プレスリリース
AthiniaTM、半導体製造装置の性能を共同でリアルタイム分析できるようにTokyo Electronを加えるパートナーシップを拡大
AthiniaTM プラットフォーム、高度なAIや機械学習フレームワークを含む無制限の分析機能を実現
マサチューセッツ州ケンブリッジ, 2023年7月12日 /PRNewswire/ -- 本日、AthiniaTMは、デジタルトランスフォーメーションを加速させて先端AIをさらに活用するために、業界全体における多対多のデータエコシステムが、世界中でより多くの組織から採用されていることを発表しました。 Tokyo Electron Limited(TEL;TYO:8035)は、最先端の半導体製造装置と技術サービスを提供する大手資本設備メーカーです。デジタルおよびクラウドトランスフォーメーションを加速させるための重要なソリューションとして、今後、AthiniaTMを導入します。
半導体の製造が急速に複雑になってきていることを考えると、企業は最も重要なパラメータに関して時間とリソースを集中させることを目標としています。 適切なパラメータを見つけて解釈することが重要です。 Athiniaのデータ分析プラットフォームは、半導体製造工場と製造装置間のリアルタイム情報に対して信頼できる唯一のソースを検出し、装置の動作状況をより深く理解して装置の性能を強化し、スループットを向上させて稼働時間を増やし、予知保全の最適化を可能にして、結果的にTELの顧客に対して、より大きな価値をもたらします。
AthiniaTMのCEOでMerckのChief Science and Technology OfficerであるLaura Matzは、次のように述べています。「機器メーカー、原材料サプライヤー、デバイスメーカーを1つのデータエコシステムにまとめることによって、半導体製造工場における運用状態の全体像を把握することが可能になり、難しい問題も解決でき、最終的には所有コストの改善を実現できます。 プラットフォームの利用者に、半導体製造装置の大手メーカーを追加することによって、データ分析機能が強化されることになり、業界全体に大きな価値が生まれます。」
高度なAIや機械学習フレームワークを含む分析機能への無制限アクセスを許可することによって、AthiniaTMプラットフォームは、半導体産業の関係者が、品質、性能、市場投入までの時間に基づいて、差別化できるようにします。 フィードバックはリアルタイムで提供されます。 Palantir搭載のプラットフォームによって、ユーザーは、異なるソースから得られたデータの構造化および分析をおこない、強力な洞察を生成し、運用上の意思決定を支援すると同時に、機密データが、該当するデータプライバシー規約、規制、標準に準拠して処理することが可能になります。
Tokyo Electron Ltd.のCorporate Innovation Division、Digital Design Centerのジェネラルマネージャー、Noritaka Yokomoriは、次のように述べています。 「Athiniaは、当社が、クラウドにソリューションを導入して、お客様に向けた、より迅速で包括的なサポートモデルの提供を可能にし、用途の種類を増やしながら、デジタルトランスフォーメーションの取り組みを加速させて業界に付加価値をもたらす一助となっています。 当社は、Athiniaと連携することによって、顧客が機器メーカーに求めることができる内容のレベルを積極的に上げていけることが嬉しいです。」
Athinia Technologies LLCについて
先駆者のためのデータ。 AthiniaTMは、メーカーと原材料・機器サプライヤーを結び付けて、データを共有、集約、分析し、データの所有権を取得せずに、品質、サプライチェーン、サステナビリティを向上させながら、効率と市場投入までの時間を割り出すデータ分析プラットフォームを提供しています。
AthiniaTMは、ドイツのダルムシュタットに本社を構えるMerck KGaA(DAX:MKGAF)とPalantir Technologies Inc.(NYSE:PLTR)の共同運営です。 AthiniaTMの本社は、アメリカ、マサチューセッツ州ケンブリッジにあります。 Athiniaは、ドイツ、ダルムシュタットに本社を構えるMerck KGaAのエレクトロニクス事業から、独立して運営されています。 詳細については、www.athinia.comをご覧ください。またLinkedInおよび Twitterでフォローしてください。
Merckについて
Merckは、科学技術の先進的企業として、ライフサイエンス、ヘルスケア、エレクトロニクスの分野で事業を展開しています。当社で働く6万4,000人以上の従業員は、より喜びに満ちたサステナブルな暮らしを可能にしていくことで、日々、何百万人もの暮らしに、プラス効果をもたらすことに取り組んでいます。当社は、医薬品の開発・製造を加速させる製品やサービスの提供から、最も困難な病気を治療する独自の治療法の発見、デバイスインテリジェンスの実現まで、あらゆるところでその存在感を示しています。2022年、Merckは66カ国で222億ユーロの売上を達成しました。
科学の探求と責任感に満ち溢れる起業家精神は、Merckにおける技術面および科学面で進歩する鍵となっています。 これこそが、1668年の創業以来、Merckが繁栄するためにとってきた態度です。 今日に至るまで、創業者一族が上場企業の大株主であることに変わりはありません。 Merckが、Merckの名称とブランドに対する世界的な所有権を保有しています。 唯一の例外は米国とカナダで、Merckの事業部門は、ライフサイエンスのMilliporeSigma、ヘルスケアのEMD Serono、エレクトロニクスのEMD Electronicsとして活動しています。
Palantir Technologies Inc.について
明日を見据えた基盤ソフトウェア。 今日、お届けします。 詳細については、https://www.palantir.comをご覧ください。
Tokyo Electron Limitedについて
Tokyo Electron(TEL)は、革新的な半導体製造装置の先駆的グローバル企業として、幅広い製品分野で開発・製造・販売を行っています。 TELは、米国、欧州、アジアのグローバルネットワークを通じて、お客様に優れた製品と技術サービスを提供しています。 TELは、絶えず技術革新をおこない、半導体の技術革新に貢献していきます。 詳細については、https://www.tel.com/ をご覧ください。
詳しくは、annika.zille@athinia.com にお問い合わせください
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