の意向は93.4%。現在対策を行っている人の多くが、「健康を維持する上で免疫力対策は欠かせない」と考えており、長期的な健康への取り組みとして免疫力対策が根付きつつある。

◆当調査では20〜70代男女の免疫力に対する意識・理解度、免疫力対策の実態、対策商品の摂取実態、今後の対策意向などを調査。さらに、性別、年齢層別に加えて、「健康志向タイプ」「高意識タイプ」「低意識タイプ」「不安タイプ」「ビジネスタイプ」の5つのクラスターでも分析している。

【調査要覧】
＜調査方法＞WEBによるアンケート調査
＜調査対象者＞普段の生活の中で意識的に免疫力対策を行っている20〜70代の男女1,236人

【調査実査日】
2023年6月6日





＜資料名＞
2023年 免疫力対策の実態と商品ニーズ（第2弾）
―“コロナの予防以外の健康効果”に対する意識がアップ！ニーズの多様化が進む免疫力対策市場―
URL：https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220230482
発刊日：2023年7月10日　　　頒価：462,000円（税込）

【会社概要】
会社名：TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立：1991年8月
所在地：大阪市西区新町2-4-2　なにわ筋SIAビル
事業内容：マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト：http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」：http://www.tpc-osaka.com/
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